今日の3題です。スイカ

夏を満喫していらっしゃいますか?

私は蝉の鳴き声が好きで、毎年ヒグラシから始まって、ミンミンゼミとかツクツクボウシとかスマホの録音機能で録音します。これを真冬に聞いて、夏の明るい光を懐かしむというしょうもないことを毎年やっています凝視

 

2000年代中頃にアメリカの北東部で3回夏を過ごしましたが、蝉の声は覚えていません。cicada(蝉)という単語があるからいることはいるのでしょうが、日本の蝉とは鳴き声が違うのでしょうか?ひまわり

 

では、今日も英語表現クイズ、蝉たちに負けない声で発音してみて下さい!

 

Here we go! ニコニコ

 

 

 TODAY'S
 

子供の頃に「半日村」という絵本を読みませんでしたか?斎藤隆介さん作。そして滝平二郎さんの素敵な切り絵。

 

村の後ろに高い山があるから、その村は半日しかお日様を浴びることがない、というあれです。

 

1)「その村は半日しか日があたらない、だからこういう名前がついているんだよくもり

The village gets sunshine only for half a day, (  ) (  ) (  ).

ヒント:直訳すると「ゆえに、その名前」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

The village gets sunshine only for half a day, (hence) (the) (name).

 

このhence the nameで「よってこの名がある」「だからこう呼ばれる」という意味です。セットフレーズとして使って下さい。

 

NHKラジオ実践ビジネス英語で学習した時のメモは、

 

「だから、こういう名前がついている」

 

~, hence the name.  Q

 

こうなっていました。説明の後にさらっと付け足す表現ですね。

 

「軍艦島は上から見ると軍艦の形をしています。それでこう名付けられました」

 

Battleship Island has the shape of a battleship when viewed from above, hence the name.

 

会話の流れで、"Hence the name."この部分だけ切り取って「それが名前の由来だよ」と使う事も可能ですね。

 

先ほどの『半日村』は子供向けの話でしょうが、気の遠くなるような長い年月を経て『一日村』へ。人間ってすごいなあ、と大人になった今思い出しても感動が蘇ります。晴れ

 

では、次の問題に行きましょう。

 

おやおや。コーヒーメーカーが休憩室に備え付けられましたよ。

朝一番、入れ立てのコーヒーをみなさんどうぞ、飲んで下さい!だってコーヒー

社長さんが、こう言いました。

 

2)「私はみなさんによい1日のスタートを切ってほしい

We want everyone to start the day off ( ) ( ) ( ) ( ).  

ヒント:「正しい足で」と言って下さいあし

 

 

 

 

 

 

 

 

We want everyone to start the day off (on) (the) (right) (foot).  Q

 

セットフレーズはstart off on the right footです。「初めからうまくいく」「うまい関係でスタートする」という意味です。これを見て勘のいい方は、反対表現がすぐに思い浮かんでいるのではないでしょうか。

 

「出だしでしくじる」「まずい関係から始まる」がstart off on the wrong footです。

 

では、例文を音読してみて下さい。

 

「新しい上司とは良いスタートを切りたい」

 

I want to start off on the right foot with my new boss.

 

「初めはうまくいかなかったけど、今は仲良くやっている。」

 

We started off on the wrong foot, but now we get along well.

 

ところで、right footってどちらのfootのことでしょう?あし

 

right/leftが入った表現でget off the wrong side of the bedというのがあり、これは「(一日中)機嫌が悪い」という意味です。由来は、ベッドの左側から起きるとその日は縁起が悪いという迷信から来ているとか。the right/wrong footにはそれがあるのでしょうか?

