今日の3題です。
2025年も残すところ、今日を含めてあと3日です![]()
仕事はお休みに入っても、新年を迎える準備で何かと忙しい年の瀬です。
「年の瀬」を英語で何と言うのかな?ネットなどにある表現は・・・
the end of the year
いやいや、違うでしょ。「年の瀬」の英訳にこれでは足りないです。「年の瀬も迫ってきました」と言うのなら、
We are in the middle of the hectic days of the year-end!![]()
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ここまで言っての「年の瀬」だと思います。
では、今日もお忙しい中、英語表現クイズ3題だけお付き合い下さい。
Let's have fun together!![]()
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さて、そう言う訳で年の瀬は忙しいです。なぜなら
1)「年の瀬にはやるべき事が無数にあるんです」
I've got ( ) ( ) ( ) ( ) things to do during the hectic days of the year-end.
ヒント:「千と一」と言います。
I've got (a) (thousand) (and) (one) things to do during the hectic days of the year-end.
a thousand and oneで「無数の」「非常にたくさんの」という意味です。
a thousandだけでも「たくさん」を意味しますが、そこに"and one"をつけることで、ちょっと大げさに表現しているのですね。
では、ちょっと大げさに下の例文を音読してみて下さい。
「彼女は遅れた理由を無数に並べ立てた」![]()
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She gave me a thousand and one reasons why she was late.
I’ve got a thousand and one things to think about. M
では、次の問題に行きましょう。
ちょっと小耳にはさんだのですが、自分の課の課長さんが実は会社の創業者の義理の息子さんだって。名字が違うから全然知らなかったんです![]()
で、得意げにお隣の席の同僚にこの話をすると・・・
2)「ずっと知っていたよ」
I knew it ( ) ( ).
ヒント:「全て」「沿って」と言って下さい。
I knew it (all) (along). M
all alongで「ずっと」「最初から」という意味です。alongには「~に沿って」という意味がありますから、「時の流れに沿って今までずっと」とイメージしておくと覚えやすでしょう。辞書には<know, feel, senseなどと共に用いられるとあります>
では、例文を音読してみて下さい。
「最初から彼女は嘘をついているという嫌な予感はあったのです」
I had a nagging feeling all along that she was lying.
「この旅行が楽しいものになるって、初めからわかってました」![]()
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I knew all along that this would be a wonderful trip !
では、最後の問題です。頑張って下さい。
同窓会などで久しぶりに会って、古い友人の近況を聞くことがありますね![]()
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昔、相当なワルだったTomoくんとか、今どうしてるのかな~?
すると、そのTomoくんのご近所さんだという友人がこう言ってました。
3)「Tomoは高校を出てから、まっとうな生活をしているよ」
Tomo has been ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) since he graduated from high school.
ヒント:「まっすぐで狭いの上」が直訳です。
Tomo has been (on) (the) (straight) (and) (narrow) since he graduated from high school.
be on the straight and narrowで、「(道徳的に)正しい道を進んで」「まっとうな生活をして」という意味です。以前は悪い事もしていたけど、今ではまっとうに生きているよというような場面で見ることが多い表現です。
実はこの表現は、以前にもこのブログで少しだけご紹介しているのですが、聖書の「狭き門より入れ」から来ています。
Because strait is the gate, and narrow is the way, which leadth unto life, and few there be that find it.
「命に至る門は狭く、その道は細く、それを見いだす者は少ない」
このstraight(strait)とnarrowが使われてできたセットフレーズだとか。
NHKラジオやさしいビジネス英語のスキットの中では、「どうやったらいいか、正しいやり方を教えてね」という場面で、この表現をちょっとユーモラスにこんな風に言っていました。
「私を正しい道に導いて下さい」
You’ll keep me on the straight and narrow. K
また、NCIS ネイビー犯罪捜査班 Season 20 Episode 19の中にはこんな風に出ていましたよ。マギーが容疑者のDr.Kindallと会話する場面です。
Agent McGee: “Looks like you have quite a gambling problem, doctor, and a few misdemeanor for bookkeeping “
Dr. Kindall: “That was years ago. I’m on a straight and narrow now.”
「ギャンブル依存症で不正会計の前科もありますね。」
「今はまっとうに生きている」
thousand
a thousand and oneで「無数に」という意味ですが、thousandが入った表現をいくつか見てみたいと思います。
1) Thanks a thousand. ![]()
「本当にありがとう!」
感謝の気持ちをちょっと大げさに表現するときに使う表現です。Thanks a million.とも言うので、さらに強調したければ桁数を増やしましょう!
2) A thousand apologies for the delay.
「遅れてしまって本当に申し訳ありません」
こちらはビジネスシーンなどでも使えるようですね。I owe you a thousand apologies. こうするとさらに丁寧になります。
おやおや、Ten thousand apologies.なんてのもありました。こっちも桁数を増やして来たな・・・。でも、Million apologies.これは言わないようです。
3) Not in a thousand years would I accept the offer.
「そのオファーを受けるなんて絶対にあり得ません!」
このnot in a thousand years「千年経ってもあり得ない」は、「ない」を大げさに言う物ですが、not in a million yearsもよく聞きます。
"Not in a thousand years!"
とここだけ使って「ないよ、ないない」が言えます。
4) A picture is worth a thousand words.![]()
「百聞は一見にしかず」
Seeing is believing.とも言いますが、諺です。
5) A journey of a thousand miles begins with a single step.![]()
「千里の道も一歩から」
英語でもこう言うんですね。中国の諺から来ているそうです。
さて、「千」が大きい数を漠然と表すのは日本語でも同じですよね。「千代に八千代に」「千客万来」など。
古代日本では、日常的に人が扱う数が今より圧倒的に少なく、多くても百程度だったから、千というのは現実に数えることはほとんどない「巨大な数」だったようです。それは世界共通だったのでしょう。
兆、京、垓・・・などなど、気が遠くなるような数を現実に数学、科学の世界で扱うようになった現代でも、言葉だけは生き残っているのですね。
そうそう、a thousand and oneとは「千夜一夜物語」と同じじゃないか?!と思ったので、何か共通点があるのかChatGPTに聞いてみましたが、直説の関係はないようです。
アラビアンナイトがOne Thousand and One Nightsという題名で欧米でも読まれていたようですので、よ~く調べたら関連があるかもしれないです。
本当に言葉は歴史です。言葉はロマンです![]()
