黒執事――幻影(2) | コスプレ衣装日記!

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セバスチャンが坊っちゃんんの呼び声を聞いて入れたばかりのお茶を持ち、テーブルにある砕けた白い花を中に入れた。軽く混ぜて坊っちゃんの口元に届けて彼に飲ませる。

胃袋に流れ込んだお茶は火のように喉から広がって体全身が熱くなってくる。坊っちゃんが無意識に呻吟し、額にも浅い汗が続々と出てくる。

セバスチャンが空いた杯を置いたついでに、そばの柔らかい毛布を取った。坊っちゃんの左右寝返りを打つ体を根気よく押し付けながら、坊っちゃんの額に滲んできた汗を慌てずに拭いていった。

漸く、坊っちゃんがまた昏睡に落ちて子猫のように丸く縮こまっている。体が痛いのか、それとも別の原因だか、全身の筋肉がキツく縮んで手もしっかり拳に握っている。

セバスチャンが一度もう一度坊っちゃんの気持ちを緩やかにし、額に出てきた浅い汗を拭いてあげた。完全にリラックスして呼吸も穏やかになるまではずっと同じ動作を繰り返し、そして静かに部屋を出ていった。

 

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