バロックの町、カターニャにて | のらねこ農民放浪記

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ゆらゆら、ふらふら…毎日をほろ酔い気分に過ごすナチュラルでスローな生活を夢見る野良猫ファーマーの日常エッセイです。大好きなワインのことから緑に包まれたトスカーナの山村、第二の故郷、シチリア島…などなどランダムに更新。

2本目のお仕事をカターニャ空港で終了した後、本日は1日オフ。カターニャで1人のんびりしてみました。

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メインストリートのエトネア通りはバロックのお屋敷がいっぱい。交通規制がされてるので、歩きやすいです。

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お昼時、この時期よくいくお気に入りのスポットはみんなバカンスでクローズ。オープンしているお店のほとんどが、観光客や一見さんめあての場所。なんとなく並んだワインとその雰囲気にかられて、つい足を入れたエノテカ兼レストランですが…

やっぱりアウト!ガーン…グラスワインは完全にいっちゃってるお酢系ワイン、注文したカジキマグロも古くて臭い、さらにサラダは洗浄されていないような…ほとんど何も手をつけず20ユーロを支払い店を出たのでした。


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レストランを出たその足で、数件先のバールに入りアランチーナをお持ち帰り。
カターニャのアランチーナ(ライスコロッケ)は先が尖って、タマネギ型をしているのがスタンダード。
これは2ユーロでしたが、超ウマラブラブでした。

20ユーロと2ユーロ…20ユーロでは地獄の思いをして、2ユーロでは天国へ昇る気分。
やっぱり、価格と質のバランスは大切なんだな~ と思った瞬間でした。

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夕刻、またまたお散歩。カターニャは「キオスク文化」があり、お散歩中に多くの人がこういったスタンド(キオスク)で喉を潤します。


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そして夜。カターニャが一番美しく、輝く時間です。スペイン支配の時代におおきな拠点があったせいか、カターニャには「モビーダ(飲み屋なんかでの夜更かし)」が昔からあります。これ、パレルモにはないことなんですよね。

1人歩きの私はさびしいもんですが、それでもライトアップされたバロックの町並みは幻想的でした。