今日の3題です。虹

今日も色々な表現を英語にしていきましょう。どんな会話の、どんな事でも言える。そう、どこから来る会話のボールでも受け止められるといいですね。バスケハッ

 TODAY'S
 

焼きそば屋さんでアルバイトを始めた友人。

最初はなかなかうまく焼くことができなかったそうですよ。でも、この頃上手になったから、店長さんに励ましてもらったとか・・・。

 

1)「その調子!」(それを続けて!)

3語の短い表現です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Keep it up!  M

 

この3語で相手に対する励ましの言葉になります。「その調子だ!」「頑張れ!」キラキラカタカナで書くと「キーピタッ!」みたいに聞こえますね爆  笑笑い(赤い所を強く、高く発音すると良いですよ)

 

学校ではよく生徒が提出してきたノートなどに一言添えて

 

Keep up the good work! 拍手笑い

 

このように書くことがあります。「良い仕事を続けなさい」が文字通りの意味ですが、「この調子でいこう」くらいの意味ですね。

 

また、ビジネスシチュエーションであれば「引き続きよろしく」といった意味で使っても良いでしょう。形が命令文なので、目上の人には向かないですが。

 

Let's keep it up!

 

こう言えば、チームなどに向かって「この調子でいこうよ」という前向きな声かけになりますね。

 

NHKラジオ実践ビジネス英語の中では、以下の例文で出ていました。

 

「今や我が社はレーザープリンターの売り上げでは1位だ。この調子でいこう

 

Now that we’re No.1 in last laser printer sales, let’s keep it that way.   M

 

では次です。

 

電車が遅れたとか、定期券が買えなかったとか、途中で事件があって・・・とか。大事な会議に遅れてきた理由がどうもちぐはぐ驚きあせる

 

2)「君の説明は、筋が通っていないよ

waterが出てくる表現をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

Your explanation doesn't hold water.   

 

hold waterとは「水を漏らさない」ということですが、「筋が通っている」という意味で使います。それが否定文になっているので、水がダダ漏れアセアセ、これじゃだめですね、ということです。タラー

 

make senseでも「筋が通る」ということですから

 

Your explanation does not make sense.

 

このように言うこともできますね。そちらを思いついた方、good job 100点!

 

この表現に少し、下で付け足しをさせてください。

 

では、最後の1題です。

今回も穴埋め問題で出題させてください。イディオム問題です。

 

3)「新しい上司は初めは私達に優しかったのに、この頃本性を現し始めた魂

 

Our new boss was kind to us at first, but he has started to show his (       )(        ) recently.

彼は何を見せてるの?ヒント:「新色」ならぬ「真色」・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Our new boss was kind to us at first, but he has started to show his (true)(colors) recently.

 

show one's true colors(複数で)と言うと「本性を現す」「本音を吐く」「ボロをだす」と言う意味です。「化けの皮が剥がれる」などという訳も見ました。良い面を見せようとしていたのに、本当の人柄が出てしまう、という言い方ですね。

 

語源は、帆船に色つきの旗を掲げることが義務づけられていた18世紀あたりに遡るようです。海賊が偽りの旗の色を掲げることで、疑われずに別の船に近づこうとしたことから来ているとか。だまされた相手の船に近づいて、攻撃を開始して初めて、海賊船の"true flag"を、その色を見せたのだそうですナイフ

 

ということは、「真価を見せる」といったプラスの意味では使えないのでしょうか?これは、ネイティブに質問してみましたが、アメリカ人の友人は普通は悪い意味にしか使わないとのことでした。

 

この表現はNHKラジオやさしいビジネス英語の時代のテキストからだと思います。以下のような例文でした。

 

「初めのうちは借りてきた猫のようだったが、1ヶ月もすると本性を現した

 

At first he was a lamb of a boy. After a month or so, he began to show his true colors.  H

 

 

water

 

hold waterで「水漏れしない」→「完璧な」「筋が通った」でした。アセアセ

 

さて、「水ももらさない」と言えばこんな表現もありますね。

 

a watertight alibi

 

「すきのないアリバイ」、「完璧なアリバイ」です。

 

-tightと言うと、「~を通さない」「~密の」ですから、「水も通さない」となります。

 

商品などで使われているなら「水が漏れない」「きちんと蓋できる」なので

 

a watertight container「防水容器」

 

よく聞くwaterproofも「防水」ではあるのですが、こちらは水が入ってこない、浸透してこない、という意味です。(ジャケット、靴、扉、etc.)watertightだと、中に入っている水が外に出て行かないイメージです。

 

flask「水筒」はwatertight flaskがいいですね にっこり飛び出すハート

 

さて、比喩的に使われる「水も通さぬ」のwatertightですが、辞書では以下のような例も出ていました。

 

a watertight plan  「(水も漏らさない)周到な計画」グッ

 

a watertight defense「鉄壁の守備」キラキラ

 

付け足しですが、waterの代わりにairをつけますと「気密」になります。

 

an airtight alibi

 

「完璧なアリバイ」

 

こっちの方がすごそうですね、刑事さん!パトカーピリピリ

 

an airtight space 「気密空間」

 

airtightness 「気密性」

 

技術文書や製品などで見かけた時には「気密」でよいでしょう。