今日の3題です。七夕

7月がやって来ました。7月と言えばやはり七夕ですね星空

 

子供の頃、短冊に願い事を書いて笹の枝に付け、当時は本当に川に流していました。「これが流れ流れて海まで行って、そこから天の川まで流れ着いて、子供達が書いた願いをお星様が叶えてくれるんだよ」星(それほど水量の多い川ではなかったので、流れる途中でgot stuckしていましたが・・・)

 

「英語がネイティブみたいにしゃべれますように!」

 

さて、この願いは短冊に書いて川に流しましょうか、それとも、毎日コツコツ表現の復習でもしましょうか・・・はてなマーク

 

とりあえず、本日のクイズを3題頑張ってみるのもいいですよね。

 

Let's do this! ニコニコ流れ星

 

 

 TODAY'S
 

例えば50分の刑事物ドラマ。最初の10分で事件が起きます。そこから30分くらい捜査があって、重要参考人か何か連れてくるのですが・・・

 

"His alibi checks out. He's not our guy."

「アリバイが立証された。こいつは犯人じゃない」

 

で、真犯人は別にいる、ってことになって、今度はその真犯人を捜査官達が必死で追います。この間に事件解決に向けて様々な情報を頼ります。おっと、今回はprivate eye(私立探偵)が重要な情報をくれたようです携帯

 

1)「私立探偵からの情報で、ラム酒の密輸事件が解決した

Tips provided by a private eye (  ) the rum smuggling case.  N

ヒント:「割る」という単語です。特にクルミを割る、で使うあの単語です。

 

image

 

 

 

Tips provided by a private eye (cracked) the rum smuggling case.  N

 

crack the caseで「事件を解決する」です。crackは卵やクルミの殻などにひびを入れるという動詞なので、難解な事件にひびをいれ、そこからその謎を暴くと言う意味で使われています。solve the caseと言えるところが、少しドラマチックになりますね。

(チャイコフスキーの楽曲でも有名な『くるみ割り人形』はThe Nutcrackerです。)

 

この「ひびを入れ、ガッと割る」イメージから

 

crack a mystery(謎を解く)

crack a code(暗号を解読する)

crack a problem(問題を解決する)

 

これらも使えます。

 

では、「解決する」が入った例文を音読してみて下さい。

 

The police cracked the case after reviewing a tremendous amount of surveillance camera footage.

 

「大量の防犯カメラ映像を確認した後、警察は事件を解決した」パトカー気づき

 

刑事物を見ていると「逃走犯の行方を追え!」と、街中の監視カメラの映像をつなぎ合わせて犯人の行方を探しますね。「ここで地下鉄に乗った」「この駅から出てきた」等々。こういうシーンは見ていてわくわくします爆  笑そして、それが事件解決につながるなら、監視カメラは良いではないか、これから数がどんどん増えると良いではないか、と考える人も多いですね。でも、反対意見も無視してはいけないでしょう。

George Owellの”1984”という小説の中にtelescreenなるものが出てきます。これは人々の生活を監視するための装置です。1949年にこの小説を書いたGeorge Owellが思い描いていたのは、今の監視カメラだったのでしょうか?カメラ

 

では次の問題です。

 

ポテトチップスの袋がカラー印刷からモノクロ印刷になりました。カラー印刷に必要な石油化学原料であるナフサの供給不足が原因だそうです。

今回のように突然ふりかかった石油製品不足という事態。予測できるものも予測できないものも含め、何が来てもビジネスピープルは危機に直面したら、何とかして事態を打開しようと知恵を絞るのです・・・物申すハッ

 

2)「経費を削減して生産性を倍増することで事態を好転させよう

Let’s (   ) (   ) (   ) by cutting costs and doubling our productivity.  M

ヒント:「事態」は「物」の複数形で。これをぐるっと回転させてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

Let’s (turn) (things) (around) by cutting costs and doubling our productivity.  M

 

turn O aroundで「<経済など>を好転させる」という意味です。聞き手が理解できるならOのところにはit, thatなどといった代名詞でも大丈夫です。

 

「その状態を好転させなくてはならない」

 

We’ve got to turn that around. N

 

また、turn aroundを自動詞として使い「<経済などが>好転する」とか、「意見・態度を変える」で使う事もできます。

 

After the discussion, he has turned 180 degrees around.

