今日の3題です。
音読しましょう!と英語の先生方に言われた経験がありますか?
単語を覚えるにしても声に出して発音できてこその、「覚えた」だと思います。
大学入試の過去問を大学別に集めた「赤本」。先輩達の経験談を綴ったページのあるものもありますが、必ず何人かの先輩が「長文問題を解いたら音読をしました」と書いています。やはり、音読。tried and true(実証済み)ですね!
今日も3題クイズを出題しますが、是非とも例文を音読して下さい。例文丸ごと自分のものにできたらいいですね。
Here we go! ![]()
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2月、3月にはミラノ・コルティナ冬季オリンピック、パラリンピック
。3月にはWBC(ワールドベースボールクラッシック)
。そしてこの夏にはFIFAワールドカップ
。世界的なスポーツの祭典が目白押し。
どの大会も、各国の選手達が国旗を背負って熱戦を繰り広げます
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1)「競技での優勝はその国の名誉となるだろう」
Victory in the competition would be a ( ) ( ) ( ) ( ) ( ).
ヒント:「その国の帽子の中の羽」と言って下さい。羽はf-始まりの単語です。
Victory in the competition would be a (feather) (in) (the) (nation's) (cap).M
答えはa feather in one's capです。「誇りとしている物もの」「自慢の種」「名誉」という意味です。
自分の帽子に鳥の羽(を飾る)。これはネイティブアメリカンが、武功を上げると鳥の羽を飾った事に由来するとのこと。そう言えば、ネイティブアメリカンのシンボルが色鮮やかな鳥の羽根飾りですね。
では、この表現の入った例文を音読してみて下さい。
Success could put a feather in our cap. M
「成功すれば名誉となる」
For a writer, winning the Akutagawa Award is a real feather in their cap.
「作家にとって芥川賞受賞はまさに名誉だ」![]()
Hosting the Olympics would be a feather in the country's cap.
「オリンピック開催はその国の名誉であるだろう」![]()
では、次の問題に行きましょう。
この冬は、昨年の冬に引き続き、日本海側や北日本が大雪に見舞われました![]()
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特に雪道での立ち往生を避けるため、道路公団などが冬用タイヤ、チェーンの着用を呼びかけ、必要があれば高速道路の予防的通行止めが行われたりしました。
雪の日に、ノーマルタイヤでそれでも出掛けていくドライバーがいるのは怖いことです。
2) 「大雪の日にノーマルタイヤで運転するなんて愚の骨頂だ」
It is the ( ) ( ) ( ) to drive with normal tires in heavy snow.
ヒント:「愚かさの絶頂(一番高いところ)」が直訳です。
It is the (height) (of) (stupidity) to drive with normal tires in heavy snow.
このheightには「絶頂、局地、最高潮」といった意味があります。the height of stupidityは「愚かさの極み」なので、日本語の「愚の骨頂」に相当します。
私はこの表現しか知らなかったのですが、このthe height ofを使った表現をもう少し見てみましょう。
at the height of excitment「興奮の極みに」
in the height of the summer「夏の盛りに」
the height of madness「狂気の沙汰」
the height of arrogance「傲慢の極み」
the height of irresponsibility「無責任の極み」
なるほど。こんな風に使えるんですね。特に最近の世界情勢には、最後の2つが当てはまるような出来事が多いと感じるのは私だけではないのでは・・・![]()
では、最後の問題です。頑張って下さい。
契約獲得に向けて、頑張ってプレゼンの準備をしてきました。「あなたに任せたからね」と上司にも期待してもらっていたのですが、その契約は他社に持って行かれてしまったって。友人が、ちょっと落ち込んでます![]()
3)「私は彼らの期待に応えられなかったんだ」
I didn't ( ) ( ) to their expectations.
ヒント:最初の動詞は「測る」という意味のm-始まりの単語です。
I didn't (measure) (up) to their expectations.
measure up to ~で「~の基準に達する」「~に見合う」「~の期待に応える」といった意味になります。
I didn't measure up.
これだけでも「期待に応えられなかった」として使えます。
では、例文を音読してみて下さい。
I hope I can measure up.
「期待に応えられるといいのですが」
Kids tend to work hard to measure up to their parents' expectations.![]()
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「子供達は両親の期待に応えるために一生懸命努力する傾向がある」
feather
第1問でa feather in one's capとfeather「鳥の羽」が出てきましたので、featherの入った表現をいくつかご紹介します。意味を考えてみて下さい。
1) Those two are always playing the online game together -- birds of a feather flock together.
このaは「同じ」という意味。同じは羽の鳥、です。![]()
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2) This sleeping bag is light as a feather.
3) His gruff attitude ruffled some feathers in his office.
gruff=「ぶっきらぼうな」、ruffle=「羽毛を逆立てる」。
4) The first-year students are in fine feather.![]()
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新入生のわーわーきゃーきゃー言う声が聞こえてきそうな表現です。
では、答え合わせです。
1) Those two are always playing the online game together -- birds of a feather flock together.
「あの2人、いつも一緒にオンラインゲームしてるね。類は友を呼ぶだね」![]()
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同じ性質の人は自然と集まる、と言う意味の諺です。このaが「同じ」という意味で使われていて、この諺は入試問題に出てきたりします。他にaが「同じ」で入っている諺には
Two of a trade seldom agree.「同業者はめったに意見が合わない」
これもあります。ご参考まで。
2) This sleeping bag is light as a feather.
「この寝袋は羽のように軽い」
軽いものの例えでfeatherが使われるんですね。ボクシングのfeatherweightが57.15キログラム以下の選手だそうです。でも、この下の階級にbantam(鶏の小型種、チャボ)級、fly(ハエ)級などがあるので、featherは一番軽いわけではないようです。
3) His gruff attitude ruffled some feathers in his office.
「彼のぶっきら棒な態度に気分を害される人が、彼の職場にはいる」
ruffleが「羽毛を逆立てる」という意味です。これは鳥さんが怒っているときの様子ですから、「人の機嫌を損ねる」「人を怒らせる」で使われます。
4) The first-year students are in fine feather.![]()
「新入生達は元気一杯だね」
in fine feather「元気一杯の」「上機嫌で」という意味です。
初めは緊張気味の新入生が、徐々に打ち解けて元気一杯、楽しい学校生活を送ってくれるといいなと思います。![]()
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