今日の3題です。

今日も3つの日本語の文章を英語にしていきましょう。ほとんどの例文は、何十年もNHKのラジオ講座を聴きながら書きためてきたものです。中には当時最先端であった「ワードプロセッサー」とか、世界中で大きなニュースになった「狂牛病」、注目を集め始めた「オゾンホール」の問題などが入っています。こちらで紹介する時には、現代の物に置き換えることもありますが、「ああ、あの時代か」と当時を懐かしみつつそのまま使わせてもらっていることもあります。Please humor me...(お付き合い下さい)

 

では、今日も3題楽しんで下さい。

 

Let's have fun together, shall we?  ニコニコ コスモス

 

 

 TODAY'S
 

ライフプラニング、という言葉を聞きます。人生の節目となるような出来事を中心に、生涯にわたる生活設計をすることです。お金の管理もその大きな一部ですね札束

 

友人はわざわざファイナンシャルプランナーに頼んでライフプランニングを立て、それを基軸にしてお金の管理も始めたとか。

 

1)「レイはとても現実的だニコニコ

Ray is very (   ) (  ) (  ). H

ヒント:「地上に下って」が直訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

Ray is very (down) (to) (earth). H

 

dowon to earthは「現実的な」「実際的な」という意味のセットフレーズです。日本語の「地に足がついた」という表現にピッタリです。

 

人についてだけでなく、計画などが実行可能な、現実をちゃんと見たと言う時にも使う事ができます。down-to-earthとハイフンでつなげた形容詞にして使ってみましょう。

 

「将来に向けた、現実的なライフプランが必要ですよ」$

 

We need a down-to-earth life plan for the furutre.

 

友人のRayさんが言いそうな台詞です。

さて、Rayさんとは反対に「大丈夫!ここで宝くじが当たって・・・」なんて発言を繰り返している人はこう言われますよ。

 

「彼は非現実的だ」

 

His head is in the clouds.  H

 

one's head is in the clouds, up in spaceなどが、非現実的だという言い方です。

 

この「現実的」=「地上にいる」。「非現実的」=「宙に浮かんでる」という構図はよく歌の歌詞にも出てきます。

 

Avril LavigneSk8er Boyという歌の中に並んで出ていますスノボ

 

He was a skater boy, she said, "See you later, boy"音譜ギター
He wasn't good enough for her
She had a pretty face, but her head was up in space
She needed to come back down to Earth

もっと現実を見るべきだったのに、彼女は白昼夢を見ていた・・・とありますが、この後、"See you later"と言って拒絶したそのskater boyが、5年後にロックの大スターとなってTV画面に現れるという皮肉な歌詞が続きますよガックリ

 

では、次の問題に行きましょう。

 
ワークライフバランス、という言葉もしっかり日本語に定着しました。
でも、日本という国が成長していく過程で、ほんの少し前までは、とにかく仕事が最優先という人々も多くいました。
お父さんは朝早く家を出て、真夜中を過ぎてから帰宅。土日も接待のゴルフと言って出かけることが多く、なかなか顔を見ることがなかった。ゴルフ
昭和の働きバチ世代ハチを親に持った子供達。自分の親たちはこんなだったな、と思い出す人も多いでしょう。
 
2)「家族より仕事が先

ヒント:「仕事が家族の前に来る」と言って下さい。

 

image

 

 

 

 

 

Work comes before family. H

 

A comes before Bで「BよりもAが優先」という言い方です。では、これを使っていくつか文章を作って下さい。

 

「恋愛より友情が大事だ」ニコニコニコニコ

 

Friendship comes before romance.

 

「健康はお金より大事だよ」ランニングキラキラ

 

Health comes before wealth.

 

「量より質が優先されます」カバン

 

Quality comes before quantity.

 

そして、最近の英語教育でよく言われるのが

 

「文法知識よりコミュニケーションが優先です」あんぐり気づき

 

Communicative skills come before grammar knowledge.

