カイロの「パッパロッティー」! | のらねこ農民放浪記

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ゆらゆら、ふらふら…毎日をほろ酔い気分に過ごすナチュラルでスローな生活を夢見る野良猫ファーマーの日常エッセイです。大好きなワインのことから緑に包まれたトスカーナの山村、第二の故郷、シチリア島…などなどランダムに更新。


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きゃわゆいでしょ?この人形。カイロのシティスター内にある喫茶店のマスコット。
喫茶店の名前は「パッパ・ロティー」…あれ?何かと似てない…?

そうそう、パバロッティー!! (すでに亡くなられましたが)イタリアを代表するテノール歌手の名前のパロディーみたいじゃあ~りませんか(真相不明だが)

へへへ~、おもしろいなあ~音譜と親近感を抱いていたのですが、ウチの近くにも「パパロッティー」発見しました!



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白いボウシのこの方です。ウチの区域のサボテンの実売り さんなのですが、
毎日夕刻になると「ほぅお~れぇぇいいい~音譜(と、私には聞こえる…)」と、それはまあ、スンバラシイ美声で客引きをするのです。

近所中に響く力強いテノール、マイクなしなのに相当遠くでも聞こえてきます。

この美声が気になって「何を売ってるのかな」と、わざわざ着替えてアパートの外へでてみたところ、このサボテン・パパロッティーを発見。


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掛け声を聞きつけ、近所の子供たちがゾクゾクとサボテンの実を買いに来てます。美声に惹かれてやってきた大人は私だけでした(*^.^*)


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美声以上に驚いたのは、このパパロッティー、サボテンを素手で剥いてること!

シチリアにいた頃、スーパーでサボテンの実を素手で触り、小さなトゲがチクチクとイッパイ手に刺さってエライ思いしたことがある私としては、これもう神業目

いや~、お声といい、サボテンの剥き方といい、全てがプロフェッショナルなサボテン・パパロッティーでした。