食品販売会社のデータセンター契約が終わると、真面目な課長さんが待ってましたとばかりに少しばかり難しそうなホストコンピュータで使うツールの開発依頼がありました。以前から構想を温めていたと見えて、色々質問しても即座に答えが来るので分かりました。
このソフトウエア開発の担当には親会社のコンピュータを運用しているベテランのSEをアサインしました。仕様決めの時も私は立ち会って自分なりの意見を言ったつもりですが、担当のSEは年配の営業マンからあれこれと言われるとやりにくいという風に思ったようでした。以後、このシステムエンジニアは私の仕事についてはやりたがりませんでした。
費用は約一千万円程度のものでしたので、小さいとはいえ半年ほどかけて開発をしましたが、その後のお客様内での利用は芳しくなかったようでした。
これ以降は、私の勤務していた会社にはシステム開発の案件は紹介されなくなったので、ソフトウエアの出来が悪くて評価が低かったのだろうと思わざるを得ませんでした。私も無理して不得意な分野を受注することには内心抵抗があったので、自然とアプリケーション開発の見積もり依頼が来なくなったのだろうと思いました。
この真面目な課長さんからはいろいろな引き合いがありました。情報システム部にシステムエンジニアを派遣してほしいという話はすぐにまとまって4・5人のシステムエンジニアを派遣しましたが、システムエンジニアの評判はよかったので苦労はしませんでした。
一番の難題は紙の販売でした。当時は出力はまだレーザープリンタで大量の出力をしている時でしたので、この会社も大量のB4サイズの印刷をしていました。真面目な課長さん曰く、データセンターで印刷しているので紙も私の勤務していた会社から購入したいので見積もりをくれませんかというものでした。最初は1枚あたりの単価で電話で確認すると「そういう金額では現在よりも高いですよ」と言われて再考を促されました。会社で消耗品を発注している担当にその旨伝えると「とても対応は出来かねるね。仕方ないので、もう一度当たってみよう」と言って再見積依頼をしましたが、その再見積の金額でも尚高いといわれました。
真面目な課長さんからは「うちの商品は厘まで管理している会社です、生半可な金額では対応できません。桁数が多いのでA4ではなくB4サイズの紙に最小の文字で印刷しているんです」と諭されてしまいました。私の勤務していた会社でも利益はほとんどないような状態で見積金額を伝えるとようやく了解が得られました。この会社の費用に対する厳しさを思い知らされました。
お客様と打ち合わせをしていた或る時、私が「何時も見積金額は厳しいですね」という感想を述べると「いや、うちでは一銭でも安ければ即座に稟議をあげます。ちなみに通信回線費用はベンダーを競わせて毎月費用が下がるので毎月稟議をあげていますよ」といわれてびっくりした記憶があります。
このソフトウエア開発の担当には親会社のコンピュータを運用しているベテランのSEをアサインしました。仕様決めの時も私は立ち会って自分なりの意見を言ったつもりですが、担当のSEは年配の営業マンからあれこれと言われるとやりにくいという風に思ったようでした。以後、このシステムエンジニアは私の仕事についてはやりたがりませんでした。
費用は約一千万円程度のものでしたので、小さいとはいえ半年ほどかけて開発をしましたが、その後のお客様内での利用は芳しくなかったようでした。
これ以降は、私の勤務していた会社にはシステム開発の案件は紹介されなくなったので、ソフトウエアの出来が悪くて評価が低かったのだろうと思わざるを得ませんでした。私も無理して不得意な分野を受注することには内心抵抗があったので、自然とアプリケーション開発の見積もり依頼が来なくなったのだろうと思いました。
この真面目な課長さんからはいろいろな引き合いがありました。情報システム部にシステムエンジニアを派遣してほしいという話はすぐにまとまって4・5人のシステムエンジニアを派遣しましたが、システムエンジニアの評判はよかったので苦労はしませんでした。
一番の難題は紙の販売でした。当時は出力はまだレーザープリンタで大量の出力をしている時でしたので、この会社も大量のB4サイズの印刷をしていました。真面目な課長さん曰く、データセンターで印刷しているので紙も私の勤務していた会社から購入したいので見積もりをくれませんかというものでした。最初は1枚あたりの単価で電話で確認すると「そういう金額では現在よりも高いですよ」と言われて再考を促されました。会社で消耗品を発注している担当にその旨伝えると「とても対応は出来かねるね。仕方ないので、もう一度当たってみよう」と言って再見積依頼をしましたが、その再見積の金額でも尚高いといわれました。
真面目な課長さんからは「うちの商品は厘まで管理している会社です、生半可な金額では対応できません。桁数が多いのでA4ではなくB4サイズの紙に最小の文字で印刷しているんです」と諭されてしまいました。私の勤務していた会社でも利益はほとんどないような状態で見積金額を伝えるとようやく了解が得られました。この会社の費用に対する厳しさを思い知らされました。
お客様と打ち合わせをしていた或る時、私が「何時も見積金額は厳しいですね」という感想を述べると「いや、うちでは一銭でも安ければ即座に稟議をあげます。ちなみに通信回線費用はベンダーを競わせて毎月費用が下がるので毎月稟議をあげていますよ」といわれてびっくりした記憶があります。