3月の派遣社員の最終日を迎えるにあたり、その一か月程以前に引続き働けるものならと思い派遣会社に照会をしたところ某印刷会社の仕事があるとの事で面談をしましたが、一緒に仕事をする社員の人が若い人という事もあり断られました。私も一応は自分の目標とする70歳までは紆余曲折はありながらも働き通せたという達成感があり、以後自らは職探しをするという事は辞めることにしました。望まれれば働いてもいいという事にしました。
最終日3月31日、パソコンも出社時点で全てのデータ消去も終了しており、派遣社員の管理者からは早々に帰宅してもいいですと言われたものの、朝8時に出社して9時に退社するというのも変だなと思って、少し暇つぶしをして10時になってから退社をしました。
帰宅時に買い物をしようと思い、勤務先の近くにある銀行支払機のある場所に行ってカードを入れてもうまく作動せず、31日というので利用者の行列ができている状態だったので、もたもた出来ないので出金を諦めて、歩いて10分ほどの場所にある支店の窓口に行ってカードで出金が出来ないという説明をしました。
銀行窓口で対応した女性から「ちゃんと読み取れますよ、たまたま機械の具合が悪かっただけではないでしょうか」という説明を受けたので、その支店の支払機では問題なく出金をすることができて一安心しました。サラリーマンとしての最終日にこういうトラブルがあったので、いよいよ銀行カードも私同様に定年になり作り直しをしなくてはならないのかと思えて、銀行の支店に向かう道筋では気落ちしてしまいました。私の銀行カードは私が30歳代に勤務先の近くにあった銀行で作ったもので、今どきの銀行の窓口で見せると皆一様に「このカードは見たことがない」と言われるのが慣例となるほどの骨董カードですが、今でも現役で利用しています。
サラリーマンを辞するにあたり、最初にしたいと思ったのでは、働いた時に使用していた背広やカバンや定期入れを捨てるという事でした。毎日利用していた定期入れは汗が染みて黒色が鼠色に変色していたこともあり、31日の帰宅する帰り道にデパートで新しい定期入れを購入して、直ぐに中身を新しい定期入れに入れ替えてから地下鉄の改札を利用しました。
自宅に帰ってから、仕事で利用していた、くたびれた鞄、変色した定期入れ、古びた背広、かかとのちびた靴を纏めてビニール袋にどっさり詰めてゴミとして出しました。ゴミ捨て場に燃えるゴミとして置くという作業を終えると、サラリーマンとしての全てもしがらみから解放されたように思われて晴れ晴れした気分になりました。
 
4月1日からは手探りで今後なにをするかというのを考えましたが、サラリーマンとして働いていた時には精神的な余裕がなくて室内の整理が出来ていない事に気づき、不要なものを粗大ごみとして捨てる事から始めました。
更に、サラリーマンの時にはやりたいと思いながらも出来なかったのは、興味のある分野の勉強という事を思いついて、日本の歴史とか文学とか哲学とかいうものを学びたいと思い調べて見ました。大学の公開講座には私の興味を満足させてくれるものはなく、カルチャーセンターの講座を受講することを思いつきました。
このカルチャーセンターは4・5年以前にピアノとかヴァイオリンの演奏を私好みの演奏家が聴かせてくれるという講座があり、私は何度も通ったことがあったので思いつた場所でした。沢山の講座の中から、日本の中世史、哲学、古典の読解という3つのコースを試しに受講してみました。その感想は次回にしたいと思います。
もう一つの悩みは派遣社員として働いていた最後の数年は、基本的に一日中座って過ごしていたこともあり、体重が数キロ増えたので減量をしたいと思いました。これも何処のジムへ行けばいいのやらと思ってインターネットで調べて見ると、自分の住んでいる区に体育館があって筋トレの器具が揃っているというのが分かったので、地下鉄を利用するのが難ですが利用料が安価なので利用を始めました。朝7時30分開場なので、毎日朝7時前には自宅を出て、体育館で約1時半筋トレをして汗を流すという生活スタイルに変わりました。
カルチャーセンターで講座がある時は、この体育館からそのまま地下鉄で移動するのですが、1時間半の筋トレで疲れがあるのですが、緊張感からかカルチャーセンターの講座では眠くなったりしないのが不思議です。普通は、筋トレが終わってからは疲労で眠たくなり寝る時間があるからです。
更に定年後の食生活も改善したいという思いから、毎月料理教室にも通うようになり、サラリーマンを辞めてから年間スケジュール表を作りましたが、結構忙しいものだと思うこの頃です。