 

使ってみないことには、ですね。私としては、それでも文法推しピンクハートなので・・・

 

Communicative skills and grammar knowledge come hand in hand.

 

「文法知識とコミュニケーション技能は切っても切れない関係にある」

 

文法だけやれ、とは言いませんが、これくらいで勘弁して欲しいんですけど・・・凝視

 

最近のオフィスは、一昔前のスーツにネクタイの男性やハイヒールでビジネススーツの女性ばかりではないです。dress code(服装規定)が緩くなったり、そもそも誰も服装のことを言わない会社もある中、こんな例文をどうぞ。

 

3)「私は会社の保守的な服装規定にあわせて、スーツにネクタイを守り通したキメてる

I (   ) (   ) a suit and tie in line with my company’s conservative dress code.  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I (stuck) (with) a suit and tie in line with my company’s conservative dress code.  O

 

stick with Oで、「Oを変えない」「Oを守り続ける」といった意味です。

 

I kept a suit and tie と言っても意味は通じますが、「頑として変えない」という意味が強くでるのはstick with Oの表現です。

 

また、stick to Oという言い方もありますが、こちらは「Oにこだわる」「Oに執着する」という意味で使われます。

 

「彼らは中道にこだわりがちだ」(穏健なもの)

 

They tend to stick to the middle of the road. O

 

stick with Oは「(自分の好みや判断で)何かを持ち続ける」、stick to Oは「(ルールや規定があって)それを遵守する、それにとどまる」というニュアンスの違いがあるようです。

 

ちょっと紛らわしいですが、私はこういう紛らわしいのは例文をそれぞれ覚えておいて、自分が今から使おうとするのがどちらにより近いか、からセットフレーズを選ぶようにしています。

 

 

stick

 

 

stick toと言えば、High School Musicalというディズニーの映画の中に

Stick to the Status Quoという歌があります。音譜

「現状維持」という意味ですが、上の2つの意味で比べてみると、「今ある現状にとどまる」というニュアンスなので、stick to Oの方なのか、とわかりますね。

stick to the status quo=「現状維持」として覚えても良いでしょう。

 

stick(stick>stuck>stuck)は動詞で「くっつく」の他に「突き刺す」「貼り付ける」「動かなくなる」「突き立てる」等々、色々な意味があります。いくつか例文で見てみましょう。

 

1)Stick to it!  H    「続けて頑張れ」「あきらめるな」物申す

 

このまま文章として覚えて下さい。

 

2)stick around「その辺りにいる」

 

 Stick around after the meeting. We need to talk.

 

「会議の後ここいらにいて。ちょっと話があるので」

 

その辺りにくっついている=その辺りにいる。イメージしやすいですね。ちょっとした会合の後など、stick aroundしてsmall talkに花を咲かせている光景はありがちです。コーヒー

 

3) stick up for ~「~を擁護する」ハートのバルーン

 

She always sticks up for me when I am in trouble.

 

「彼女は私が困っているといつも擁護してくれる」

 

~のために立ち上がってくれる、と考えるとこれもイメージしやすいです。

 

4) stick together「団結する」「一緒にいる」筋肉

 

We need to stick together through thick and thin.

 

「何があっても団結する必要がある」

 

この表現はthrough thick and thin (良いときも悪いときも)と一緒に出てくることがあります。th-が頭韻を踏んでいることもあってリズムがいいので、この表現は好きです飛び出すハート

 

5) sticky note「付箋」

 

stickの形容詞stickyが使われています。

3M社のPost-itという商品名を使って、"post-it note"という言い方もあります。

 

1980年代にはもう商品化されて人気が出ていたというPost-it。日本でも「付箋」という言う代わりに「ポストイット」とカタカナ語で呼ぶこともあると思います。貼って剥がしてまた貼って、は本当に画期的な商品ですよね。


2000年代初頭ですが、アメリカの教室でブレインストーミングしたり、論文などのflow(流れ)を理解するのに、よく先生達がsticky notesをベタベタ貼っていたのを覚えています。