今日の3題です。傘

今日も、与えられた日本語を声に出して英語にしてみましょう。実際に通訳さんとなると、「え~と、え~と」と考えている時間はあまりないので、「これなら当たらずといえども遠からず、かな」で結構です。まずは、アイディアが伝わる、を目標で参りましょうか。

 

Let's have fun together, shall we ?   ニコニコOK

 

 

 TODAY'S
 

雑誌の編集者として働いている友人がいます。原稿の締め切りが近づいてくると、職場の雰囲気がかなり殺気立ってくるんだとか・・・。

 

先日、後輩が頼んであった資料を持ってきてくれて、

ニコニコ「これ、どこに置きます?」

と、聞いてきたので

真顔「どこでもいいよ」

ニコニコ「え?どこでもって言っても・・・デスクの上、ちょっと置く場所ないですが・・・」

真顔「なんか、適当に場所作って置いてっていいよ」

ニコニコ「そうは言われても、あまりに色々置いてあるから・・・」

あんぐりピリピリピリピリ「どこでもいいってば!」

 

ついには、こう突っぱねてしまいました。

後になって、悪かったなと思ってこう言いました。

 

1)「きついこと言ってごめん

I’m sorry I ( ) ( ) you.  

ヒント:「ポキッ、という音」という意味も持つ単語です。

image

 

 

 

 

 

 

 

 

I’m sorry I (snapped) (at) you.  Q

 

snapは、「ポキッという音」という名詞の他に「ポキッと折れる」という動詞でも使われる単語で、みなさんどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

ここではsnap at Aで「Aにかみつく」「Aにきつく言う」という意味です。まさに上の会話の「どこでもいいってば!」みたいな返答がShe snapped at me.です。ムキームカムカ

 

この短いsnapという語。他にも違った意味で使われる場面を、下で見てみたいと思います。

 

では、第2問です。

 

この季節には様々なスポーツの大会が開かれます。中学、高校の部活動でも、その後全国大会へとつながっていく試合の地方予選が行われる頃でしょう。

 

我が校の野球部は比較的新しい。部員数もまだまだ少ない。周りの強豪校は新学期の始まる頃には相当ハイレベルなのですが、この部活大丈夫かな・・・野球

しかし、監督さんは動じることなくこう言っていますよ。OK

 

2) 「うちのチームは出だしは遅いけど、いざという時にはしっかりやってくれるよ

Our team is slow to start, but they will pull through when the ( ) ( ).  

ヒント:最初の単語はフルーツグラノーラとか食べた時にでる音。そういう音を立てる物が入ったチョコレートは「チョコ○○○○」チョコです。

 

 

 

 

 

 

 

Our team is slow to start, but they will pull through when the (crunch) (comes).  K

 

正解はwhen the crunch comesです。これで「いざと言う時には」として使います。

 

crunchは日本語にも入ってきている単語でコーンフレーク、オートミール、ナッツなどが入ったチョコレート菓子を「チョコクランチ」と呼んだりします。(ディズニーランドのものが人気ですね)

この「ガリガリ、ザクザクという音」のcrunch には「(通例the~)(のるかそるかの)瀬戸際の時、ピンチ、危機、試練」。こんな意味もあるのです。

 

「いざと言う時には」ってなかなか英語にしにくいですから、

 

when it comes to the crunch 

  = when the crunch comes

 

このフレーズを覚えておくと、便利です。では例文を音読しましょう。

 

「いざと言う時になると、誰が本当の友達かわかるよね」

 

When the crunch comes, you find out who your real friends are.

 

そういうものなんですかね・・・ニヤリ気づき

 

では、NHKラジオやさしいビジネス英語のテキストにあった例文を1つ。こちらも音読してみて下さい。

 

「いざとなると、ほとんどの人がこの変化を歓迎した」

 

 

When the crunch came, most of them welcomed the change.  K

 

さて、最後の問題に行きます。

 

職場で電話が鳴ったので電話出たところ、お客様からの電話でした。

ちょっと、ご立腹の様子です・・・プンプン

 

3)「おたくの新商品について、不満があるんだけど

I've got a ( ) with your new product. 

