この度、大月書店から「大学生の学びをつくる」シリーズの1冊として、『憲法入門 法・歴史・社会をつなぐ』という憲法の教科書を出版しました(A5判267ページ、定価は本体2400円+税)。今日が配本日です。

 

「はじめに」で書いた通り、法学部生とは異なり必ずしも憲法に関心があるわけではない学生でも関心を持って授業に臨めるよう努力してきた成果を本書の形でまとめました。法学部用の憲法の教科書と比べると取り上げる学説や判例は少なくなりますが(それでも、約100の判例を扱っています)、実際の日体大での授業以上の内容を盛り込んでいます。また、憲法問題について関心のある市民・労働者であっても、あらためて憲法を学ぶことのできる教科書として使えることを目指したつもりです。したがって、憲法の教科書としては珍しいと思いますが、かなり自身の経験や主観的な視点を盛り込む一方、ほとんどの章で自民党改憲案を具体的に批判するなど、現実問題をかなり取り上げ、政治的な内容にもなっています。

 

そのようなこともあり、ぜひ、多くの方に購入していただければ幸いです。書店がお近くにない方やグループ・団体などで何冊か必要な方は、ご連絡下さい。5冊以上で特別価格となる特別注文用紙を送付します。

 

本書の目次は下記の大月書店ホームページをご覧ください(日本国憲法の条文はホームページからダウンロードしてご利用下さい)。

http://www.otsukishoten.co.jp/book/b640591.html

 

以下の媒体で拙著を紹介してもらいました。ありがたいことです。

戦争をさせない1000人委員会ホームページ
戦争をさせない1000人委員会 : 新刊『憲法入門 法・歴史・社会をつなぐ』(清水雅彦著)のご紹介 (anti-war.info)

 

法学館憲法研究所ホームページ

『憲法入門 -法・歴史・社会をつなぐ』 | 憲法研究所 発信記事一覧 | 憲法研究所 (jicl.jp)


『九条の会・わかやま』504号
「九条の会・わかやま」 504号|機関紙|九条の会・わかやま (384.jp)


許すな!憲法改悪・市民連絡会発行『私と憲法』3月号の小川良則さんの書評

 

3月31日の『しんぶん赤旗』に広告が出ました。

 

4月7日の『しんぶん赤旗』「読書」欄で紹介されました。

 

4月11日の『社会新報』「本」欄で紹介されました。この河田すみさんのまとめ方、なかなか鋭いですね。

 

4月15日の『全国商工新聞』「読書」欄で紹介されました。

 

4月24日の『週刊新社会』に書評が載りました。憲法研究者の澤野義一先生が書いてくださいました。

 

5月10日の『i 女のしんぶん』に書評が載りました。

 

5月10日の『救援』で紹介されました。山中幸男救援連絡センター事務局長が書いてくださいました。