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のらねこ農民放浪記

ゆらゆら、ふらふら…毎日をほろ酔い気分に過ごすナチュラルでスローな生活を夢見る野良猫ファーマーの日常エッセイです。大好きなワインのことから緑に包まれたトスカーナの山村、第二の故郷、シチリア島…などなどランダムに更新。

さてさて、日曜の夜、オペラ劇場に足を運んだ私とアリさんとアリさんのお父様スロ画伯。
本日演目はアルバニアのクラッシックバレエ、「ハリリとハイーリア」。

アルバニア産だけに超無名チョキ…スロ画伯いわく「アルバニア版ロミオとジュリエット。でも、最後はハッピーエンド」といことらしいのですが…



夜のスカンデルベイ広場は地味だけどなんとなく共産時代の趣があってよいですなあ…

それに1人3ユーロという破格値でオペラ鑑賞できて、夜7時開演というのも良い!
イタリアだったら午後9時頃開演だし、最低の席でも15ユーロ以上になるからなあ~。

劇場内は当然ながら写真禁止ですが…



だ~れも写真撮影をとがめないから大丈夫だよ~ というアリさんの言葉でパシャリと一枚。

オペラ劇場というより映画館とかコンサートホールみたいな感じの内部です。

そして、いよいよ開演!



…共産時代の名残なのか…あまりにも団体演技が多く「主役」を見い出すのが凄く大変なんです…

状況としては、オスマントルコのアルバニア侵略で、アルバニアの民達がそれに対抗するような感じかな。
で、アルバニアのレジスタンスの中にいる若者がハリリとハイーリアかも…

えっと、ハリリが男、ハイーリアは女性なんだよね.…と、
やっとプリマドンナ「ハイーリア」が判明できたのは中盤に入ったころです。

ええっと、じゃハリリはどれだろう…

アルバニアの文化人として知られるスロ画伯に聞いても1幕、2幕でハリリなる人物が違うし…(スロ画伯自身もわかってないんだなあ…)

…探しているうちにバレエは終了しました…しかも、ぜんぜんハッピーエンドじゃなかったし!

「どこがハッピーエンドなんだ!?」とスロ画伯に抗議するアリさんに

「ハイーリアは報復して夫を殺し、分裂しかけていたアルバニア軍をまとめ強力なレジスタンスを誕生させた」 とはスロ画伯のお言葉…目

…ハッピーエンドってそういう意味だったのか…ガチガチ共産主義の陰影を今でも引きずるスロ画伯の見解だったのね。

で、ハリリは誰???

ネット検索しても、超マイナーなこのバレエ、あんまり情報がなく、今も謎のままです。

だれか、教えてくれ~




1月、2月は仕事、新居改装と引越し、事務処理のためカイロからミラノへ舞い戻り、そしてわずか数日後にはアルバニア上陸となりました。あ~、なんでこんなに忙しいのだろう?…ビンボー暇なし とは私達夫婦のためにある言葉のようです。

それでも、アリさんの故郷アルバニア、特に彼の生まれ育ったティラナ中心部は、なんとなく’「古きよき時代」のパレルモと似通っているような感じかして私は結構気に入っているのです。音譜

バタバタし続けたイタリアを離れ、なんとなくほっこり~ラブラブ
到着日は日曜だったので官庁なども全てクローズ。のんびりとプチ・バカンスが楽しめました。



ティラナ中心にあるスケンデルベイ広場。名前の由来は中央に設置された騎馬像の人物。
オスマントルコの侵略に反旗を翻したアルバニアの英雄です。

日曜の午前中、お天気はイマイチだけど多くの人がお散歩を楽しんでいます。


ちょっと歩くと、ティラナの人口湖付近にでます。遊歩道になってて、ここもお散歩スポット。
アリさんのお父さんスロ画伯も誘って私達もお散歩タイム。


人口湖を臨むレストランでランチ。


ティラナ最初のランチはやっぱり定番「ティラナ風フォルゲス」とビールで!
鉄鍋でグツグツと煮込んだアツアツのお肉と塩からい地元チーズのコンビがなんともいえません~。


日曜の夜はオペラを上演しているということで、早速私たちもオペラ劇場へ。
ちょっとファシスト様式的なこの建物は共産時代からのもの。
アリさんも幼少時代、よくスロ画伯に連れられてここでオペラ鑑賞をさせられたそうです。

数十年ぶりに息子と一緒にオペラ鑑賞するスロ画伯は(彼いわく)古きよき共産時代の昔話に華をさかせておりました。

つづく
12月中盤から1月の始めくらいまでをパレルモとミラノで過ごした後、再びやってきましたカイロ。

先日の金曜日は、久々に上階の友人ザガリヤさん一家からランチにご招待されました。
シチリアのガイド試験を無事合格した私のための合格パーティーもかねてるとのことで、ありがたいことです。

メニューはシーフード!この日のためにわざわざスエズ方面まで(仕事も兼ねて)足を運んでお魚を調達したそうです。ヽ(゚◇゚ )ノ



午後3時45分に訪問しましたがまだ食卓は準備中。 エジプトの昼食時間ってちょっと遅いのタヒーナ、ババガニュッシュなどのソース類と一緒にイカのフライ、カニなどゴージャスです。


ザカリアさんの奥様特性のお魚グリル。レモンやオリーブの漬物、ガーリック、タマネギなどどれも独特の野菜や柑橘をのせてホイルでグリルします。

デリケートな味の白身魚がスパイシー系に大変身です。



お食事の準備が出来上がったころは、テーブルに溢れるほどのおご馳走となりました。
ここではプリモ、セコンドがないので、エビのパスタも一緒にテーブルに並びます。

そして、パスタ以外は全て手で食べました。手の感触ですぐに骨のありどころがわかるので、フォークやナイフで食べるよりはとっても効率的に感じましたよ~。

それにしてもエジプトの人達の食べる速度はすごく速い!
ノンビリしたイタリア風日曜ランチに慣れてしまっている私達にとっては、まるで戦争のようでした