その一)
湘南海岸は今も昔も夏場は海水が濁ってきれいではありません。冬場は人が入らないので少しは透明感がでますが、それでも澄んでいるというイメージではありません。
このあたりは砂が細かいので直ぐに海水が濁るという特長がありますので、見た目にはすごいハンディを持った海です。
当時は鎌倉・逗子・藤沢あたりの家庭の排水は川に流れ込んでいましたので、海水浴時には川の出口に塩素を噴出す装置をつけて川の滅菌をしていました。そういうやり方で海水の大腸菌数を抑えて海水浴場として営業できるようにしていました。
地元の人はそういう事情を知っていたせいか、夏場には海ではなくプールに行っていました。

その二)
海が近いので共同でヨットを持って遊んでいる人もいましたが、金が掛かるので少数派でした。40年も前には舟遊びは金持ちの遊びという感覚でした。

その三)
江ノ電沿いの山もこのごろに整地されて瀟洒な一戸建て住宅が販売されていました。しかしながら、そういう海が眺められる景色の良い場所でも塩気を含んだ風が来るせいか、家々のバルコニー等の鉄製で出来た部分は錆が直ぐにでました。改めて海の近くの環境というものを見せ付けられた印象を持っています。