引用78 「揺さぶりのためのチャンス」 | 「ひとり戦略会議」コンサルタントー首藤 浩のブログ

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引用78
「揺さぶりのためのチャンス」

著者は、講師や企業診断のためや技術的問題に関する
コンサルタントとして企業に関与していてもジグラーとして
揺さぶるチャンスはいつでも存在しているとしています。

その理由として
「第一に、人々はいつでも彼らの本当の問題を知っているとは限らない。」
「第二に、目や耳を開いていたとすれば、公式的に依頼を受けた問題に
関係ないものは見えも聞こえもしない、などと保証することはできない。
また関係のあるものにしか影響を与えない、などということは保証できない。」
と解説しています。

第一の理由は、よく理解しているつもりです。
本書のメインテーマの一つだとも思っていますし、
私自身も、実は私の本当の問題を知っていないのだろうと
考えています。
ですから、本当の問題を知るチャンスを
能動的につくることが重要なのです。
講演を受講したり、診断を受けたり、指導を受けたり
そのような活動だけでなく、異文化と積極的に触れ合うことも
揺さぶりを受けて本当の問題に触れるチャンスになります。

第二の理由は、組織や人間は有機的に構成されていることを
再確認させてくれます。
科学実験的な問題解決では、要素を一つだけ変更したことによる
応対を予想して構成されるものが多いのですが、
実社会での実用では、あまりうまくいきません。
その理由を、組織の有機性に求めていると解釈しています。
ただし、この章での意味は、有機性が高いからこそ、
至る所に、揺さぶりのチャンスがあるという論理だと思っています。

大上段に構えて変化を創りだそうとすることもあります。
振返るとそのような活動をいくつも思い出せます。
しかし、有効的に変化した結果を生み出した要素は、
きっとちょっとした揺さぶりだったのだと思います。

失敗への対応策作成から予防のための行動計画作成への
問題定義の変更なども、その一つだと思います。

揺さぶりのチャンスはどこにでもあるということは
私も、いつでも揺さぶられることが可能だということです。
有効性を感じられないときには、本当の問題に気づく為にも
揺さぶられることを意識した行動をとりたいと思います。