昨日は、11月27日ブログでお知らせした、東京都練馬区・Coconeriホールで、ねりま九条の会総会が開催され、私が「九条の会の意義と今後の課題」というテーマで記念講演をしてきました。このテーマでの講演は初めてで、日本の戦後の労働運動・市民運動の限界・課題を検討した上で、九条の会の特徴・意義・課題(世話人選出の工夫や全国市民アクションに九条の会が加わった背景など)を見た上で(要するに、私が考える日本の市民運動論)、今回衆議院選挙から考えると、憲法や平和をストレートに言ってもなかなか有権者に届かないので、誰から税金を取り、それを何に使うかといった観点から平和について訴えていく具体的方策について提起しました。総会終了後は、中心メンバーの皆さんと食事へ。平日の午前開催は初めてらしいのですが、私からはやはり平日の午前だと学生や労働者の参加を想定していない設定なので、会の維持・発展のためにも開催時間帯の設定を工夫するよう注文しておきましたが。なお、今回の講演が好評だったとのことで、ねりま九条の会では1月から4月まで、私の連続講座を開催することが決まりました。