書けば書くほどに色々な記憶がよみがえりますが、ある時突然転職者が間接部門のライン部長になるという、抜擢されたのか強制なのか不明でしたが異動というイベントがありました。当の本人が社内の事情をどれ程知っているのかは不明でしたが極めて不明朗な人事異動だと思い、裏には親会社の役員の個人的な情実とか人事部長の忖度とか色々な事が想定されると思いましたし、日本の伝統的な会社ではまずありえない人事異動だと思いました。
通常は、入社が突然であるとしても転職者なので一旦は社内で勉強したり社員とのコンユケーションを取ったりして社内にある程度認知された後に異動があると言うが普通だと思います。そういう前提を無視して突然に部外者がライン部長に据えられたので、逆に言うとこの会社の裏には色々の情実が隠されているというのが露見したとも思えるし、社員感情を無視するような無感情の異動をする会社でもあるというのが垣間見えたという事でもあると思っていました。役員が情報処理というものや業界知識が貧弱にとどまらず、普通の常識もかなり落ちるものであるというのも感じさせる出来事で、間接部門の仕事なのでどこの会社でも同じだろうと考えた猿知恵程度の発想しかないとも思えました。私が役所体質の顧客の基幹システム更改プロジェクトで散々に出来が悪いというのを指摘して改善を求めていたら、プロジェクトの途中ながら嘱託を継続しませんと営業部長や事業部長の保身から言われたのを思いだすと、合点がいくような感じのする出来事であったと思います。
私は稟議書の承認押印の為に何度もこの突然に表れたライン部長に稟議書を説明したことがありましたが、ライン部長からは特に質問も無くスタンプを押して終わりで、本当に私が言っている意味を理解しているかどうかが甚だ不明瞭なままでした。この会社がどういう会社なのか分かっていないというのは普通に想像できますが、分かっていないのに堂々と承認印を押していたのは、会社の稟議書が最早役所と同じ無意味な多くの押印で責任の所在が不明であり、形ばかりを重視する体質であることの裏返しでもあるのかなと思っていました。そういう事実は、私が担当していた役所体質の顧客の基幹システム更改プロジェクトは契約書の契約期間が終わるとさっさとプロジェクトを終了していましたが、私の見た限りではプロジェクトは完了しておらず、やり残した仕事が多数あると思いました、多分今頃でも色々な障害が発生してと思いますが、それは仕事を完了しないで終了した証でもあると思っています、かように実例で企業間の契約行為でも文字面だけを見て仕事を終わってしまうという企業倫理にも反するような事をしていても全く感知しなという風土があるというのを感じていました。
社員にはキャリア制度と言って会社になじめない人は1年間の猶予を持って転職先を探すことができるという変な制度がありました。会社に嫌気がさして辞めたければ辞めて下さいと言う、体裁は社員の希望を重視しているように見えますが、逆に言うと社員の育成を誤ったのを忘れた人事部の逃げの制度でもあると思いました。時々、30歳前後の社員が能力に欠けるので会社を辞めて下さいと上司から言われていますという話を聞いたことがありますが、これも人事部が面接して採用した人物なにの、人事部自らの責任があるのを知らん顔をする社風としてあるとしても、やり方が下手糞すぎる田舎芝居同様の指導だなと感じ、管理力の能力不足が全社に染みついていると感じた事がありました。
間接部門の堕落した体たらくの背景があるので、会社の業績も一向にパッとせずにだらだらと横ばい続きという一因となっているのだろうというのが理解できるとも思いました。