今日の3題です。

七夕ですね星空 七夕

今夜は空が晴れることを祈りつつ、今日も3題、英語表現クイズに挑戦していきましょう星流れ星

 

 

 TODAY'S
 

最初の問題です。

同窓会などで久しぶりに会った友人。最後に会ってからもう何年も経つのですが、彼女は以前のままでした・・・ニコニコハート

 

1)「君は相変わらずですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

You haven’t changed a bit, have you?  C

 

文字通りに訳すと「あなたは少しも変わっていないですね」ということです。

 

学生時代によく冗談を言って笑い合っていた友人が、今も目の前で冗談を言っているとこう言いたくなります。

 

You never change, do you?

 

現在形を使ったこういう言い方もあります。

 

今紹介した2つの言い方は<付加疑問文>という形で、肯定文の後に「コンマ+否定の疑問形?」となっています。

この形は語尾を上げて読むと「~でしょう?」という確認。語尾を下げて読むと「~だよね」と相手の同意を得る。このような説明が参考書にはあると思います。ここはどちらも、聞きたいわけではないから下げて読むとよいでしょう。

 

また、「相変わらず君は面白い人だね」ニコニコ笑い笑い

 

You are as funny as ever.

 

このようにas A as ever<原級比較>を使って「依然と同じくらいAだ」という言い方をしてもよいでしょう。

 

これらはどれも内容によっては「相変わらず~だね(困ったもんだ)」になりますが、その辺りは文脈、口調でわかるでしょう。

 

では、次に行きましょう。

 

顧客から苦情の電話です電話ムカムカ。納品した機械が不具合らしいです。

 

2)「すぐそちらに参ります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I’ll be right over.   C

 

はい。これはセットフレーズとして、このまま覚えて使って下さい。

 

I'll be right there. 

 

これも同じように使うことができます。

 

I'm coming right now

 

と言っても「すぐ行く」という意味は通じますね。

 

さて、「今行くよ」を中学生に英語にさせると

 

I am going now. バツレッド

 

という解答がしばしば見られます。日本語の「行く」=go,「来る」=comeと教室で習うため、そのまま使うのですね。

 

相手のいる場所に近づいて行くときはcomeで、どこか別の場所へ行く時にはgoという風に覚えると良いでしょう。

 

以前紹介しましたNHKラジオ英会話に登場していたアメリカ人の家族。

朝食の準備ができたと、お母さんが、階下から二階の子供部屋に向かって

 

"Hurry up! What are you waiting for?"あんぐり気づき

 

これに対して「今行くよ!」と答える場面がありました。これが

 

"I am coming!"DASH!

 

ですね。お母さんのいる、階下に行くからです。

 

ちょっと紛らわしいですね無気力もやもや

 

では最後です。

時間を英語で言ってみましょう。

 

3)「10時15分前です時計

今回はtoが入った言い方をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

It’s quarter to 10.  H

 

時間の表現ですが、分の部分を1から59までそのまま数字で言う言い方もあります。

 

8:30 am = eight thirty a.m.

10:45 pm = ten forty-five p.m.

 

しかし、実際の会話ではhalf(1/2)とかquarter(1/4)を入れた表現が多く聞かれますし、pastとかtoを使って「~過ぎ」「~前」もありますので、下で紹介させて下さい。

 

 

10時15分前

 

さて、8時台の時計を読んでみましょう時計

past/toを使った言い方と、そのまま分を数字として読む言い方の両方を挙げていきます。

 

8:00  eight o'clock

 

8:10  ten past eight / eight ten

 

8:15  (a) quarter past eight  /  eight fifteen

 

8:30  half past eight  / eight thirty

 

8:40  twenty to nine  / eight forty

 

8:45  (a) quarter to nine  /  eight forty-five

 

8:50  ten to nine  /  eight fifty

 

「X時半」までは"...past X" を使います。そして「X時半」以降は、"...to X+1"と読む、というのがよく見る解説です。つまり、30分が境界線だよ、とイギリス人、アメリカ人ネイティブがどちらもそう言っていました。

 

実は、私はこの"to"を使った時間の言い方がとても苦手でした。相手がこれを使って時間を言ってくると、必ず聞き返さなくてはならなかったし、とても嫌でした。

 

でも、Madonna唇の"Hang Up"という歌に救われました音譜

 

Ring ring ring goes the telephone

The lights are on, but there's no one home

Tick tick tock, it's a quarter to two

And I'm done, I'm hanging up on you

 

真夜中の1時45分。待ちくたびれて電話を切ってやる~!むかっという歌なのです。

この中で出てきているこのit's a quarter to twoが耳に残り、「何時15分前」は言えるようになりました。

 

さて、時間と言えば「正午」「真夜中」はそれぞれ特有の言い方がありますね。

 

It's (high) noon.「正午です」(決闘の時間です・・・馬すみません、どうしても言いたい汗

 

It's midnight.「午前0時です」

 

以前、外国籍の中学生に日本語を教えるという仕事を少しだけしたことがありました。その時、中国から来た女子学生が七夕についてこんなことを言っていましたよ。英語で言ってみますね。

 

If you stay under cucumber vines at midnight on the Star Festival Day, you can hear the Weaver Star and the Herdsman Star whispering in the Milkey Way...星空

 

だそうです。How romanticラブラブビックリマークラブ

 

皆様も、今宵、真夜中に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。七夕

 

"You haven't changed a bit, have you?"なんて言い合っている声が聞こえるかもしれませんね。(なぜに英語?まあ、いいか)

 

Have a good Star Festival, everyone!星流れ星流れ星