7月18日の日経新聞に2008年の金融政策決定事項の議事録を公開したという記事がありました。10年以上も以前の記事録を公開するのは内容について追及を逃れるために役人が考え付いた国民を馬鹿にした結果でもあると思います。内容は新聞をご覧いただくとして私は何故気になったのかと言うと、日銀銀福井総裁と白川総裁が金利政策について何も手を付けず現状維持とした事にしたのは、私が転職後に勤務した会社でも同様の管理職や役員の決定がされたという記憶があったからでした。
日銀の福井総裁・白川総裁はリーマンショックでの日本経済の落ち込みを仕掛けた罪をおかしたと考えられますが、本人たちは定年まで日銀に勤務して大枚の退職金を手にして幸福な役人人生を終えたと思っていると想像をしています。新聞の紙面上の顔写真を見ても二人とも誠に真面目で誠実そうな風に見えるのも、私が勤務していた会社の管理職や役員の風貌と似るものがありました。人がよさそうだけというだけではビジネスは成立しませんが、日銀の総裁は何もしないで部下に全てを任せて事態を放任していたという実態だっただろうと想像すると同時に、けん制する役目の議員も秘書を含めて能力不足があったのだろうと思います。リーマンショック後、私も一時自分の顧客が苦境に陥り値引きとか案件変更とか一人で顧客からの要望を聞いては、社内での承認を取り付けるということをしたのですが、私が60歳に近いという事もあったのか管理職や役員からの利益減少についても指弾されることも無く承認を得たという苦労がありました。
日銀の体質と国会議員のふがいなさが現在の日本経済不振を作りだし、昨日はカジノ方が参院委員会を通過しましたが、これは庶民から金を安易に吸い上げられると考えた財源確保だと思います。タバコや酒税と同じ発想からきたものと想像しています、景気回復による財源が増えない中で役人が思いついた悪知恵だとも想像をしています。カジノ破産で事件発生、マスコミを賑わせる日も近いということだろうと思っています。
私が転職後に勤務していた会社の職場でも、事件があっても何しないのが良策と平然と公言を憚らない管理者もいましたが、私が転職する以前は赤字事業部で職場環境は悪かったのですが、何か事件があれば出来ることは限られるにせよ何とかしようと努力する気概とか気骨はありました。
転職後の会社では転職前と同じく役所体質でしたが、社員のモチベーションが低く事件があっても腰が引き気味の対応しかできない社風と感じていました。臭いものに蓋という社風でもあったと言えます。こういう体質なので、管理職や役員は情報処理の素人という環境に加えてチャレンジとか革新とかいう考えはないので、新入社員で入社した3年目くらいの社員で出来の良さそうなシステムエンジニアが転職をしていく素地になっていたと思います。会社も業界でもパッとしない位置づけで親会社の名前で売っているだけなので、石原慎太郎自身(子会社)は全く自覚していないと思いますが、石原裕次郎(親会社)の名前を借りて売れただけの事と同じようなものだろうと思っていました。
会社も子会社となって独立したので運転資金も自己調達という理屈で上場をしたものの、社員に自社株購入を勧めたので私も限度目いっぱいの自社株を購入しましたが、結局退職時に清算してみると百万円ほどの損失になっていました。役員が経営努力して業績拡大を図り株価を上げるという努力がないのを見抜けなかった社員である自身の判断が誤っていたという事もありました。これも役員は何もしないのが良策というので、最初に書いた日銀の総裁と同じ行動をしていて、社員に迷惑をかけても知らん顔して退職金だけは規定通りに受け取っていたという二重写しの構図という風に見えました。