食品販売会社のデータセンター受注御礼には偏屈な事業部長も自分のPRをしたいと思ったらしく、社長を引っ張り出しました。以前、同じ事業所で勤務したこともあったようなので直ぐにそういう発想をしたようです。
この社長は非常に真面目な人で、私は会社にはこういうまともな人がいるんだという印象を持ちましたが、何回かお客様を訪問するタクシーの中で「XXさん、東北なんて転勤すると嫌だろう」と話しかけられました。どういう事かと思っていたら、社長職は短かくてあっと言う間に地方の子会社に移動になることを指して発言したものだと後ほどに知ることになりました。
この事業部には常務という人が同じフロアに来たのですが、業者からの接待を堂々と受けて長いこと常務を務めて、その後も子会社でなにもしないのに給料をもらっていたという人がいましたが、天と地ほどの違いだと思いました。善人ほど長くはつとまらない会社なのかも知れないとは、私の経験からはそう言えると思いました。
善人の社長が交代した後に、今度は食品販売会社の常務が子会社に異動するという話を聞いたので、或る時「どちらへ異動されるのですか」と単刀直入に質問すると「今度、新しい事業を始めるので、そこの社長へ赴任することになりました」という答えが返ってきました。ハンバーガー屋のパンを焼く事業というので時流に乗っているなという感想と共に伸びる会社は目の付け所が違うなという感想を持ちました。
データセンターを決済してくれた食品販売会社の情報システム部長は年配だったので、暫くすると定年で会社を辞しました。その後の情報システム部長は、後に常務から社長を経て、社長退任後は政府の委員をしているという話を聞きました。
その部長は、格段に真面目でその風貌はガリ勉タイプに見えました。出入りの業者からゴルフ接待があるというので、後に部長になる当時の副部長がご指導に及びましたが、どうもうまくいかなかったようでした。
私が一番驚いたのは「毎日通勤途上に本を1冊読みます」と聞いた時でした、どれほどの蔵書があるのかと想像がつきませんでした。しかし速読家であらゆるジャンルの本を読むのが趣味だったようです。某新聞のコラムで古地図を調べるという表題で紹介されたこともありました。仕事の話よりも本の話をしたほうが面白そうなので、顔を見ると「今日はどんな本を」と聞くことが習慣になってしまいました。丁度私も若い頃の営業事始めの苦労談を茶化した本を自費出版したので贈呈しましたが、感想はとうとう聞けませんでした。
この部長が役員に昇格すると、副部長が部長に昇格しました。色が黒くて如何にもゴルフ焼けですといわんばかりでしたが、それを隠すこともなく「ゴルフは面白いよ」と言ってました。
頭の悪そうな顔をして学歴ばかり気にする事業部長から、私がこの顧客の担当を外された後も、度々通勤電車でこの部長と出会うので「お元気ですか」とか「今に何にこっていますか」等という会話をして近況を確認していました。これが縁というものかと思いましたが、この部長が定年で退社するときもわざわざ訪問して御礼を述べたので、そういう意味では心残りなくお別れが出来たたと思いました。
この社長は非常に真面目な人で、私は会社にはこういうまともな人がいるんだという印象を持ちましたが、何回かお客様を訪問するタクシーの中で「XXさん、東北なんて転勤すると嫌だろう」と話しかけられました。どういう事かと思っていたら、社長職は短かくてあっと言う間に地方の子会社に移動になることを指して発言したものだと後ほどに知ることになりました。
この事業部には常務という人が同じフロアに来たのですが、業者からの接待を堂々と受けて長いこと常務を務めて、その後も子会社でなにもしないのに給料をもらっていたという人がいましたが、天と地ほどの違いだと思いました。善人ほど長くはつとまらない会社なのかも知れないとは、私の経験からはそう言えると思いました。
善人の社長が交代した後に、今度は食品販売会社の常務が子会社に異動するという話を聞いたので、或る時「どちらへ異動されるのですか」と単刀直入に質問すると「今度、新しい事業を始めるので、そこの社長へ赴任することになりました」という答えが返ってきました。ハンバーガー屋のパンを焼く事業というので時流に乗っているなという感想と共に伸びる会社は目の付け所が違うなという感想を持ちました。
データセンターを決済してくれた食品販売会社の情報システム部長は年配だったので、暫くすると定年で会社を辞しました。その後の情報システム部長は、後に常務から社長を経て、社長退任後は政府の委員をしているという話を聞きました。
その部長は、格段に真面目でその風貌はガリ勉タイプに見えました。出入りの業者からゴルフ接待があるというので、後に部長になる当時の副部長がご指導に及びましたが、どうもうまくいかなかったようでした。
私が一番驚いたのは「毎日通勤途上に本を1冊読みます」と聞いた時でした、どれほどの蔵書があるのかと想像がつきませんでした。しかし速読家であらゆるジャンルの本を読むのが趣味だったようです。某新聞のコラムで古地図を調べるという表題で紹介されたこともありました。仕事の話よりも本の話をしたほうが面白そうなので、顔を見ると「今日はどんな本を」と聞くことが習慣になってしまいました。丁度私も若い頃の営業事始めの苦労談を茶化した本を自費出版したので贈呈しましたが、感想はとうとう聞けませんでした。
この部長が役員に昇格すると、副部長が部長に昇格しました。色が黒くて如何にもゴルフ焼けですといわんばかりでしたが、それを隠すこともなく「ゴルフは面白いよ」と言ってました。
頭の悪そうな顔をして学歴ばかり気にする事業部長から、私がこの顧客の担当を外された後も、度々通勤電車でこの部長と出会うので「お元気ですか」とか「今に何にこっていますか」等という会話をして近況を確認していました。これが縁というものかと思いましたが、この部長が定年で退社するときもわざわざ訪問して御礼を述べたので、そういう意味では心残りなくお別れが出来たたと思いました。