今日の3題です
最近耳にする言葉に「フィジカルAI」があります。これはもう日本語に訳すこともせず、physical AIをそのままカタカナ語で入れてきたものですが、意味を説明しなさいと言われたらどうなるんだろう?ググってみますと・・・
「フィジカルAIとは、AIがカメラやセンサーで現実世界を認識し、ロボットや機械といった物理的な「身体」を動かして自律的に作業を行う技術」![]()
身体を持ち、さらに自分で状況を判断して行動していくロボット。アニメの世界にそれっぽいのがいますよ。
鉄人28号、鉄腕アトム、ガンダム、マジンガーZ、ドラえもん・・・。
でも、この中で人間が操作しているものは厳密には「フィジカルAI」には入らないという(生成AIによる)回答でしたので、じゃあSFアニメの世界にいたフィジカルAIってどれなんですか?
「鉄腕アトムやドラえもんが、現代のPhysical AIが目指している未来のSF版だった」
なのだそうです。あ~、きっと近い将来このphysical AIについての論文も大学入試対策の問題集に出てきたりするんだろうな・・・。勉強しなくては・・・![]()
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では、今日も3題の英語表現クイズにお付き合いをよろしくお願いします。
Here we go! ![]()
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前回ご紹介した表現は、代替治療(鍼灸、マッサージ、漢方薬)などがトピックだったレッスンから取ったものです。針治療を受けたことがある人の台詞。
I feel so relaxed that I often nod off.
「あまりに気持ちよくて、ついうとうとしてしまう」
その会話の中で、西洋医学、現代の医療の中でこういった代替治療がまだしっかり理解されていない、とこんな台詞がありました![]()
1)「ほとんどの医師達には、代替治療の話を切り出すだけで鼻であしらわれてしまう」
Most doctors ( ) (u- ) ( ) ( ) at the mere mention of alternative treatment. N
ヒント:鼻を上に向ける、です。
Most doctors (turn) (up) (their) (noses) at the mere mention of alternative treatment. N
答えはturn up one's nose at O (turn one's nose up at O)です。これで「(人・事)をバカにする、鼻であしらう」という意味になります。他にも、食べ物などを「嫌がる」という例で使われます。
では、例文の音読をしてみてください。
My daughter turns up her nose at natto every time I try to serve it.
「納豆を出そうとする度に、私の娘はそれを嫌がる」
She turned up her nose at the offer, but later she regretted it.
「彼女はその申し出を断ったが、後になって後悔した」
では、次の問題に行きましょう。
ヘッドハンティング、というと外部で活躍している優秀な人を企業などが引き抜いてくること。
これが学問の世界にもあるのですね。優秀な大学教授に欧米の一流大学から声がかかる。その教授が大学の看板で、毎年その先生の授業が大人気だったとなると、大学側も困ってしまいます ![]()
さて、その「引き抜き」はちょっと面白い英単語で表現されます。
3)「彼らは教授の引き抜きをするのじゃないか?」
Won’t they be ( ) professors? N
ヒント:「密猟する」という単語です![]()
Won’t they be (poaching) professors? N
poachは「「(他人の土地で)~を密猟する」と言う意味です。象牙のためにゾウを、など野生動物を「密猟する」で使われる単語で、「密猟者」はpoacherです。
そして辞書には「(他人の権利など)を侵害する、(考え、人材)を盗む、引き抜く」と説明があります。なるほど、他人の領地から価値の高い獲物を無断で狩ってくる。優秀な人材の引き抜きが、そこからイメージして覚えられますね。
では、「引き抜き」で使われるこの他の例文を音読してみてください。
The club poached the star player from its rival club. ![]()
「そのクラブはライバルからスター選手を引き抜いた」
Tech companies are poaching talent from one another by offering a much higher salary. ![]()
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「テック企業は、はるかに高い給与を提示することで絶えず互いに人材を引き抜き合っている」
そして、TIMEの記事にもこの"poach"が使われている箇所を発見しました。
Meta CEO Marak Zuckerberg poached key Open AI researchers with lucrative pay packages. --TIME, Sept. 7. 2026, Inside OpenAI's Roboot by Alex Health
「MetaのCEO、マークザッカーバーグが高額な報酬パッケージを提示してOpen AI社の主要な研究員達を引き抜いた」
まさに熾烈な(cut throat)人材獲得合戦が繰り広げられているのですね。![]()
では、最後の問題です。頑張って下さい。並べ替え問題として出題します。かっこの中の単語を並べ替えて、日本語の意味にあった文章を作って下さい![]()
もう今年も残すところあと2ヶ月。会社の中でも「これは年内に片付けたい事項」などと、じわじわ年末に向けて忙しさが加速している・・・![]()
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でも、目の前の忙しさに埋もれてしまっては心身の健康にもよくないですよ。英語の諺を一つ。
3)「あくせくせずに、身近な幸せに目を向けることを忘れてはいけないよ」
You should not (smell /stop /forget/to / the roses / and ).
