今日の3題です。
6月もそろそろ終わりで、本格的な夏へ。夏休みの計画はもうバッチリ、という方も多くいると思います。
アメリカにいた時、6月どころか5月の終わり頃にはもう学年が終了してMoving Up Ceremony(進学式?)やらGraduation Ceremonyやらが行われ、その後長い長い夏休みに入っていました。![]()
そんなに長いこと何するの?と最初は思いましたが、『○○キャンプ』と名の付くプログラムが多数あり、多くの生徒達はこれらに参加していました。バレーボール、サッカー、体操といったスポーツ系、絵を描くアクティビティなど芸術系、また海外から来た子供達向けのESL(English as Second Language)など。それぞれ子供達にとっては、夏の良い楽しみと学びの場となっていました。![]()
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では、今日も3題のクイズをお楽しみ下さい。
Here we go! ![]()
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bear sightings「クマの目撃」のことです。オンライン英会話の教材にも出てきましたし、学校で使っている共通テストの問題にもありました![]()
実際にクマに出会ってしまったら・・・こんなアドバイスも聞いた事があります。
1)「指一本動かすな」
Don’t move a ( ). K
ヒント:動かしてはいけないものは日本語では「指」。英語では「筋肉」です![]()
Don’t move a (muscle). K
これが「指一本動かすな」に相当する英語です。微動だにするな、でもいいですね。
これに対し、「指一本触れるな」は同じくfingerを使います。
「彼女に指一本触れるな」![]()
Don't lay a finger on her.
同じく「指」ですが、「指を置くな」という動詞になります。
さらに、日本語と微妙にずれる表現です。
「彼はそのニュースを聞いても眉一つ動かさなかった」![]()
He did not bat an eye when he heard the news.
batと言う単語には「(目、まぶたを)ばたつかせる」という意味があります。
さらに・・・
「にこりともするな」![]()
Don't even crack a smile.
直訳するとDon't smile.ですが、そうではないのですね。crackは「割れる」「ひびがはいる」などの意味ですが、壁にピキピキとひびが入っていくように表情が崩れていくことを言うようです。
この表現を聞くと「開口笑」という中国のお菓子を思い出します。ドーナツみたいなお菓子で、まん丸い形の生地を油で揚げると真ん中が口を開けたように開くためこのように呼ばれています。
では、次の問題に行きましょう。並べ替え問題です。単語を並べ替えて、日本語の意味になるように文章を完成させて下さい。
友人が急に海外に行くって言い出した![]()
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しかも来月?仕事はどうするの?確かおつきあいしている彼女がいるよね?今のアパートに越したばかりだよね?ペットちゃんはどうなるの・・・![]()
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こんな風にちょっと頭がこんがらがってしまいそうなときに使える台詞です。
2)「ちょっとはっきりさせておきたいんだけど、こういうこと?」
(get/ let / straight /me / this ).
(Let me get this straight).
これで、「え?それってつまりこういうこと?」として使えます。これに続けて
You are going to quit your current job, break up with your girlfriend, move out of the apartment, and leave your pet with someone else?
のように、自分なりの解釈を付け足して相手の返事を待つ。そんな場面で使えます。
また、相手の言った事を自分が正しく理解しているか確認したい場面でも使えますので、例文を音読してみて下さい。
A: If someone calls to the office and asks for the president, we do not put the call through to him. Just ask the caller's contact information, and we will call back later.
B: Let me get this straight. Even if the caller says it's urgent, the call does not go through to the president, correct?
A: That's right.
社長には直接電話を取り次ぐことをせず、折り返し電話をかけるのだというルールを確認していますね![]()
では、最後の問題にいきましょう。
ストレスとどう向き合うか。もう何年も前からこれはよく話題に上ることです。
「あなたのストレス対処法は?」
こんな質問が来たら
「とにかくおいしいものをたくさん食べる!」
「仲の良い友達に話を聞いてもらう」
「思い切って休暇を取って、ちょっと遠くまで行ってみる」
たかがストレス、と無理せずに、重度になる前になんとかしなくてはいけませんね。
3)「ストレスがたまることを軽く考えてはいけません」
You should not ( ) ( ) ( ) being stressed out. s
ヒント:まさしく「軽い」という単語が真ん中に入ります。
You should not (make) (light) (of) being stressed out. S
make light ofは「軽々しく扱う」「軽視する」「大したことないとする」です。
では、例文を音読してみて下さい。
Schools today seem to make light of the importance of writing kanji by hand.
