現在も影響力をもつ、失われた30年の原因でもある2つの主流派経済学 | 2050年の日本社会とベーシックインカム

2050年の日本社会とベーシックインカム

2050年の望ましい日本社会創造とその時までに実現していたい日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション等について考察・提案します。

 

1)新古典派経済学

1950年代、アローとドブリューによる一般均衡の存在証明で、新古典派経済学として復活。
一般均衡論に立脚したDSGE(動学的確率的一般均衡)モデルがその中核。
市場は競争的であり、価格は伸縮的で自由に変動し、情報も完全で、消費者や企業は、その自由競争市場で効用極大や所得増大の合理的な経済行動を行っていると仮定を設定。
それにより、全ての市場で一般均衡自ずと達成されるという理論。

 

2)ケインズ経済学

1929年の世界大恐慌から6年後、その脱却策としてジョン・メーナード・ケインズにより提案された斬新的な経済理論「一般理論」。
その後マクロ経済学として発展した。

 

この続きは
新古典派経済学、ケインズ経済学の破綻とその要因:公共貨幣論から考える-10 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)