今日の3題です。
いかがお過ごしでしょうか。今日も3つの日本語の文章を英語にしてみましょう。
言い方は一つではありません。私がご紹介する表現がみなさんが口に出してみた文章と違ったら、「じゃあ、こっちも覚えておこうかな」と、何度か音読してご自分のものにしてもらえたら嬉しいです。
Here we go! ![]()
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電気自動車の普及率は2023年で18%という数字を見ました。ノルウェーなどは93%と高水準。他に、アイスランド、スェーデン、フィンランド、デンマーク、ベルギー、オランダなど、上位は軒並みヨーロッパ勢が占めていますね。日本の普及率は3.6%です。![]()
1)「電気自動車の普及率において、この国は遅れをとっている」
This country is (f- ) ( ) in the spread of electric vehicles.
ヒント:2つめの単語はカタカナ語にもなっている「遅れていて」「負けていて」です。
This country is (falling) (behind) in the spread of electric vehicles. K
fall behindで「遅れをとる」です。![]()
今回は最初のアルファベットをf-と指定してしまいましたが、lagging behindという言い方もあります。こちらを考えて下さった方、大正解ですよ![]()
「ビハインド」=behindこの言葉はすっかりカタカナ語になっている気がします。
「まだレポートがビハインドで~」、と仕事の進捗状況を言ってみたり、「こっちのチームが○○点ビハインドだ~」、とスポーツでも使います![]()
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そのbehindについて、もう少し下で例文を紹介させて下さい。
では次の問題です。
部活動で合宿。学年の修学旅行。こういうお泊まりが入った行事の時に、友人の意外な一面が見えたりして楽しいですね。
おや、同室になったクラスメート。今朝は自分が脱いだパジャマを、それはそれは丁寧にたたんでいます。「几帳面だね
」と褒めましたら、彼女はこう言いました。
2)「それは母からたたき込まれたことだ」![]()
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That’s something my mom ( ) ( ) me.
ヒント:穴を開ける、という意味もある単語。また、計算の練習帳などを「計算○○○」とも言います。
That’s something my mom (drilled) (into) me. Q
drill into ~で「~に(物事を)たたき込む」「~を繰り返し教え込む」という意味です。
drill them in English pronunciation = drill English pronunciation into them
「彼らに英語の発音をたたき込む」
これが辞書にあった例文です。
drillには「キリで穴を開ける」という意味もあり、穴空け工具の名前にもなっています。あの電動のキリで頭の中に「ガ~ッ!」って穴を空けるように知識を入れる・・・?![]()
こう連想しておくと覚えやすいかもしれないですね。
なお、名詞drillには、「訓練」という意味があります。
evacuation drill 「避難訓練」
earthquake drill「非難訓練(地震の)」
fire drill「避難訓練(火災の)」
military drill 「軍事演習」
active shooter drill 「銃乱射事件を想定した訓練」
最後のはアメリカの学校で実際にある訓練です。アメリカにいたとき、近所の公立学校でもこの訓練があって、lockdown drillと呼んでいました。
学校で銃を持った侵入者が確認されたら、教室に誰もいない風を装うよう、電気を消して身を低くする。犯人が教室に入ってこられないように、椅子や机でドアをブロックする、などが訓練項目に入っていたようです。火災、天災以外にもこんな訓練をしなくてはならないとは悲しいですね。
では、最後の問題です。ことわざです。
試験が近いというのに、全く準備をしていない友人。今日も授業中に、机の下に隠したスマホでゲームしてたぞ!![]()
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試験が終わってみると、彼女は見事に赤点でした・・・![]()
3)「自業自得だよ!」(因果は巡る)
What ( ) ( ) ( ) ( ).
ヒント:直訳は「行った事が、やって来る」のような感じです。
What (goes) (around) (comes) (around). Q
これが、「因果は巡る」です。自業自得、自分でまいた種、としても使われます。
また、いい意味でも使う事ができるので、例文を一つ音読してみましょう。
A: Sarah worked so hard to complete the big project, and she's got a promotion for that effort!
B: Way to go, Sarah! What goes around comes around.
A:「サラは努力してその大きなプロジェクトを完成に導いて、その努力が買われて昇進したよ!」
B:「やったね、サラ!いいことをすると自分に返ってくるんだね」
この他にも「自分でまいた種は自分で刈り取る」
You reap what you sow.
これが「因果応報」「自業自得」と訳される事もあります。この諺も、いいことに使う事もできるそうです。
behind
fall behindが入った例文をご紹介しました。「ちびノート」に書きためた中に、以下の4つがありましたので、ここで付け足して置きます。
1) 「この点では、まだヨーロッパに遅れている」
In this respect, we still fall behind Europe. H
2)「ヨーロッパはアメリカに遅れをとっている」
Europe is lagging way behind the US. I
3)「年次報告が予定よりかなり遅れています」![]()
I’m way behind schedule on the annual report. K
4)「ハイテク競争においては、この国は遅れをとっている」
This country is falling behind in the high-tech race. K
このように、fall behind / lag behindという表現の他に、be behindでもいいのですね。
その反対の「進んでいる」はbe aheadで表すことができます。
America is ahead in space technology.![]()
「アメリカは宇宙技術において(他より)進んでいる」
そしてその程度が「とても」「非常に」であることを表すには2),3)の例文のようにwayをつけるといいですね。
America is way ahead in space technology.![]()
さて、behindに戻りますが、今ご紹介した水準の遅れという意味の他にbehindは、位置的に「後ろ」(behind the curtain)、時間的に「遅れている」(behind schedule)、という意味もあります。さらに、「~を支えている」という意味でも使われます。
I'm behind you 100%.
「100%あなたを支持しますよ!」![]()
後ろでがっちり支えてくれている感じ。イメージできますね![]()
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