「今の学校は漢字を手で書くことを軽視しているようだ」![]()
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Do not make light of the opinions of new hires.
「新入社員達の意見を軽視してはいけませんよ」
皆様も、ストレス発散法をそれぞれお持ちだと思います。
私はその一つが「犯罪ドラマを見る!」です。犯人が捕まった瞬間・・・スカーッとします。(たまに逃げられたり、逆にやられちゃったりすることもありますが
)
台湾を巡るディール
先日NHKの朝のニュースを聞きながら朝食を作っておりますと、「?」となる場面がありました。5月の米中サミットより前のニュースですが
「トランプ大統領に台湾を巡るディールを持ちかけるのではないかと言う懸念」とアナウンサーが読んだのが、聞き取れませんでした。![]()
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この時、おそらく間違えて読んだのだと思うのですが、アナウンサーは
「ディイル」
こんな風に最後の「イル」を高く、強く読んだのです。その瞬間もうdealの「ディール」ではなくなりました。インスタやTikTokの動画を指す「リール(reel)動画」が日本語では
「リイル」
このように発音されますから、それと勘違いしてしまいました。
さて、英語から日本語にこのように「○ー○」と元々一音節の単語がたくさん入ってきていますが、それぞれがどんな風に日本語で発音されているでしょうか?
一音節の英単語では、アクセントが後ろに行くことはあり得ません。全て「○-」の部分が長く強く発音されます。ところが、日本語に入った時に母音が真ん中にもう一つ入り込んで来て、ついでに単語の後ろが高く強く発音されるようになるものもありますね。(まさにこの「リイル」です)そして、単独では英語の単語に近い発音をするカタカナ語でも、後ろに単語が続くと多くが「リイル」型になります。前に単語がつくと元に戻って最初にアクセントがきます。
earl: 「アアル」紅茶の「アールグレイ」日本語では「アアル グレイ」と言いませんか?earlは「伯爵」です。単独でカタカナ語にはなっていないかな?![]()
cool :「クウル」。単独では「クール」ですが、後ろに単語がくると「クウル ビズ」のようになります。
call:「コオル」これも単独では「コール」です。後ろに単語を付けましょう。「コオル サイン」。でも、前に単語が付くと戻ります。「ナース コール」
nail:「ネイル」。この一音節語はいわゆる「二重母音」ですが、英語では「ネイル」のように最後の「イル」は消え入らんばかりの発音です。日本語で後ろに単語が続くと「ネイル サロン」。「イル」を強く高くです。または「ネエル」と入る母音が「エ」でも言えますね。![]()
hall:「ホオル」。単独では「ホール」ですが、「ホオル スタッフ募集中」のように後ろに単語が来て高く強くなります。前に単語が来ると戻ります。「コンサート ホール」
pearl:「パアル」。単独では「パール」ですが、「パアル イアリング」。前に付けてみましょう。「ブラック パール」
pool:「プウル」。単独で「プール」でも「プウル 掃除」です。前に付けます。「市民プール」
tail:「テイル」。二重母音ですが、日本語に入ると「テエル」となったり「テイル」となったりしませんか?「テイル ランプ」も「テエル ランプ」もありでしょう。ちなみにALB48の「ポニーテールとシュシュ」はこう書きますし、前に単語が付くので最初が強く発音されますが、歌の中では彼女らは「ポーニーテエル~」と「エ」をつけて歌っているように聞こえます。曲に合わせてちょうど伸ばす所ですし![]()
そして面白いのは、発音はこうですもカタカナ表記では真ん中が「-」だと言うことです。「ネールサロン」「テールランプ」。それを発音するときに長く伸ばしてるだけなのか、母音をもう一つ付け足しているのか、このあたりには世代差もあるかもしれません。
それから「リール」のように後ろを強く高く、そして母音を補う単語に「ツール」があります。単独で「ツウル」と発音させるのを聞きますが、「ツール」と言う発音もありです。そして後ろに単語が付く例は思い浮かびませんが、前に来ると「コミュニケーション ツール」前が強くなります。
とにもかくにも、アナウンサーの皆さんはこのあたりをきっちりと訓練していらっしゃるようですから、やはりあの日、dealを「ディール」ではなく「ディイル」と発音した彼は、あとから「しくった~
」と思われたのではないでしょうか。
こういうの考えるの楽しいです。言語は本当に楽しいです!カタカナ語ももっと研究してみると色々見えてきそうですね。(そして、この「○ー○」を「ア」から順番にリストアップしていく作業は、70分間のテスト監督の間に頭の中でやってました
)
