今日の3題です。
今日も英語表現クイズにお付き合い下さってありがとうございます。
ウグイスの声も聞こえる季節です。NHK朝ドラの「ばけばけ」で、ヘブン先生が日本人は虫の声を愛することが素晴らしい、と言っていましたが、鳥の声も昔から愛されております。特にウグイスのホーホケキョ
は、春を告げる典型的な声ですね。
では、今日のクイズに参りましょう。
Here we go!![]()
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合併により社名が変わります。こんなお知らせを目にすると、私たちは「そうか、この会社とこの会社が合併したんだ」、で済むことが多いです。でも、内部の社員さんにとっては事は重大です。
合併の話が公になる前に本当は早く知りたいところですが・・・
1)「その会社は合併のことを社員達には秘密にしておいた」
The company kept the employees ( ) ( ) ( ) about the merger. S
ヒント:「暗い中」です。
The company kept the employees (in) (the) (dark) about the merger. S
答えはin the darkです。これが「<人が>~を知らないで」なので、keep +(人)+in the darkで「(人)に知らせないでおく」という言い方です。
では、例文を音読してみて下さい。
We decided to keep her in the dark about the party.
「彼女にはパーティのことを知らせないことに決めた」![]()
サプライズパーティにしたかったのですね。
アメリカのABCニュースにNightlineという番組があります。夜の11時台のニュース番組ですが、その番組の紹介に以下のようなキャッチフレーズを聞いた事があります。
Just because it's late night, you don't have to be in the dark.
in the darkを「暗闇の中」とすると「夜遅くだからと言って、暗闇にいることはない」?
いえいえ、これこそが「知らないままでいていいの?」をちょっとだじゃれっぽく言ったものですね。Good sense of humor!![]()
では、次の問題に行きましょう。
会社とか組織で仕事をしていると、誰の担当かが特に決まっていなくて、それでも誰かがやらないといけない「雑用」みたいなの、結構あります。シュレッダーが一杯になっていたら、新しい袋と交換しておく。湯茶室のペーパータオルがなかったら補充しておく。こういうのが苦手な人、いつも見て見ぬふりをする人、いませんか?
2)「彼はこんなくだらない仕事できるものか、と思っている」
He feels ( ) this kind of work. Q
ヒント:前置詞を1語です。「~の上方に」
He feels (above) this kind of work. Q
aboveという前置詞は「~の上方に」という意味で学校でまず習いますが、「(能力で)~より上」とか「~を超越して」という意味もあります。
この例文では見下した感じで「自分はそんな仕事以上の価値がある」と言おうとしています。自分=この仕事より上。
She thinks she is above doing housework.
「彼女は家事なんて自分のすることではないと思っている」
この彼女も、自分=家事より上。
なお、同じくaboveを使った例文を以前にこのブログで紹介しました。
「法を超越する(の適用を受けない)人はいない」
No one is above the law. P
ここでは、自分=法律より上。と言える人は誰もいない、ですね。
では、もう一つ。NHKラジオ実践ビジネス英語のテキストにあった名言の中で、aboveが使われた面白いものを音読してみて下さい。
One resolution I have made, and try alway to keep, is this: 'To rise above little things'. -John Burroughs
「私が心に決め、必ず守ろうと努めている誓いはこれだ。ささいなことは気にしないこと」
なるほど。自分=些細なことより上。元気がでる言葉です![]()
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では、最後の問題です。頑張って下さい。
インバウンドで外国人観光客が今日も日本の地を踏んでおります。日本の食べ物で何が好きですか、と聞かれると寿司
、すき焼き、ラーメン
etc...
ある外国人が「納豆が好き」と言っているのをTVで聞きました。それはまた珍しいことですね・・・
3)「納豆は何度か試してだんだん好きになった」
Natto is an ( ) ( ). P
ヒント:「獲得した味」と言って下さい。
Natto is an (acquired) (taste). P
acquired tasteは「何度か食べているうちに好きになった味」です。最初は、においとか食感がどうも合わなかった食べ物でも、何度か食べているウチに好きになることはありますよね。「大人の味」と訳してもいいようです。
みなさんの、acquired tasteは何ですか?
Coriander is an acquired taste.
Salmon roe is an acquired taste.
Blue cheese is an acquired taste.
Corianderは日本ではパクチーとも言いますが、ちょっと独特の香りがあるので最初は食べられない人がいると思います。私もそうでした。でも、慣れてくるとこれなしでは物足りなくなってくるから不思議です。acquired tasteです![]()
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例文を作ろう
さて前回、仮定法の授業で、理科や社会の先生方が作った「科学のif」「歴史のif」の例文を使ってみたことをお話ししました。生徒達が作る例文や参考書に載っている例文とは違う、情け容赦のない専門家の例文![]()
「お隣さんと訳してごらん」と言うと、専門家の作った「仮定法」を一生懸命和訳していました。
では、本日もその例文をいくつかご紹介します。英語のみをまず出しますので、訳してみて下さい。
1) If it had not been for the Vietnam War, some of the masterpiece rock songs would not exist. ![]()
2) If Sugawara Michizane had not been demoted, Japan might not have a God of Study now. ![]()
3) If humans had enzymes to break down cellulose, we would be much fatter than we are now. ![]()
1)2)は世界史や日本史の先生、3)は化学の先生が作って下さった例文です。日本語にしてみましょう。
1)「ベトナム戦争がなければ、ロックの名曲のいくつかは存在しなかっただろう。」
2)「菅原道真が左遷されていなければ、学問の神様はいなかったかもしれないなあ。」
3)「もしも人間がセルロースを分解する酵素を持っていたら、人間は今よりもっと太っている」
セルロースの話などは、例文を作って下さった先生に説明してもらっていたので理解できました。生徒達は大丈夫?と思ったのですが、彼らは生物やら化学やらの授業で知識をもっているので、私なんかよりももっと生き生きとお隣さんと知識を競い合いながら訳していました。
仮定法を理解するには例文作り。これからもこの手でいこうと思います。
