島倉原氏著『MMTとは何か』から考えるベーシック・ペンションー8 | 2050年の日本社会とベーシックインカム

2050年の日本社会とベーシックインカム

2050年の望ましい日本社会創造とその時までに実現していたい日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション等について考察・提案します。

 

 

本シリーズを終えて、本書から何を得たか。
正直なところ、MMTを借りずとも、(統合)政府または中央銀行は、自国通貨を発行することができると考えることは可能である。
問題は、過度なインフレが発生しないレベルの財政支出にとどめることが果たして可能なのか、民主主義でそれをコントロールできるのか、ということが一つ。
次いで、インフレあるいはハイパーインフレが発生したとき、可能な限り迅速に抑制・収縮するには、どのような政策・対策が有効か、その手法・方法を整備しておくこと。
そして、過度なインフレが発生しない、しにくい経済社会システムを創造・構築できないか、どのようにすればそれが可能かを研究し、その基盤を整備すること。

 

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⇒ 民主主義頼みのMMTをベーシック・ペンション提案にどう活用するか:島倉原氏著『MMTとは何か』から考えるベーシック・ペンションー8 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)