今日の3題です。
赤とんぼの歌が似合うこの季節。秋分も過ぎて、いよいよ秋が深まっていきますね![]()
とんぼと言えば、この時期思い出すことがあります。
昔々、農道と呼ばれる道を車で走っておりました。両側が広大な田んぼです。信号などありません。
そこを渡ってくるんです、あの人達が・・・はい、大量のトンボ。
こっちが走っている向きとは垂直の方向に集団で飛んで行きます。「わ~、わ~、危ないよ~!
」という私の叫びもむなしく、何匹も車の車体に身投げをして行きました。なんとも後味の悪いドライブでした。(ちなみにこの道では、春になると大量の蝶々が同じ行動をします・・・![]()
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では、気を取り直して本日のクイズ、お付き合いをよろしくお願いします。
Here we go! ![]()
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外国から出張してくるお客さんをもてなしましょう!という係がなぜか私にふりかかってきました。午前中に会議を済ませて、お昼から夕食時までentertain them!という指令です![]()
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「先方は、どうしてもスカイツリーには登りたいそうですよ。浅草辺りを観光して、上野のパンダも見たいって。それから、皇居外苑辺りを歩いたり、渋谷もテレビで見て、是非スクランブル交差点を歩きたいのだと。そして・・・」
え~、半日でまだあるんですか・・・![]()
1)「それはできない注文かもしれない」
That could be a ( ) ( ).
ヒント:「背の高い注文」と言って下さい。
That could be a (tall) (order). O
tallは「背の高い」という意味の他にも「量などが多い、非常に大きい、法外な」という意味も持っています。
a tall price 「高い値段」![]()
今回は仮定法を使って婉曲表現のようになっていますが、もう、そんな無理難題はできませんよ。ときっぱり言うなら
That is a tall order.
これで= It is impossible.というメッセージが伝わります。
では、NHKラジオ実践ビジネス英語で学習した例文を一つ、音読してみて下さい。
「一気に絶対禁酒主義者になろうというのはかなり難しい注文だ」
Trying to become a teetotaler in one full swoop is a pretty tall order. P
この例文を一つ暗記すれば、teetotaler(ティートウテイラー、のような音)「絶対禁酒主義」、in one full swoop「一気に」これらも一緒に覚えられますね。
では、次に行きましょう。
フォーマルな文章を書くときに「~にご注意下さい」をどう書きますか?
2)「祝日の翌日は休業となりますのでご注意下さい」
( ) ( ) ( ) our office will be closed on the day after a national holiday.
ヒント:直訳すると「~と言うことを気にとめてください」です。「気にとめる」という動詞は「帳面」のカタカナ語です。
(Please) (note) (that) our office will be closed on the day after a national holiday.
「注意して」というと、Please be careful...がまず頭に浮かぶかと思いますが、このように「ご了承ください」「心に留めておいてください」「注目してください」という意味の場合は動詞のnoteを使います。ちょっと相手の気を引いておきたいときの言い方ですね。
note + that節という形で多く出てきますが、that節というのはthatの後ろに主語+動詞を含んだ普通の文章を置くもので、私はこれが来たら「ラッキー」と思います。作文しやすいので![]()
「これが非営利団体であることに注目してください」![]()
Note that it’s nonprofit. O
では、最後の問題に行きましょう。これは受験生におなじみの「並べ替え作文」として出題させてください。
オフィスポリティックス。NHKラジオビジネス英語などでもたびたび話題になっておりました。
If there are three people in a room, politics is in play.
「3人いればそこには力の駆け引きが生じるものだ」
このような文章を学習したことを覚えています。
それならば複雑に絡み合う人間関係の中、周りをよ~く見て賢く立ち回りたいものですね![]()
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3)「彼女は自分の利害関係を決して忘れることがない」
She never forgets (her / which / is / bread / buttered / side ) on.
ヒント:「彼女のパンのどちら側にバターが塗ってあるか」です。
She never forgets (which side her bread is buttered on). O
know which side one's bread is buttered onという長いセットフレーズですが、「(自分の利害にさとい、抜け目がない」です。![]()
know on which side one's bread is butteredとonをwhichの前につけてもOKです。
これは西洋のパン文化に根付いた面白い表現だな、と思ってメモしたのを覚えています。
日本語で「目ざとい」「常に損得を考える」を意味する言い方で、日本の文化に根付いたものってなんだろう・・・?
あ、「そろばんずく」どうですか?
そろばんは、abacusと英語で呼びますが、中国や日本に独特のもの。
ほんと、言語って文化ですね!楽しい楽しい。これだから言葉の勉強はやめられない![]()
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butter
3)の例文でbutterが出てきましたので、butterが入った表現をいくつかクイズ形式でご紹介します。意味を考えてみてください。
1) Don't try to butter me up just because you want a raise.
2) Tony looks as if butter wouldn't melt in his mouth, but he is actually a tough cookie.
3) I must have butter fingers. I often drop things...
4) Teaching English online is his bread and butter.
5) She finished the difficult task like a hot knife through butter.
では、答え合わせです。
1) Don't try to butter me up just because you want a raise.
butter someone up「お世辞を言う」「ご機嫌取りをする」
「お給料を上げてほしいからって、ご機嫌取りをしないで」
日本語なら「ゴマすり」ですね。
2) Tony looks as if butter wouldn't melt in his mouth, but he is actually a tough cookie.
look as if butter wouldn't melt in one's mouth 「口の中でバターが溶けなさそうに見える」=とても無邪気そうに見える(実際はそうでないことが多い皮肉)
「トニーはとても無邪気そうに見えるけど、実は手ごわいよ」
ちょっと長いセットフレーズですが、読んでわかるようにできたらいいですね。日本語では「虫も殺さぬ」がこれに当たります。
3) I must have butter fingers. I often drop things...
butter fingers「「手がバターで滑る人」→ 「よく物を落とす人、不器用な人」
「私は不器用に違いない。よく物を落とすんだよね」
指がバターなのだから、そりゃあ物が落っこちますよ。イメージしやすいです。
4) Teaching English online is his bread and butter.
bread and butter「生活の糧」「基本」
「彼はオンラインで英会話を教えて生計を立てている」
「大事なもの」という意味で学校でも習ったのを覚えています。
発音もbread'n'butterみたいな感じで「ブレドンバター、だぞ」と英語の先生に何度も発音をさせられました。
5) She finished the difficult task like a hot knife through butter.
like a hot knife through butter 「バターに熱いナイフがスッと通るように」=「とても簡単に、抵抗なく進むこと」
「彼女はその難しいタスクをいとも簡単に終えた」
熱いナイフがバターをす~っと切る、なるほど。これは簡単ですよ。
ちなみに、BTSのButterという有名な曲はこう始まります![]()
Smooth like butter...
「バターのようになめらかに」
バターはなめらかなものを表す時に使われるのですね。(smooth as butter, melt like butterなど)
日本語なら「絹」?smooth like silk?
こういうの考えるの楽しいですね!![]()
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