今日の3題です。流れ星

今日もランチタイムに配信です。午前中のお仕事、お疲れ様でした。ちょっとしたbrain fitness(脳トレ)で、気分をリフレッシュしていただければと思いますヒマワリ

 

 

 TODAY'S
 

では、最初の問題です。

"The bag is full."のサインが出ているのに、shredder bagの交換をいつも人任せにして、自分ではやってくれない人がいるのだとか。ショボーン

「言ってやりなよ」とアドバイスすると、友人がこう言いました。

 

1)「波風を立てたくないんだ

ちょっと詩的な表現をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I don't want to rock the boat.  G

 

rockは「揺する」「揺り動かす」ですから、波風が立った時のようにボートが揺れる様を想像して下さい。船

そういう状態にしたくない。平穏な状態でいたい。と言う意味ですね。

 

また、日本語の直訳のような表現もできます。

 

I don't want to make waves波

 

はい、まさに「波風を立てる」という言い方ですね。違う言語でも発想が同じだと、なんだか嬉しくなりますねニコニコ

 

これはNHKラジオ英会話の中で、カップル(夫婦?婚約者?)が遠くへ転勤になるという話を受けるか受けないか、のような会話の中に出てきたと覚えています。

今、平穏に暮らしているが、一人が転勤するとなると生活が一変するから・・・。

 

Why rock the boat?  G

 

「なぜ波風をたてるのか?」

 

相手がこのように言って、断ったらどうかとういう流れになっていたと思います。

 

では、次です。

 

その会話の続きですが、新しい職場で新しい任務に挑戦することになりました。

二人の生活は大丈夫かな?凝視

 

2)「何とかなるさ

sometingが入った表現です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Something will work out.  G

 

work outは自動詞で「うまくいく」「良い結果となる」です。

 

work outには「体を鍛える」という意味もあります。workoutという名詞が「トレーニング」という意味があり、そちらは知っているよと言う方もいるでしょうね。get a workoutで「鍛える」「運動する」という意味です。ダンベル筋肉

 

さて、「うまくいく」のwork out。ここでは主語がsomethingになっていますが、thingsなどでも言えますね。

 

Things will work out.アップ音譜

 

これについて、下で少し付け足しをさせて下さい。

 

では、最後の問題です。ちょっと大学受験用の例文みたいになってしまいますが、挑戦してみて下さい物申す

 

3)「パソコンについてはどんなに用心してもしすぎることはない

受験英語でおなじみのcannot...too~で言ってみましょうかパソコン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

We cannot be too careful about PCs.   M

 

cannot...too~で「どんなに~しても・・・しすぎることはない」ですので、「十分に・・・しなさいよ」という意味です。

 

また、この後ろにin+-ingをつけて「~するときに」と表現できます。

 

We cannot be too careful in using PCs.PC

 

受験用参考書にはよく出ていますが、「本当にこんなこと日常会話で言うの?」と思いませんか?ちょっと書き言葉調なのでは?

 

ネイティブに確認しました。はい、使って下さい。会話でもOKです。

 

さて、実はこの文章は実際NHKラジオ実践ビジネス英語のテキストでは別の表現で紹介されていました。

 

「パソコンについて用心しすぎることはない」

 

It’s no longer enough to be more vigilant about PCs. M

 

「パソコンについて今以上に用心することはもはや十分ではない」と直訳するとこのような意味ですが、これもcannot...too~の構文と同じで、「とにかく十分に...しなさい」という文です。こちらの方が覚えにくいかと思い、受験用の文章をご紹介しました。

 

また、もう一つcannot...too~を使ったNHKラジオ実践ビジネス英語の例文がメモしてありました。

 

「我々は日常使う言葉についてどんなに知っていても知りすぎではない」

 

We cannot know too much about the language we speak every day.  N

 

やっぱり、日常会話の中でも使うのですね。

 

 

Something will work out.

 

「何とかなるさ」

Something will work out.  G

 

これをご紹介しましたが、「なんとかなるよ」という表現はいくつもありますね。にっこり

 

We'll manage.

It will be all right. 

Everything will be all right.  グッド!ニコニコニコニコ

 

などなど。特に私が気になるのは最後の文です。

 

アメリカのドラマを見ていると、めっちゃ大変な場面、めっちゃもうこれは、だめでしょ!どうしようもないでしょ!! ナイフ銃爆弾のような場面でも言うんですよね、あの人達は。

 

Everything will be all right!

 

"That's an outright lie!"と画面に向かって叫びたくなるのですが、これはアメリカ人にとって何?一種の呪文なのでしょうか?optimism?全米がoptimistic?太陽チューリップ赤飛び出すハート

 

そりゃあ悪い事ではないですが、すぐにはなじめないです。(私だけかもしれないですがショボーン

 

イギリス人ネイティブとこのフレーズについて話す機会がありました。「大げさじゃないですか?Everythingとかって」と聞いてみたのですが、「そんなことはない、大変な経験をした人に対しての励ましなどで使えば良い」、とのことでした。「もちろん、時にこれはempty phrase(形だけ)に聞こえるかもしれないけどね」キョロキョロなるほど、なるほど。

 

さて、optimismと言えば「なんとかなるさ」に"Que sera, sera"があります。

この言葉自体はスペイン語のようです。(最近では人気バンドのMrs. GREEN APPLEも「ケセラセラ」という題の歌を歌っていますから、日本の若者でも知っている人が多いですね)

アメリカ人歌手のDoris Dayが'Que Sera, Sera'という歌を歌っており、その歌詞の一部がこれです。

 

Que sera, sera 

Whatever will be, will be

The future's not ours to see

Que sera, sera

What will be, will be

 

このオレンジの部分。これがQue sera, seraの英語訳のようです。

 

「なるようになるさ」おねがい虹