その一)
会社の前には夜も10時を過ぎると残業者を乗せるタクシーがビルの横で待っていました。しかし、12時も過ぎるとタクシーが予約できない時もある時代で、裏番号で連絡してタクシー配車をお願いしました。たぶん今よりはタクシーも少ない時代で少しは経済も活況を呈していたのでそういう状況だったのだろうと思います。

その二)
或る日残業をしていたのですがついつい遅くなって職場で最後の1人になり、12時も過ぎた頃には雪がどんどんと降って積もっていました。当然ながらタクシーの予約は出来ないのでビルから出て車を探すことにしました。道路は車が通るので雪は降っても消えていましたが、道路以外は雪が10センチは積もっているような状態でした。
車は走っているのに近くに行って手を上げてもどれも停車しないで行き過ぎるので、仕方無く東京駅方面に歩いて行くと、新丸ビルの横でタクシーが止まっていました。車の中を見ると運転手が寝ていたのでどんどんとドアを叩いて運転手を起こしてドアを開けてもらいました。
「雪で車がすべるから走れないよ」と言われたので「行ける所まででいいですから」と言うと「坂道はだめだからね」と言われ、のろのろ走り自宅近くの交差点まで運んでもらった経験があります。

その三)
昨今は雪が降ることが少なくなったのと、早く帰るのでこういうことはありませんが、20年も前は東京も結構雪が降り移動するのが大変だった時がありました。