今日の3題です。
アメリカンドッジボール風チャレンジ、今日もお付き合いいただいてありがとうございます。日本のドッジボールと違って、アメリカのドッジボールはボールが複数ですから、どこから来るかわかりません
このクイズも、3つの文章は何の関連もないのですが、どんな場面になっても、どんな日本語が来ても、それを即英語にできたらいいな。こんな願いを込めて練習してくれたらな、とお届けしております
では、第1問です。花粉症の季節は過ぎたとは言っても、アレルギーはそれだけではないですね
1)「何かアレルギーはありますか?」
Are you allergic to anything? B
または、Do you have any allergies?
こちらも正解です
これについてはまた下で付け足しを少しさせて下さい。
では、次に行きましょう。
「仕切り魔」(control freak)と呼ばれる人々。何をするにつけ、細かいところまで指示がありすぎるとかえって動けなくなってしまいます
仕事上の上司だったらまあ、従わざるを得ないのでしょうが、お友達の間だったらなんだか嫌ですよ
2)「いちいち命令しないで」
上の日本語の下線部を英語で何と言いますか?その語が出てきます。
Please stop bossing me around. N
そうです、bossは名詞で「上司」ですが、動詞にもなります。自動詞で「上司になる」「命令する」の他に「威張り散らす」とも書いてありますよ。
boss O aroundとすると「人にあれこれ命令する」と言うことですが、このaroundが「あちこち」という意味を持つ副詞ですから、いや~な感じがイメージできますね
これはNHKラジオ実践ビジネス英語に出ていた表現で、下のような例文でした。
「彼があれこれ命令するようなことはない」
He doesn’t try to boss them around. N
または、bossy「威張り散らす」「横柄な」という形容詞を使って
Don't be so bossy all the time!
などと言うこともできます。
bossというと我々「太陽に吠えろ」世代にとっては、石原裕次郎さん扮する七曲署捜査第一係の係長「藤堂俊介」のニックネームがまず思い浮かびます。
そのせいでしょうか。「ボス」と言うとなんとなく「親分!」みたいなイメージを持っていたので、英語を勉強して正式に「上司」と言う名詞で使えること、さらには動詞にすらなることを学んだのは、新鮮でした
では最後の問題です。頑張って下さい!
賭博で何億という借金をしてしまう、というニュースを今年に入って聞いていますね。
まあ、とにかく金額が桁違いなので・・・
3)「それにはびっくりさせられます」
mindが入った言い方をご紹介します。
That’s mind-boggling. H
That's surprising! That's shocking!などでも良いですよね
このように考えた方、大正解ですよ
mind-bogglingという単語ですが、mind「心」にboggle「~にあきれる」「仰天する」という意味の動詞がくっついてできた語(hyphnated)になっています。
boggleを動詞として使った例がNHKラジオ実践ビジネス英語からのメモにありました。
「その国に10億以上の中国人が住んでいると思うとびっくり仰天だ」
My mind boggles at the thought that over a billion Chinese live in that country. H
さて、同じように「びっくりする」、なのですが、まるで漫画の一場面のような表現をやはりNHKラジオ実践ビジネス英語のメモに見つけました。
「この詳細な情報にはびっくりだ」
The facts and figures are eye-popping. N
popは「ぽんっと鳴る」「飛び出す」ということです。昔の漫画では、びっくりしたらeye-poppingするのは普通でしたね。最近の漫画の中にも、もちろんありますが。
Are you allergic to anything?
さて、アレルギーがあるかどうかについて聞く場合ですが、be allergic to~という言い方、have an allergy という言い方があります。
聞かれたら答えられるようにしておきたいですね。
「卵にアレルギーがあります」
I'm allergic to eggs.
I have an egg allergy.
「ナッツ類にアレルギーがあります」
I'm allergic to nuts.
I have a nut allergy.
「卵というもの全般」「ナッツ全般」なので、それぞれ複数形になっていますが、have a ~allergyの場合は、allergyが単数なのでaをつけています。その前の語は形容詞のように働くので、egg, nutのように単数で大丈夫です。
「花粉症です」
I'm allergic to pollen.
I have a pollen allergy.
pollenは「花粉」ですが、花粉症の場合はhay feverという単語もあるので
I have hay fever.
このように言う方もいますね。hayは「干し草」のことです。(「ヘイ」と発音します)それが原因で熱が出る?家畜用の干し草を作る際に、農業従事者の中にアレルギーのような症状が出ることがあったことに由来するようです
さて、この「何かアレルギーはありますか」については「ちびノート」Bにメモしてあったのですが、1970年代後半です。
「アレルギーって何?」とまず思いました。確か講師の先生が、特定のものを摂取したり、それに近づいたりすると不快な症状がでることだと説明して下さっていたと思いますが、自分の周りでもそんなことを言う人はいないような時代でした。
しかも、その同じ会話で確か
「私は猫アレルギーです」
I'm allergic to cats.
というのがあり、もう全く何のことなんだか訳がわからなかったのを覚えています
猫に近づくと何ですって?猫の毛が引き起こす、何ですって??
しかしながら時代は移り、アレルギー症状を訴える人も増えており、アレルギーを引き起こす物質(allergen)も多岐に渡るようになりました。
先日のネプリーグという番組のパーセントバルーンクイズでは、日本では50%近くの人が花粉症だと言っていましたね
My mind boggles at this number!
いずれにしましても、特に食べ物についてはしっかり自分のアレルギーについて英語で言えるようにしておくのがよいでしょう