昨日(4月17日)は、志位和夫日本共産党議長による「東アジアの平和構築への提言-ASEANと協力して」と題する講演を聞きに行ってきました。返信用葉書が同封された案内が届いたので、「行ってみようか」と思った次第で。共産党は以前からこのASEANに注目してきましたが、東アジアでの平和構築を目指して、かなり具体的詳細な提言を行っています。「安保3文書」では中国・朝鮮・ロシアを敵視して日本を「戦争する国」にしようとしていますが、そうではなく東アジアで安全保障の枠組を作ることです。そういった意味で、昨日のこの提言は大変参考になります。今日の『しんぶん赤旗』4~6面に講演前文が掲載されていますので、ご関心のある方は参照してください。1面は講演会の記事で、掲載写真左下に私も写っています。

東アジアの平和構築への提言―ASEANと協力して/志位議長が講演/各界各分野・多くの在日大使館から参加 (jcp.or.jp)

 

講演の後、会場からは4人の発言があり、林陽子弁護士のアジアに地域人権条約がないことやASEAN加盟国の人権の遅れの指摘は大変大事な視点だと思いましたが、小林節氏の共産党は野党共闘ではなく比例に特化すべきという発言は、講演とは関係ないピント外れの発言で呆れました。きちんと研究している専門家(例えば、昨日参加されていた纐纈厚先生など)に発言させるべきです。

 

なお、2面には16日の法律家6団体と共産党国会議員との勉強会の記事が写真付きで出ています。

改憲阻止 共闘こそ/法律家6団体と勉強会/党国会議員団 (jcp.or.jp)