綴:「やっぱりこんな効果が必要か......。」
咲也:「とはいえ、もし仲がこれ以上悪くなったら......。」
監督:(でも、このままほうっておいちゃいけないよ。)
みんな、もう少し考えてくださいね。
雄三:「そうしよう、公演はがんばってな。」
監督:「ありがとうございます!」
綴:「ありがとうございます!」
咲也:「頑張りますから!」
❀ ❀ ❀
監督:「......とはいえ、どうやってすればいいですか。」
綴:「ロミオの時と同じに、少しアドリブを入れたらどうだ?」
咲也:「いいね!」
監督:「それは確かに好評満々でしたね。」
真澄:「アドリブのやり方はわからないよ。」
監督:「え?でも、真澄くんもその時にやってたでしょう。」
真澄:「それは相手が先にアドリブを始めたんで、こっちはただ反応をしただけなんだ。」
咲也:「そういえば、真澄くんは確かに先立ってアドリブをしたことないみたいだな。」
監督:「じゃあ、今度は意識して――。」
真澄:「いやだ。」
監督:「え?」
真澄:「今度は、監督の言ったのを完璧にこなすつもりだ。セリフにでも変わりがあったら、全部乱れてしまうよ。」
監督:「そんな......私が言ったのは全部じゃないから、少し乱れても大丈夫ですよ。」
至:「その、乱れるとこは雄三さんが言ったサプライズじゃないか。」
咲也:「そう、真澄くん。」
綴:「試してみて。」
シトロン:「Let’s dryだよ!」
綴:「tryだ。」
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