 

「彼は話し合いの後、態度を180°変えた」

 

では、最後の問題に行きましょう。並べ替え問題になっています。大学入試問題でも頻出の文法事項。ちょっと手応えありますので頑張って下さい筋肉ハッ

 

みなさんの周りにいわゆる「人格者」と呼ばれる人はいませんか?a person of character/ a person of integrityと英語では呼びますが、そうは言ってもやはり人間ですねニヤリ

 

3)「少しも欠点のない人などいるはずがない

There (has /no one /can be /some faults/ but).  N

ヒント:関係代名詞を使った表現なのですが、この関係代名詞は「しかし」で習ったあの単語です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

There (can be no one but has some faults).  N

 

butが「疑似関係代名詞」と呼ばれる関係代名詞です。でもその中に否定の意味を持っているのでbut has some faultsで「欠点を持っていない」と捉えて下さい。それがno one(先行詞です)にかかります。

 

「欠点のない人はいない」→「誰にも欠点がある」

 

butを使うのはちょっと書き言葉的な形式張った言い方ですが、今でも話し言葉でも書き言葉でも出てきます。例文を一つ覚えておくと似たような表現に出会った時に理解できますね。

 

これをおなじみの関係代名詞の"that"を使って表現すると以下のようになります。

 

There can be no one that does not have any faults.

 

There can be no one that nas no faults.

 

関係詞節のなかに否定語が入ります。

 

また、これも同じような意味ですが

 

Everyone has some faults.

 

一番すっきりしますね爆  笑気づき

 

 

疑似関係代名詞but

 

「疑似関係代名詞」などという怪しげな名前がついていて、学校文法では関係詞の章で習うことが多い"but"。以下の4点がその説明です。

 

※関係代名詞の but は that~not「~しない人はいない。」という意味で用いられることがほとんど。

※there isと 始まることが多い。

※but 節の動詞にnotをつけると分かり易い。

※後ろには主語を欠いた不完全文が来る。

 

まだまだ大学入試問題に顔を出すこともあり、文法の時間に学習しますが、出てくる例文はほぼ同じようなものです。

 

There is no rule but has exceptions.

 

= There is no rule that doesn't have any exceptions.

 

「例外のないルールはない」

 

There is no one but has weaknesses.

 

=Everyone has weaknesses.

 

「弱点のない人はいない」

 

There is nobody but has their faults.

 

「欠点のない人は1人もいない」

 

None came to him but were fed.

 

「彼のところに来て食べ物を与えられない者は誰もいなかった」

 

There is scarcely a man but speaks well of Tom.

 

= There is scarcely a man who does not speak well of Tom.

 

「トムのことをよく言わない人はほとんどいない」

 

手元にある参考書から、例文をいくつか抜き出してみました。ほとんどがThere is構文で、内容も似通っているので、これらを学習しておけば『疑似関係代名詞のbut』は大丈夫かな・・・。

 

でも例文が同じようなものばかりで面白みがないので、自分でいくつか作ってみるというのはいかがでしょうか?

「○○しない△△はない」=「△△はみんな○○だ」なので、普通はEvery~で始まる文章をbutで言い換えてみましょう。参考書にある文章よりも少しは面白みのあるものができるでしょうか・・・はてなマーク

 

Every country has its own culture.

 

= There is no country but has its own culture.

 

「どの国にも独自の文化がある」

 

Every job has its difficulties.

 

= There is no job but has its difficulties.

 

「どんな仕事にも苦労がある」

 

Every success has a price.

 

= There is no success but has a price.

 

「成功には必ず代償が伴う」

 

Every cloud has a silver lining.虹

 

= There is no cloud but has a silver lining.

 

「どの雲も裏は銀色」有名なこの諺ですが、butで言い換えるとこうなります。

 

Every child has a virtue of their own.

 

= There is no child but has a virtue of their own.

 

「どの子供にも良いところがある」

 

最後の言葉は、授業中にカッとなりそうになったら頭の中で唱えようかな・・・ムキー

 

なお、これらの文章はeveryで言えば十分な内容を無理矢理butで言い換えたものです。日常的に使うにはあまりに文語的です。