こうしてブログを書いているうちに段々と職場分析が進んで、大半の社員そのものが如何に保守的・自分本位・無責任を貫いていて、会社として重要な顧客のことなどは頭の片隅にも無いというのが判ってきたと思います。
口先ばかり達者な営業マンや役員に踊らされている顧客か、あるいは、いい加減な体質を逆手に取って私的を含めた色々な要求をしてくる顧客ばかりが残り、真面目に契約や対応の質を見ている顧客が一旦は契約したものの機会を見て契約解除をするケースがあったと思います。
私が50歳代の時、事業部長からパワハラを受けて担当していた顧客を全て外された後、新任の営業部長は酒を飲ませれば顧客はどうにでも出来ると、平凡で下世話な発想しか出来なかった結果として、顧客との信頼関係も作れずに顧客から不信任を突き付けられた如く、厳しい契約見直しを迫られたり契約解除をされたりする報告を事業部長にしていました。そういう悪い報告を新任営業部長がひそひそと事業部長席前でする度に、事業部長は苦虫を噛んだような顔で私の座る席の方を見ていたのが思い出されます。
私が会社の業績を上げようとして社内で孤立無援でも黙々と新規の顧客獲得の努力していたのは、自身の性格によるところが大きいと思いますが、顧客から受託した業務の達成感というものがあって、それによって社内での評価が上げようとかは考えてもいませんでした。ここに、大半の保守的・自分本位・無責任を貫いている社員との意識差があったと思います。
私が国内でも名の知れた顧客と契約を結ぶと、役員が褒めるどころかケチをつけたりしていたのはその表れでした。そういう役員の発言をうけて、私の受託業務を支援する筈のシステムエンジニアの責任者が役員を忖度して、私の仕事の足を引っ張ることを始めたのでした。社内のシステムエンジニアが非協力的態度を赤裸々に示すので、私は顧客と相談して顧客情報システム部の外注システムエンジニアの協力を得て顧客からの仕事をこなすようにしたので、顧客の担当者だけでなく関係する外注のシステムエンジニアと益々懇意になっていくばかりで、社内のシステムエンジニアとは縁を切ってほっとしたのもつかの間、今度は別の古狸のような技術者が契約にいちゃもんをつけてきたということもあり、嫌というほどに会社の内向きで自分本位で顧客の事情を一切考えないという体質を身に染みて感じた時がありました。
この顧客無視の体質は後年、私が退職まで担当した役所体質の顧客の基幹システム再構築プロジェクトで、受託した事業部のシステムエンジニアが5機能提案のところ4機能しか出来ませんと説明した挙句に費用は変わらないと説明していましたが、常識では一つ機能が減れば20%は費用が減少するという、小学生でも出来る算数が出来ないと思いました。顧客の無知を利用して費用は変わらずと無理やり契約してプログラムを納品後に、顧客の一役員が矛盾に気づいて、騙された発言があったにも関わらず、何の対応をしなかったのは顧客無視という体質が脈々と引き継がれてきた結果、当然といえば当然として起きた事件だと感じさせられました。