それから、ヴィクトールの事務室に小さいエルフが住むことになった。
ヴィクトールの日程も一つ増やした。それはハイネの生活を観察することだ。
とはいえ、ハイネの部屋が小さすぎて実は何も見えないのだ。すると、ヴィクトールはいいアイディアを考え出した。それは窓際に伏せいて中を見るのだ。うん......せめてバレないように。
そしてどこからか飛んできたハイネはデカイ人類が自分の窓に伏せて必死に中を見るのを見つけた。ハイネは何も言わずにただカバンから一番厚い本を取り出してその方へ投げ出した。ヴィクトールの後ろ頭にちょうど当たった。あー!と国王の事務室から悲鳴が立った。
ざまを見ろ!ハイネは頬を膨らませて宙に浮いている。
ハイネは王宮の花園がとても好きだ。そこで色々な花が栽培されて彼は毎日そこに飛んでくる。体が小さすぎて今まで誰にも見つけられないのだ。そして花園が事務室にあまり遠くないので、ずっと心配していたヴィクトールはだんだん彼の好きなようにさせておくようになってきた。
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