ヒント:「立ち止まってバラの香りを嗅ぐことを忘れるな」です![]()
You should not forget to stop and smell the roses.
これは「立ち止まってバラの香りを嗅ぐ」が直訳なのですが、直訳では意味がわからないですね。
本物のバラの匂いを楽しみなさいという事ではなく、比喩的にあくせくするな、人生を楽しめ、を伝えることわざです![]()
「こころに余裕をもちなさい」「身の回りにある幸せに目を向けなさい」「ゆっくりとリラックスしよう」こういった和訳を充てられると思います。
このrosesは季節の変化、自分が好きなこと、何気ない友人との会話、おいしい食事。なんでも良いのですが、忙しさの中で見落としがちな、小さな幸せのことなのですね。それをrosesという花で表現することが、西洋らしいです![]()
会話の中ではどんな風に使われるのでしょうか。例文を音読してみて下さい。
You work too hard. Sometimes you just need to stop and smell the roses.
「働き過ぎですよ。もっと心に余裕を持つことが大切だよ」
roses

西洋文化の中で、バラという花は「愛、ロマンス、美しさ」を象徴する特別な花ですよね。
バラと言って私が真っ先に思いつくのは「ベルばら」こと「ベルサイユのバラ」ですが・・・。
さて、バラが入った表現をいくつか見てみましょう。英文だけ挙げますので、意味を考えてみて下さい。
1) In that scandal, he was the only one who came up smelling like roses.
2) Life as a superstar may not be a bed of roses.
3) Call it a carbon tax or an environmental tax-- it is still a tax, a rose by any other name.
4) He tends to see the world through rose-colored glasses.
では、答え合わせです。意味を確認してみましょう。
1) In that scandal, he was the only one who came up smelling like roses.
「そのスキャンダルで、何事もなかったかのように切り抜けたのは彼だけだ」
come up smelling like roses「何事もなかったかのように切り抜ける」
自分だけはバラの香りがする、とは自分だけはやましいことがない(ように見える)だそうです。実際は黒、かもしれないのですが・・・。
2) Life as a superstar may not be a bed of roses.
「スーパースターの人生って、そう楽なことばかりではないかもしれないね」
a bed of roses「バラの花壇」とは「楽な生活」「苦労のない状態」を比喩的に表現したものです。そうか。このbedは「寝床」だと勘違いしていましたが、「花壇」なんですね![]()
3) Call it a carbon tax or an environmental tax-- it is still a tax, a rose by any other name.
「炭素税にしても環境税にしても、どちらも税金だよ。名前が変わっただけだ」
これはシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の中でのジュリエットの台詞です。
A rose by any other name would smell as sweet.
「バラはどんな名前で呼んだって、良い香りがするわ」
モンタギューとキャプレットという敵対する一族の名前を持った二人。「どうしてあなたはロミオなの?」その名前を捨てれば、お互い愛し合えるのに、というところですね。そこから「名前を変えても中身は同じだ」という場面で使われる表現です。
4) He tends to see the world through rose-colored glasses.
「彼は世の中を楽観しする傾向がある」
see things through rose-colored glasses「物事をバラ色のメガネを通して見る』→「楽観的すぎる」です。
さて、そして最後にもう一つ。これは日本語にもなっておりますが
Every rose has its thorn.
「どんなものにも欠点がある」=「きれいいな花にはとげがある」
近頃では品種改良によってとげのないバラも出ていますが(野生種で元々とげがないバラもあることはあるようです)、そうなると今後、このことわざの意味も理解しにくくなるのかな?
「昔はね、バラにはとげがあったんだよ」
ふ~ん・・・
