統一地方選後に行われた参政党の選挙分析をされている方がいらっしゃいます。参政党に対して、さまざまな立場から分析が行われるのは良い傾向です。
私からも最近の選挙について所見を述べてみましょう。長くなりますので直近の盛岡市議選についてだけにしますが。
盛岡は、定数38と、1議席だけ通すことを考えている新興政党としては格好の選挙区でした。12人が落選するとしても、一度に38もの議席を用意してくれる選挙区はそうそうありません(全国の市議選4年分のデーターを全部調べてみればわかることです)。上位当選を目指す必要などなく、38番目の当選を目指して運動すれば良いからです。
わずか6票差で滑り込んだということで、参政党内が大きく沸きましたが、大抵このような選挙では上位当選者が大量の票をまとめて持っていき、座席数が多いだけに、当選最下位付近では得票数が大きく減少し、僅差になるものなのです。
この勝利の意味がわかる参政党の中央選対は、結果に戦慄を覚えたことでしょう。
上に述べたように、盛岡は参政党にとって非常に美味しい選挙区であったため、圧勝のつもりだったはずです。私が思うに、候補者が、わずか3か月前に立候補を決めているということは、党内で「必ず当選できるからなんとしても候補を立てろ」という指令が出ており、「当選は固いから」と、候補者を探しに探し回って口説いて連れてきた候補だったのでしょう。それが、蓋を開けてみれば最下位。それも、たった一人しか擁立していないにもかかわらず6票差です。
これは選対の予想を遥かに下回っていたはずです。私の計算では、もし、昨年秋の党勢から普通に支持を伸ばし、今回の盛岡市議選に臨んだ場合、2人出して2議席を窺うポテンシャルがありました。
この選挙は、参政党がこの一年で、激しく支持を落としていることを示したものとなりました。
