今日の3題です。
今日もアメリカンドッジボール風チャレンジにお付き合い下さってありがとうございます。2024年1月に始めたこのブログ。なんだかんだで1年と8ヶ月続いています。
こんなに英語表現を紹介しているということは、あなたはさぞかし、ネイティブライクな英語を話されるのでしょうね・・・![]()
えっ!ないないないないない
残念ながら、1年前の自分のブログを見てクイズに挑戦すると、自分で出題したクイズが解けないです![]()
![]()
![]()
覚えては忘れ、覚えては忘れ。でも、諦めずに今日も行きましょうか。
Here we go! ![]()
![]()
組織の中に上下があることは昔も今も変わらないのですが、昔と違うところは、肩書きがついているからと言って、上意下達よろしく威張っているわけにいかないというところです。
そんなことしていると、部長、課長、マネージャー、リーダーと言う役職名の前に「パワハラ」というカタカナ4語がくっつきますよ![]()
![]()
1)「今この時代、地位を利用して威張り散らしてもいいことはない」
In this day and age, it doesn't pay to ( ) ( ).![]()
![]()
ヒント:「地位を引っ張る」と言って下さい。
In this day and age, it doesn't pay to (pull) (rank).R
pull (one's) rankは「自分の地位を利用して人に命令を押しつける」とあります。軍隊由来の表現のようです。
NHKラジオ実践ビジネス英語のテキストで学習した例文は以下の通りです。
「いばりちらしたい訳じゃない」
I don’t want to pull rank. R
同じように偉そうに人に命令することをboss someone aroundと言うことができます。
Susie likes to boss people around. ![]()
![]()
「スージーは偉そうに人に命令する」
知り合いが「この人とは退職後も付き合いがあって・・・」と言っているのを聞くことがありますが、Susieみたいな人は御免被りますね。
仕事上の関係がなくなれば、もうtotal strangersになりたいタイプです。万が一どこかで会っても"Have we met?"(どこかでお会いしましたっけ?)って言ってやろ~![]()
では、次の問題に行きましょう。
25%だの34%だのとでっかい数字を表示してきたアメリカの関税。15%で合意というニュースが入ってくると、こんな風に感じる人も多かったでしょう。
2) 「アメリカは15%の関税で我々に歩み寄ったようだ」![]()
Apparently, the U.S. has met us ( ).
ヒント:「半分道」と1語で言って下さい。
Apparently, the U.S. has met us (halfway).Q
meet O halfwayで「Oと妥協する」「Oに歩み寄る」という言い方です。
NHKラジオ実践ビジネス英語からのメモは下のような簡単なものでした。
「彼らは妥協するだろう」
They will meet you halfway. Q
「この問題を解決するには、双方が歩み寄る必要がある」![]()
Both sides need to meet halfway to settle this issue.
さて、よく「妥協」「譲歩」でconcessionを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
Both sides need to make concessions to settle this issue.
こう言っても同じような意味になります。
アメリカの関税15%ですが、オンライン英会話のイギリス人の先生が「最初に34%だの25%だのって言っておくと、15%に落ち着いても妥協に聞こえるよね~」とおっしゃっていました。You can say that again! (そうそう)この15%の背景にある取引条件のこともありますしね・・・![]()
では、最後の問題に行きましょう。
今年は北海道が「灼熱の大地」呼ばわりされております。![]()
帯広が連日38度だ、39度だとまさに猛暑、酷暑なのだそうです。エアコン保有率が本州で99.4%なのに対して、北海道では40%台だとか50%台だとか。![]()
おっと、帯広駅の温度計。朝は37度と表示されていたのに、さらに気温が上がると表示が消えてしまいました!
3) 「(計器の針が)振り切れた」
The thermometer ( ) ( ).
The thermometer (maxed) (out). Q
「私が出せるのは、マックス2000円」(多くても2000円)こんな風に日本語の会話の中にも入ってきているmaxです。動詞では「~を目一杯使う」とか「限界に達する」という意味です。
よくマンガなどでバイクがスピードを上げて上げて上げていくと、両腕の間にあるスピードメーターの針がぐ~んと右へ回っていき、BOM!と爆発してしまう、あんな感じでしょうか![]()
![]()
![]()
![]()
カタカナ語
先日、高校生の英文和訳の問題で、mannersという単語について、行儀、作法、身だしなみは○で、マナーとカタカナにしたら×にしましょう、ということになりました。
しかし、生徒の解答はカタカナ語の「マナー」の嵐![]()
結局はカタカナ語のマナーはOKとなりましたが、皆さんはどう思われますか?よく生徒に「どこまでカタカナ語を使っていいんですか?」と聞かれますが、頭を悩ませます。
いいずな書店さんのTop 2500という参考書からちょっと例文を取ってみましょう。
上はカタカナ語、下はそれを日本語に訳した語が使われておりますが、みなさんだったら、上のカタカナ語を和訳の解答として受け入れますか?
1) 民族のアイデンティティは言語にある。
民族の自己統一性は言語にある。
2) 港町に独特のエキゾティシズムに心ひかれる。
港町に独特の異国情緒に心引かれる。
3) 時代によって必要とされるリテラシーは異なる。
時代によって必要とされるその時代を生きるために最低限必要とされる能力は異なる。
4) 知らない単語はコンテクストから判断する。
知らない単語は文脈から判断する。
5) 「急がば回れ」はパラドックスの典型だ。
「急がば回れ」は逆接の典型だ。
答えは一つではないのですが、私ならこうします。
1)「アイデンティティ」でOKです。ほんの5,6年前までは「自己統一性」と訳しなさい、と指導していたのを覚えていますが、もうアイデンティティという単語は日本語としての市民権を得ていると思います。
2)いや~、これは「異国情調」でしょう。漢字で書けるなら、カタカナ語を使わず漢字でいくといいよ、と指導しています。「エキゾチック」は郷ひろみさんのおかげで(
)日本語になった気がしますが、「エキゾティシズム」と「ティ」という表記であるあたりが、まだ市民権がないよ、という証拠のような気がします。
3)これは無理に日本語にする意味はないと思います。ネットリテラシー、と情報の授業では習っているはずです。
4)これは「文脈」。まだ文脈と書いて欲しい。じゃあ、コンテクストは×ですか?と言われると×をする勇気はないです。でもさ、このカタカナ語だって、コンテキストなの?コンテクストなの?なんかまだ、あやしいな~
5)「逆接」、でお願いします。漢字かけるでしょ、君たち?
カタカナ語はどこまで許される?は、決まった答えがありません。答えは日々刻々変わっていますから。でも、今のところ私が考えている「カタカナ語を使ってよい基準」は、日本語として読み書きされて違和感がない(新聞、テレビ、ネットなどで見聞きする)と、適切な漢字がない、でしょうか。
先生方によって、それぞれお考えは違うので、そこも難しいですよね![]()
