今日の3題です。

2025年もあと4日ほどとなりました。

今年の流行語大賞が

「働いて、働いて、働いて、働いて、働いて参ります」

だそうです。

 

I  will work, work, work, work and work.

 

内容についてはノーコメントですが、英語にするとこんな感じだと思います。「働いて」×5回です。

なんだか円広志さんの「飛んで飛んで飛んで・・・」を思い出しましたちょうちょ笑い。(「飛んで」って何回言ってるの?ってやつ。)

 

ともあれ、お忙しい方々、くれぐれもご無理をなさらないようにお願いしますニコニコ音譜

 

では、本日も3題の英語表現クイズを始めましょう。

 

Let's begin today's quizzes! ニコニコ飛び出すハート

 

 

 TODAY'S
 

朝ドラの「ばけばけ」では、後にヘブン先生の妻となるおトキさんは、最初は先生の女中として働いていたそうです。

ヘブン先生の要望は「士族の娘」「ちゃんと働いてくれる人」。

おトキさんは士族の娘。もちろん、働く意欲もバッチリありました。

 

1)「彼女なら目的にピッタリ合う
She’ll (    ) (   ) (    ).  

ヒント:直訳すると「その請求書を満たす」です。

image

 

 

 

 

 

 

She’ll (fill) (the) (bill).  M

 

fill the billで「~の条件を満たす」「ぴったり要望に合う」という意味です。fit the billと動詞がfitであることもあります。

 

ヒントでは「請求書」と書きましたが、実はこのbillは請求書という意味で使われているのではなく、「番組表」「告知ポスター」「ビラ」の方です。その番組表にふさわしい演者・演目を満たすということから「条件に合う」として使われるようです。

 

では、例文を音読してみて下さい。

 

This cheap tablet isn't the top-notch, but it fills the bill for basic tasks.スマホ

 

「このタブレットは最高のものではないけど、基本的な作業には十分です」

 

We need a person who can negotiate in English, and I think Aki will fill the bill.

 

「英語で交渉できる人が必要です。アキなら条件に合うと思いますよ」

 

では、次の問題に行きましょう。

 

公務員をしている知り合いがいます。とにかく決まり事にはとても厳しい。だめなものはだめ。職場では自分の携帯を充電することはしません。外部の人からはどんなささやかな贈り物も受け取らない。etc...バツブルー

 

当然、これもだめなんですよプンプンNG

 

3)「役人にごちそうするのは法にかなった選択肢ではない

Treating civil servants to dinner isn’t a (  ) option. 

ヒント:ずばり、「適法の」という1語です。

 

 

 

 

 

 

 

 

Treating civil servants to dinner isn’t a (legitimate) option. M

 

答えはlegitimateです。「適法の」「正当の」という意味です。

 

以前にもlegitimateをご紹介していますので、その時の例文を音読してみて下さい。

 

「彼には遅刻の正当な理由がない」

 

He doesn’t have a legitimate reason why he is late.  I

 

なお、legitimateは短くしてlegitとも言います。

 

「お金を寄付する前に、その慈善団体が合法的なものであることを確認して下さい」

 

Make sure that charity is legit before you give them any money. V

 

また、legitの方は「本物」「マジ」「ちゃんとしてる」などと会話の中で軽いノリで使う事もあるようです。

 

Is this site legit? PC

 

「このサイト大丈夫?」(怪しい物ではない?)

 

では、最後の問題です。ちょっと難しいのですが、並べ替えに挑戦して下さい。文頭に来るべき語も小文字になっています。

 

1980年代前半から1990年代半ばまでに生まれた人々をMillenialls(ミレニアルズ)という名前で呼びます。Millenialsはオフィスでの古くからの慣習をものともせず、いやむしろ、大きく塗り替えてしまった人々だ・・・。

この当時のNHKラジオ実践ビジネス英語のテキストでは、以下のような例文がありました。

 

3)「2000年代の人々ならまたもや習慣を破りかねない

(to / the Millenials / make / trust ) yet another break with tradition. R

 

 

 

 

 

 

 

 

(Trust the Millenials to make) yet another break with tradition. R

 

このtrust A to doというのがとても面白い用法です。「~ならきっと・・・するだろう」とか、「どうせまた・・・するよ」となるのですが、いくつか例を見てみましょう。

 

 

 

trust + 人+ to do

 

Trust + 人・集団+to doで「きっと~するだろう」「どうせまた~するよ」という言い方ですが、ユーモアや皮肉を込めた言い方です。

「またやったよ」とか「だから言っただろ」のようなニュアンスに近いと思います。

 

Trust Tim to be late on the first day at work.驚きあせる

 

「出社初日に遅れるなんて、まったくTimらしいな」

 

Trust my workaholic boss to forget his wedding anniversary again.指輪

 

「仕事中毒の上司なら、きっとまた結婚記念日を忘れてるよ」

 

これらは「あ~あ、困ったことだ」という文章です。

逆に、「やった!」「いつもすごいぞ!」になることもあります。

 

Trust Otani-san to hit a homerun at the crucial moment!野球

 

「大谷がまた大事な場面でホームランを打ったよ!」

 

この表現は、もう起こったことについても、これから起こりそうなことについても言うことができるんですね。

 

Trust the last few days in 2025 to be extremely hectic!

 

「残り数日もめっちゃ忙しいに決まってる!」あせるあせる

 

あと4日。めっちゃ忙しいけど、これぞ年の瀬。なんとか乗り切りたいのもです・・・爆笑