今日の3題です。
6月は1年で一番日が長い時期ですね。夕方になってもちょっと散歩に出ることも可能だし、ちょっとお得な気持ちになります。
では、今日も3つの日本語の文章を英語にしていきましょう。「なにこれ?知らない」という表現は、答えを見て全文を何度も音読して下さい。次にその表現に出会った時その表現が、「あ!知ってる!」に変わりますよ。
Here we go! ![]()
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この頃の夏は危険な暑さですから、どのオフィスもきちんと冷房をしていると思います。
しかし、困るのは時々エアコンが効きすぎる部屋もあることですね![]()
1)「エアコンが効きすぎてて、鳥肌がたった」
The air conditioning was too strong, and I got ( )( ).
ヒント:この表現に出てくる鳥は「ガチョウ」です。
The air conditioning was too strong, and I got (goose) (bumps). J
「鳥肌がたった」はI get goose bumps. で覚えておくとよいでしょう。
また、主語がその鳥肌の原因なら<S + give(s) + me goose bumps>です。
「鳥肌が立った」は、身体の熱を逃がさないようにするために、立毛筋が立ち上がってその毛穴の周りの皮膚を持ち上げることで起こるんだそうです。
寒い時、恐ろしい思いをした時、素晴らしい物に触れた時などに起こりますね。
「観客が一斉に歌い出したとき、鳥肌が立った」
I got goose bumpse when the crowd started singing along.
次は、NHKラジオやさしいビジネス英語からの例文です。
「考えただけで鳥肌がたつよ」
It gives me goose bumps to think about it. J
これは、何か恐ろしいことを考えたのでしょうか。あるいは、鳥肌が立つほど素晴らしいことでしょうか![]()
では、次の問題に行きましょう。
休憩時間中だから、秘書課の同僚の部屋へ行ってみました。今日は社長さんが出張だし、彼女が一人のはずです。ちょっとおしゃべりしようかな![]()
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入ってみたら、別の課の人たちが数人来ていておしゃべりしていましたよ。
1)「お邪魔じゃありませんか?」
I don’t want to be ( ) ( ) ( ).
ヒント:直訳は「道にいる」
I don’t want to be (in) (the) (way). G
be in the wayで「道をふさいでいる」「邪魔になっている」が元々の意味ですが、丁寧な聞き方で「お邪魔じゃないですか?」として使えます。
I hope I'm not disturbing you.
I hope I'm not interrupting.
こんな風に考えて下さった方もいるでしょう。大正解です![]()
また、実際に誰かの通行の邪魔になっているなどもbe in the wayで使えます。
"Am I in the way?"
「邪魔になってますか?」(通れます?)
"Excuse me, you are kind of in the way."
「ちょっと邪魔なんですが・・・」
また、「どけ!」「邪魔だ!」のつっけんどんな言い方は
"Get out of the way!"
これも、犯罪ドラマなどでは現場に群がってきた野次馬達に向かって警察が使っているのを聞きます。
NHKラジオやさしいビジネス英語にはこんな例文がありました。
「恐れと嘘に邪魔されては、エイズ危機に効果的に立ち向かうことはできない」
We can’t fight the AIDS crisis effectively if we let fear and falsehoods get in the way. K
1980年代後半くらいにメモしたものです。まだエイズについては対処法も薬も確立されていない時代でした。
では、最後の問題に行きましょう。
アメリカ、ニューヨークからの留学生をホームステイで受け入れた友人がいます。ちょうどそんなタイミングで、昨夜は少し大きめの地震がありました。
アメリカでもニューヨークあたりは地震がほとんどない地区です。留学生さん、大丈夫かな?
3)「彼女は昨夜の地震で、本当に怖がっていました」![]()
She was really ( ) ( ) by the earthquake last night.
ヒント:「揺さぶられた」と言います。
She was really (shaken) (up) by the earthquake last night.
shake upは、強い衝撃や出来事で心が乱れる、動揺するという意味です。
shake someone up 「(人)を動揺させる」や、be shaken up「動揺している」という形で使われます。
shakeが元々、揺さぶるという意味なので、イメージしやすい表現です。
NHKラジオやさしいビジネス英語の中では、主人公のTeruが勤める食品会社(だったと思いますが)が、異物混入事件かなにかに巻き込まれたという場面でこのように出てきました。
「テルがあれほど動転しているのを見たことがない」
I’ve never seen Teru so shaken up. J
また、「身体の芯まで揺すられた」という強調した言い方も習いました。
「それで彼はひどく動揺した」![]()
It shook him to the core. J
さて、アメリカの北東部。地震はないそうです。お隣に住んでいたおじさんに「日本にいた時、地震にあったことある?本当に揺れるの?」と聞かれました。
なんと羨ましい・・・。
goose bumps
I got the goose bumps.
日本語では「鳥肌」この鳥は鶏だそうです。英語ではガチョウですね。
いずれにせよ、羽をむしられた鳥の肌のような見た目を言う表現なので、言語は違っても表現が似てくるんですね。
ChatGPTに訪ねたところ、以下の6つの言語では、やはり鶏かガチョウだそうです。![]()
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英語(英米):goose bumps(ガチョウの皮膚)
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日本語:鳥肌(とりはだ)
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ドイツ語:Gänsehaut(ガチョウの皮膚)
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フランス語:chair de poule(鶏の肉=チキン肌)
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スペイン語:piel de gallina(鶏の皮)
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中国語:鸡皮疙瘩(鶏皮のブツブツ)
では、「ガチョウ」「鶏」が入ったセットフレーズをいくつかご紹介したいと思います。
1) a wild goose chase
「無駄な追跡、徒労に終わる努力」
We were on a wild goose chase trying to find that little shop in the alley.
「私たちはあの路地で小さな店を見つけようとしたが、まるで無駄な捜し物をしているようだった」
この表現はちょっと和訳が難しいですね。「骨折り損のくたびれもうけだった」なんてやると、ニュアンスが近づく気がします。
2) kill the goose that lays the golden eggs![]()
「金の卵を産むガチョウを殺す」→「目先の利益のために将来の利益を犠牲にする」
Raising prices too much could kill the goose that lays the golden eggs.
これはイソップ寓話「ガチョウと黄金の卵」から来ています。毎日1個黄金の卵を産んでくれるガチョウのお腹の中にはたくさんの黄金の卵があるのだろうと、ガチョウを殺してしまったというお話でした。
3) to chicken out
「怖くなってやめる、直前でビビって逃げる」![]()
I was going to try bungee jumping, but I chickened out at the last minute.
さすがにバンジージャンプでは、こういう人もいるのでしょう。
4) run around like a chicken with one's head cut off
「あたふたと駆けずり回る」![]()
He was running around like a chicken with its head cut off, trying to finish everything before the deadline.
ちょっと想像すると怖いシーンですが、実際にある現象なのだそうです。そして、どれほど慌てているのかが伝わってくるセットフレーズです。
5) no spring chicken
「もう若くない」
I'm no spring chicken, but I have wisdom that comes with experience.
春には鶏肉が柔らかくて高値が付くのに対し、冬を越えると値段が下がってしまうことからこう言うのだそうです。
「私はもう若くない、だが、経験から来た知恵がある」![]()
自分で言う?
老害(elderly nuisance)とか言われちゃいますよ。ご用心、ご用心・・・![]()
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