 

ChatGPTに質問を投げてみました。

 

この表現は文字通りの左右の足ではなく、**象徴的な「正しい方向、幸先の良いスタート」**を意味します。

起源には諸説ありますが、一説では次のように言われています:

  • 古代や中世の文化では、「右」は幸運・正しさを象徴し、「左」は不吉とされることが多かった。

  • 軍隊や行進では「右足から踏み出す」のが基本で、それが「正しい始まり」と見なされた。

つまり、「どちらの足が実際のright footか?」というよりも、「正しい・好ましいスタート」という比喩的な意味で使われているということです。

 

以上がChatGPTの解答です。ロボット

 

アメリカ人の英語ネイティブに聞いてみたところアメリカ、彼は「おそらくダンスの最初の足が右足なんじゃないかな?英語文化では右が正しい、というイメージが強いから」と言っていました。ChatGPTの軍隊や行進の説も、「それもありかも」だそうでs。

 

英語表現をセットフレーズとして覚えておいて、会話の中で聞き取れたり使ってみたりできればそれでいいのですが、時にはその由来なども知るともっと英語の勉強が興味深くなりますね。

 

では、最後の問題です。これもあしが関係していますよ。

 

自分の会社が新しいビジネス分野に進出しました。半年経って、何とか業績も伸ばし始めているようです。

 

3)「新企業は好調だ

The new business is on a sound ( ).  L

ヒント:ただの足ではなく、「足がかり」という単語にして下さい。

image

 

 

 

 

 

The new business is on a sound (footing).  L

 

footingは「土台」「基礎」という意味や、「足場」「足がかり」また、「足もと」という意味もあります。

 

be on a sound footingは直訳すると「健全な足場の上にある」で、そこから「好調だ」と訳されているのですね。足もとがしっかりしていればビジネスも大丈夫。イメージしやすい表現だと思います。

 

物理的な「足場」「足もと」で使われた例を一つご紹介します。

 

「彼女は凍った階段で足を滑らせて転んだ」雪の結晶

 

She lost her footing on the icy steps and fell.

 

 

接続副詞

 

今日は文法のお話です。おつきあいください。

 

hence「ゆえに」が入った表現をご紹介しました。この単語は副詞なのですが、節と節をつなげることができるため「接続副詞」と呼ばれます。

 

いくつかよく見かけると思われる接続副詞を挙げてみます。わざと「書き言葉調」のものを選びました。いくつご存じでしょうか?

 

1) She was very tired; however, she kept on working.

 

2) Jane missed the train; therefore, she was late for school today.学校

 

3) You should take your  umbrella; otherwise, you would get wet. 傘

 

4) It was raining so hard; nevertheless, the soccer game was held as scheduled.サッカー 

 

5) I do not want to go; besides, it is too hot outside.晴れ

 

答え合わせです。

 

1) however 「しかしながら」<反意的>別のいい方をするとbutやeven soです。

 

「彼女はとても疲れていたが、働き続けた」

 

2) therefore「それゆえ」<因果関係> 話し言葉なら、soやthat's whyを使うでしょう。

 

「ジェインは電車を逃してしまい、学校に遅れた」

 

3) otherwise「さもなければ」<選択的>if notと言い換えられます。

 

「傘を持って行きなよ。さもないと、濡れてしまいますよ」

 

4) neverrtheless「それにもかかわらず」<反意的> butやeven soで言い換えができます。

 

「雨が激しく降っていたが、サッカーの試合は予定通り行われた」

 

5) besides「その上」<連結的> alsoで言い換えら可能ですが、このalsoも接続副詞です。

 

「私は行きたくないし、それに外は暑すぎる」

 

今回は全て1語の接続副詞を挙げましたが、この他にもfor example(例えば)that is to say(つまり)or else(さもなくば)など、2語以上からできている接続副詞もあります。

 

また、ここでお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、接続副詞は節と節の間に入ってくると「~; however, ー」のように、セミコロンとコンマで挟むか、「~, however, -」とコンマで挟みます。

 

また、今挙げた接続副詞がso, but, if notなどで言い換えられるとは言え、このもったいぶった表現をを使っているとは言うことは、それなりの意図があるのでしょう。

 

例えば、シンガポール人作家のCatherin Lim氏の"Or else, the lightning God"という小説。この題名の日本語訳が『さもなくば、雷鳴が』でした。素敵な訳だと思いました。雷