ヒント:肉です。おうし座

 

 

 

 

 

 

 

 

I've got a (beef) with your new product. K

 

beefで「不満」「不平」です。普段は「牛肉」として使っていますから、え?と思うかもしれませんが、アメリカのドラマなど見ているとよく聞く単語でもあります。ここで覚えてしまいましょう。

 

語源については様々な説がネットにありました。

兵士達が肉が十分に食べられないことに「不満」を持ったことから始まった。肉というのはもめ事の種になることが多いから、そこから来ている。はたまた、ウェンディーズがTVコマーシャルで競合他社のバーガーチェーンの製品に対して"Where's the beef?"「肉はどこ?(少なくてわからないよ)」と言ったことから始まったという説までありました。正確なところはわからないようですね。

 

さて、beefは動詞でも使うことができます。

 

He is always beefing about how expensive gasoline is.車ダッシュ

 

「彼はいつもガソリンが高いことに文句を言っている」

 

では、このbeefが入ったNHKラジオやさしいビジネス英語の例文です。音読をお願いします。

 

「私の不満はコンピューター業界がこの問題を取り除くようなキーボードの生産のために何も行動を起こしていないことだ」パソコン

 

One of my beefs is that the computer industry isn’t taking any action to produce keyboards that eliminate the problem.  K

 

この「ちびノート」Kの時代、「手根管症候群」(carpal tunnel syndrome)が話題に上っていました。ちょうど、オフィスで広くパソコンが使われ始めた頃だったのだと思います。

 

 

snap

 

 

きついことを言う、としてsnapをご紹介しました。snapには「ポキッ」という音から始まって色々な意味があり、動詞、名詞で使われます。

いくつか見てみましょう。セットフレーズになっているものもあります。

 

1)急に怒る、感情が爆発する爆弾

 

I was so stressed that I finally snapped.

 

「ストレスがたまりすぎて、ついに爆発してしまった」

 

日本語の「キレる」に近い表現です。

ここで、snap at + 人とすると、その人に向けてその感情を爆発させたことになります。

 

2)ポキッと折れる、折る

 

The branch snapped under the weight of the snow.

 

「枝は雪の重みでポキッと折れた」雪だるま

 

まさに、「ポキッ」という音です。

 

3) 指を鳴らす

 

She snapped her fingers to get the waiter's attention.

 

「彼女はウェイターの注意を引こうと指を鳴らした」

 

今度は「パチン」というような音です。

 

4) 急激な寒波(=cold snapで)雪の結晶雪の結晶

 

We are experiencing a cold snap this weekend.

 

「週末には急激な寒波が来るらしいよ」

 

5) 即断、即決(=snap decidionで)

 

Don't make a snap decisoin -- you might regret it later.

 

「衝動的に決めないで。後で後悔するかもしれないよ」

 

6) 気持ちを切り替える(=snap out of it)物申す

 

I know you're upset, but you need to snap out of it and focus.

 

「気持ちはわかるけど、切り替えて集中しなくては」

 

さて、ここで「ちびノート」のmojo(魔法)です。

またまた、今回のブログを書いているときLesson in Chemistryを読んでいたら、4ページに2度"snap"が出てきましたので、書き留めておきます。

 

"I was told seven." she said.

"Did I tell you to speak?" he snapped.

 

エリザベスは、テレビ局の偉いさんの部屋に呼ばれました。ご機嫌の悪いこの偉いさんに「7時に来いと言われたんですが」と言ったエリザベス。

 

「誰が口を開いていいと言った!?」彼は一喝した。

 

この「一喝」くらいでしょうか。

 

さらに、「そんなに人をたくさん解雇したら、仕事が回らないでしょ」と言うエリザベスに対して、同じその偉いさん。

 

"I can have those position filled in twenty-four hours, " he said, snapping his fingers. "Less."

 

「そんなもの、24時間以内に雇って欲しいって人で埋めてみせる」そして、上司は指を鳴らしながら、「24時間以内にだ!」と言った。

 

この物語の舞台は1960年台アメリカ、男尊女卑の根強く残る時代ではありますが、な~んか、この偉いさんの発言。行動。最近毎日テレビで(見たくなくても)見る気がするのは、私だけでしょうか・・・。アメリカ