こんにちは、BLAST塾長、吉田憲司です。
不勉強なことって、あるものです。
中1のクラスで、授業が始まってすぐに、ある塾生が「塾長、今日は国際宇宙ステーションが見えるらしいですよ。ニュースでやっていました…」と言ってきます。
夕食時にはテレビを見ない、というか、そもそもBLASTではテレビは見れないので、このニュースも知りませんでした。
そこで、早速、検索をかけてみると、8/1(月)〜5(金)にかけて、日本周辺で「国際宇宙ステーション ISS きぼう」を見られると分かりました。
この5日間の中で、きれいに日本列島を横断するのは、8/1(月)の1日ということも…
〝どうしようかなぁ〟と思いつつ、千幸さんにも声をかけてみると、悪くない返事。
そこで、塾生たちには、「では、その時間、8時過ぎには、外に出て観測しようか」ということに。
「KIBO宇宙放送局 https://lookup.kibo.space/observation/himeji/ 」というサイトで調べると、次のような情報が載っていたので、見ることのできる時間がわかりました。
時刻 /仰角/方位角/ISSとの距離
見え始め/20:12:30/11°/323°北西/1420km
最大仰角
(最接近)/20:15:30/50°/33°北北東/532km
見え終わり/20:17:00/28°/102°東南東/802km
(もとは分かりやすい表だったのですが、新たに打ち直してみました)
つまり、20:12の数分前に、空全体を見渡せる、裏の駐車場に行けばいいということです。
昔から、こういったハプニング的なイベントというのは、よくやってきました。
塾生たちに、靴を履いてもらい、裏の駐車場(JAさんにお借りしています)に向かいます。
最初、目が暗さに慣れるまでに数分はかかるのですが、いちばんに見つけたのは、千幸さんでした。
iPhoneを使って、手持ちで録画したものをYouTubeチャンネルにアップしました。
千幸さんの解説が聞こえますし、塾長も「最大仰角」が意外に高い角度なので驚いてもいます。
塾生たちも離れたところで、好き勝手に話しているようですね。
「これは見ておいた方がいい、体験しておいた方がいい」と感じた時には、(授業を中断してまで)実行に移す(こともある)というのがBLASTの特長かもしれません。
こういった体験は、何かのきっかけがないとできないことも多いものです。
昔、カリン先生が幼少時に好んで読んだ英語絵本に「マジック・スクール・バス(The Magic School Bus)」のシリーズがあります。
気分としては、その中の〝フリズル先生(Ms. Frizzle)〟の感覚に近いと言えるかもしれません。
子どもたちの興味・関心を広げるために、さまざまな場所に出かけていく感じでしょうか。
YouTubeでも動画で見られるようですが、絵本を貼り付けておきます。
話を「きぼう」に戻しますが、実は、本日の夜にも見られる地域があるようです。
BLAST近辺にお済みの方には、お天気が許せば、絶好の機会と言えるかもしれません。
(画像は https://lookup.kibo.space からの拝借です)
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