今、都知事に求められているのは「首都を外国から守る」ことである。このためには何より、正しい国家観を持ち、都民に向かってはっきりと、わかりやすいメッセージを出すことができる人物が必要だ。
東京には広島を教訓に、同じ轍を踏まないでもらいたい。
広島県は、県知事と広島市長が日中友好協会の顧問、1区の衆議院議員(岸田外相)が日中友好協会会長、広島の行政機関、国公私立大学、高校、中学、民間企業、各種財団、空港、病院、動物園、公園など思いつく限りすべてが、四川省と重慶にがっちり押さえられており、政治、経済、教育、観光その他、この影響力を排除できる見込みはもうほとんどない。この状況はこれまで、声を上げなかった広島県民にかなり責任がある。間接侵略は、そこにいる住民が本気にならなければ排除できないのだ。
首都の守りは国益と直結している。東京も支那、半島の間接侵略があらゆる所に入り込んでしまって、思想的な支配だけでなく、税金も都民のためにではなく外国のために支出され、都内在住の外国人のために使われている。
日本人が働き、外国人があるいは外国人に金を使う状態にある。全国的に言えることだが、日本人はどんどん貧しくなっている。日本の貧困率は、OECD、先進国34カ国中、アメリカと1、2を争う。もはや、外国のために金を使ってる身分では無くなっている。田母神なら日本人のために日本人の税金を使ってくれるだろう。国民の財産を守るという強い意思を持った人が首長をやらないと、金はどんどん外国へ流出する。
また、国と東京都が同じ方針で動ければ、間接侵略に対する方策に成果を期待できる。東京都民は、石原都政の時代に、尖閣を守るために多額の寄付をした実績と、これを有効活用してもらえなかった恨みとの両方がある。安倍に田母神を併せればこれは防げる。国政と都政が基本的にねじれていないということは、今後、非常な相乗効果をもたらすはずだ。
田母神の行政経験の不足を危ぶむ声がすでに出てきている。が、まったく心配ない。なぜか。今、彼の周りには、首相以外にも、志を同じくする、これを支える大臣、国会議員がおり、この人脈を活用し行政に強い人材を調達できる強みがある。精神のある専門人たちを登用し、丸投げすればよい。そもそも、東京都のように国家規模の予算と仕事を適正にやりくりしなければならない首長になると、個人の能力だけでどうにかなるようなものではなく、有能な人々に、いかに十分働いてもらうことができるかが必須だ。左翼は丸投げを批判するが、方針を打ち出し裁量の幅を与えて一旦任せたら、信頼して口を出さないということは行政遂行には大切なのだ。
地方自治は国政と違い大統領制なので、ここで、レーガン大統領の例を引いてみよう。彼はあまり有名ではない俳優だったが、この経歴がアメリカにとって幸いした。演説がうまく、親しみやすい笑顔と『強いアメリカを作る』という時代に合ったメッセージを合衆国国民に送り、軍事予算を積み上げて、とうとう冷戦を終わらせてしまった。政権内外から「あんまり頭は良くない」と言われながらも、強力なブレーンを配置して非常な人気を誇った。彼の政策のすべてが評価された訳ではなかったが、国民がアメリカという国に自信を持つことができる一時代を作り上げることに成功した。
田母神にはこのレーガン型の都知事を目指してもらいたい。全部自分でやろうとする必要は全くないのだ。彼は、余分なことを言わず、必要とされることを確実に聴衆に届ける技術を、たぐいまれなレベルで持っている。あとは人を頼ったら良いではないか。
この機会に合わせて、自衛隊出身の現役の国会議員たちが挙げてきた実績も思い起こしてもらえればと思う。彼らもまた有能な人たちである。
また、大規模災害時の緊急出動は自衛隊でなければ対処しきれない。これは、すでに民主党政権下で学習済みであり、都民が大規模災害に対して不安を持っているのであれば、田母神はこれ以上ない最適な人選である。