その一)
鎌倉に住んでいると新聞の地域情報として、鎌倉の歴史遺構について話題が紹介されることがあります。
鎌倉時代の鎌倉で悲惨な争いが多数あった時代であったと実感させられたのは、道路や建築物を作る時に地面を盛り返すと良く人骨がでてくるということです。その人骨も野良犬にかじられた跡がついているというおまけ付です。そういう記事でそれ位に多くの死体が放置されていたということを知りました。
当時のお墓は五輪塔というもので、そういう墓も守る人がいなくなり放置されていたので、五輪塔を後世にまとめた場所なんてものもありました。紫陽花が沢山ある場所です。

その二)
休日に歴史ある場所を探しに行くと、殆どが住宅地帯にあるか又は薮や林の中にあったりします。近くにテニスコートなんかがありポーンポーンという音が響いているのを聞いていると、そういう過酷な歴史を重ねた場所に平和に人々が住んでいるのだというのを実感しました。

その三)
関東地方の仏像に鉈彫りという荒々しい削り方で仏像を作るという方法があります。運慶快慶の生々しい仏像とは違って、粗彫りだけに一層厳しい美学というものを感じさるものです。そういうものは殺戮が続いた時代の反映もあったのではないかと思ったのでした。