今日の3題です。
今日もアメリカンドッジボール風チャレンジにお付き合いをありがとうございます。
出題は私が「ちびノート」に何十年かに渡って書き留めてきたメモからです。ほとんどが、NHKラジオ講座やテレビ講座で学習した表現ですが、同じ表現が何回も違うノートに出てきます。
私が覚えられないから何度も書いた、もありますが、NHKの講座でも繰り返し出てきた使用頻度の高い表現なのかなとも思います。
今回も違ったノートに繰り返して出てきた表現からも出題致します。みなさんの英語にしてみて下さい。是非、声に出してお願いします。
Here we go! ![]()
![]()
8月には中国で人型ロボットのスポーツ大会が開かれ、その様子がテレビで流れていました。ロボット達が走ったり
、サッカーをしたり
。
また同じ頃ですが、東大のチームが人型のコンビニ『レジ係』ロボを開発したというニュースも。![]()
これで、接客業も含めてロボットに取って代わられるのかな?
しかし、下のような意見も根強くありますよ・・・
1)「テクノロジーは人間味に取って代わることはできない」
Technology is no (s- ) ( ) the personal touch. R
ヒント:「代役」「代用品」という意味の名詞です。
Technology is no (substitute) (for) the personal touch. R
ここでのsubstituteは「代用品」「代理人」「代役」という名詞です。
substitute teacher「代用教員」では、形容詞で「代用の」として使われています。
「~に取って変わるものはないよ」「やっぱり~がいいよ」と言いたい時には、
There is no substitute for Aという形を使うのが良いと思います。
NHKラジオ実践ビジネス英語からの例文を2つ音読してみて下さい。
「直接顔を合わせてのやりとりに代わるものはない」
There’s no substitute for face-to-face contact. Q
「きちんとできるようになるまでプレゼンの練習をすること、これに取って代わるものはない」
There’s no substitute for rehearsing your presentation until you get it right. L
また、以前ご紹介していますが、substitute A for Bで「AをBの代わりにする」という意味になります。この場合のsubstituteは動詞です。
「多くの人がバターの代わりにマーガリンを使う」
A lot of people substitute margarine for butter. H
では、次の問題です。頑張って下さい。
うわさが拡散します。SNSがある今の時代では、拡散のスピードがまさに instantaneously(瞬時に)という感じでしょうか。
そして、当事者達は「それは違う!」と主張したければ、その後説明会見を開くことになりますね![]()
2)「彼らは記者会見で事実関係を明らかにするつもりだ」
They are going to ( ) ( ) ( ) ( ) at the press conference. H
ヒント:「記録をまっすぐにセットする」が直訳です。
They are going to (set) (the) (record) (straight) at the press conference. H
set the record straightで、「記録を正す」「誤解を解いておく」という意味になります。単に事実を示すのではなく、誤解などを解く形で事実を明らかにするということです。辞書によるとput the record straightという言い方もあるようです。
この表現はちょっとした誤解が生じているようなときに、前置き的に使えます。
「誤解しないでいただきたいが、私たちは付き合っているわけじゃないです」![]()
![]()
To set the record straight, we are not seeing each other.
Let me set the record straight. We are not seeing each other.
では、この表現が出てきた小説の一部を読んでみて下さい。
He probably thinks Tim is my boyfriend, just like Margie does. I’m going to have to set him straight. I’m not sure if the truth will disappoint him or if he’ll be relieved.
– The Inmate by Freida McFadden
シングルマザーのBrookeは、息子と2人暮らし。近頃、Timという男性が、家の中の設備の修理などもしてくれてしょっちゅう家に来るようになったので、息子は二人は付き合っていると思ったようです。
ここではset + 人+straightという形で使われていますが、同じように「(人)の考えを正す」「(人)の誤解を解く」という意味です。息子には私たちは付き合っているんじゃないと伝えなくちゃ、ですね。
Freida McFaddenのミステリーは読みやすいし、全くunpredictable(予測不能)な展開がいいです。秋の夜長の読書にお勧めです![]()
では最後に行きましょう。
宝石
やバッグ
など、高級品を扱うお店では警備体制をしっかりと整えています。そうしないと、こんなことになったら大変ですから。
3) 「泥棒は高価な宝石類を盗んでいった」
The thief has ( ) ( ) ( ) all the expensive jewelry. L
ヒント:最初のカッコは「作る」という動詞です。
The thief has (made) (away) (with) all the expensive jewelry. L
答えはmake away with Aです。「Aを持ち逃げする」「Aを盗む」です。
「盗む」というとstealが思い浮かびますが、make away withの方は「持って逃げることに成功した」とここまでのニュアンスが含まれます。
make off with Aという表現も全く同じように使われます。
「どろぼうが、宝石類を持ち去った」
The thieves made off with the jewelry. L
動詞+ away with
今出てきましたmake away with A「~を盗む」ですが、このように動詞+away with Aと言う形のセットフレーズをいくつか並べてみましょう。どこかで聞いたり、読んだりしたことはあるでしょうか?
では、意味を考えてみて下さい。
1) She walked away with the first prize.
2) The team ran away with the championship. ![]()
3) Some dark webs talk about how to get away with murder.
4) The audience was carried away with the beautiful music.
では、答え合わせです。
1) She walked away with the first prize. ![]()
walk away with A「Aを(あっさりと)勝ち取る」
「彼女はあっさりと1等賞を勝ち取った」
「~を持って歩いて去る」ですが、賞などを勝ち取った、という時に使います。
2) The team ran away with the championship.
run away with A 「大差で勝つ」「~を楽に獲得する」
「そのチームは大差で優勝した」
「~を盗んで逃げる」という意味もありますが、文脈ではこのように「あっさり手に入れる」で使われます。walkよりももっと「あっさり」「大差で」という感じでしょうか。
3) Some dark webs talk about how to get away with murder. ![]()
![]()
get away with A「悪事などをして逃げ切る、罪を免れる」
「闇サイトの中には殺人を犯しても捕まらない方法を語っているものがある」
How to Get Away with MurderというアメリカのTVドラマがあります。「殺人を無罪にする方法」という邦題がついていました。まさにそういう意味ですね。
4) The audience was carried away with the beautiful music. ![]()
be carried away with A 「Aに夢中になる」「我を忘れる」
「観客はその美しい音楽に心を奪われた」
このcarry away withは通例be carried away with Aと受動態の形で使われます。
