金融機関が考える「信頼できる商売」とは? | 別れさせ屋の社長ブログ

別れさせ屋の社長ブログ

恋愛コンサルタント。
不倫や復縁、別れさせ屋など。大阪本社から全国対応。

金融機関が考える「信頼できる商売」とは?

私は「別れさせ屋」だけではなく、幾つかの事業をさせて頂いています。
そこで金融機関から意見を頂戴するのですが...
利益目標を100円とした場合、どうやって100円を作り出すのか?が「信頼」の1つだそうです。
これは別れさせ屋にも言えることです。
画像を見て頂けると解り易いと思います。

① 1円は100個で100円となります。
② 10円は10個で100円となります。
③ 100円は1個で100円となります。

数字だけを見ると帳尻あわせのように全てが揃ってますよね。
しかし!
この例えで言うと理想系は「10円」なんです。
理由はですね。
1円の利益を100回行って100円の利益にするのは労力・人員から経費の不安がある。
100円の利益を1回で稼いでしまうのは...ハイリスクハイリターンなので安定性がない。
よって無駄なく安定的に商売が成立する「10円」タイプの商売を金融機関は「信頼」と見ているそうです。
勿論、薄利多売の商売って多いですからね。
1円タイプの商売でも上場したり莫大な総資産を築いているケースも多くございます。
よって自営業・零細企業・中小企業における理想系の例えとなります。

● 別れさせ屋の場合
依頼単価が100万円~300万円、400万円と高額ですからね。
どちらか言えば...③の100円タイプになると思います。
ただ、「依頼の成功」を前提に考えた場合はスタッフ育成と言う意味で「10円」が理想です。
利益よりも件数を多くする考え方です。
これは私も①②③のどちらを理想とするのか?は「②」の考え方ですよ。
なので、ローン受付・自社への分割払いなどを対応させて頂いているのです。
(参照:ローンの事前審査が可能です
稼動現場が常時50件~100件を確保しているのは業界内でも珍しいのではないでしょうか。

本音を言うとですね。
どんな商売であれ、100円×1ではなくて、100円×1万をしたいじゃないですか。
別れさせ屋の経営でも高額依頼だけを限定対応するのも1つの戦略だと思います。
ですが、現時的には関西だと「180万円以下」を希望予算とするケースの方が多いのです。
なので利益優先よりも「依頼の成功」の為には数をこなして対応させて頂く経営となります。

● 業界的にありがちな話
我々の業界はですね。
検索順位によって売上って幅が大きい仕事なんですよ。
なので、YAHOO・GOOGLEにて1つでも上の順位に上げようと投資しています。
これは依頼単価が大きい商売なので、通常の事業経営とは乖離があるのかも知れませんね。
本来の「商品力」と言うのは接客の質・販売する物の質だと思います。
ですが...残念ながら我々には商品という形がございません。
よって無い物を売るので「よく見せよう」とする傾向は強く、誇大表現の原因にもなっています。
この部分はですね。
消費者であるユーザー(相談者・依頼者)の見る目が欠落している事も要因ですよ。
焦っている方が多いので、重要な判断を誤ってしまい...成功する見込みのない業者と契約してしまう。
この辺りの「見る目(購買者の判断)」を上げないと、本物・偽者の目利きは難しいでしょう。
インターネットが進化すればするだけ、業者側の広告力も上がります。
それだけ1を10に見せたり、1を100に見せる事も出来てしまうのです。
1円の商売、10円の商売、100円の商売として業者の考え方も是非・判断材料としてくださいね。