「チリン――」放課の鈴が時間通りに鳴った。
よっしゃ、一秒も遅くない。
瀬名泉が迅速に本を閉じて机をすこし片付けてから立ち上がった。そして先生に付いて3-Aの教室から一本の足が外に出した一瞬に百メートルのラストスパートのような勢いで2-Aの教室へ走ろうとする。
後ろから羽風薫の声が来た。「ええ?瀬名、2Aに行くか?待ってよ!」
待つもんか!
瀬名泉は杏にあげる天ぷら弁当を持って廊下で走りに走った。中にはいろんなエビの天ぷらが入っている。
まだ教室に着いていないが、どこに行くか迷っている杏と会った。
「瀬名先輩?そんなに早く走ったら、副会長に説教されてしましますよ?」と杏は止まって聞いた。
蓮己のやつはたぶん教室にいるね、そんなに早いわけがない。
「遊木くんがいないよ。」と杏は考えて言った。
瀬名泉は突然に杏の手を握って眉をひそめて言った。「あんたに会いに来たんだ。」
そして弁当を杏の手に載せた。
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