今日の3題です。
今日も声に出して、日本語を英語にしてみて下さい!
NHKラジオ英会話にあった会議の場面からです。
1)「発言していいですか?」
May I have the floor? A
これは、アメリカの高校生が生徒会の会議をしているような場面だったと思います。ちゃんと議長さんがいて、生徒たちが着席して会議が始まるところからでした。
議題が何だったのかは曖昧ですが・・・
このfloorはもちろん、皆さんご存じの「床」です。
ここではthe floorと定冠詞をつけて「議場」という意味や「発言権」という意味になっています。
「どうぞ、発言してください」
The floor is all yours.
これも覚えておくとよいでしょう。
それでは次です。一人の生徒が発言します。バンドを呼んで学校の行事で演奏してもらう、という内容だったでしょうか。
2)「予算の点からは小さいバンドがいいのです」
Moneywise, a small band is best. A
さて、この-wiseはよく見かける表現ですね。色々に使って下さい。
「~的には」「~という観点からは」がこの接尾語を使って言えます。
time-wise 「時間的には」
location-wise「場所的には」
design-wise「デザイン的には」等々
その場で自分で作ってしまう話者もいますね
A: How did you find your date yesterday?
B: Well, character-wise, he was perfect, but financial-view-wise, we were not on the same page, I am afraid...
ふむふむ、金銭感覚が違ってたのですね
これのハイフン使いもあまりやり過ぎると感心しませんが、知っておくと便利な方法です。
では最後です。会議中の発言でありそうですね。
3)「もっと具体的におっしゃってください」
Be more specific. G
specificが「具体的な」という形容詞ですので、「be動詞+形容詞」で「~であれ」という意味です。
TOKIOの "Ambitious Japan"の中の "Be ambitious"もこの形ですね。
クラーク博士の"Boys, be ambitious."。こちらで覚えていらっしゃる方もいますよね
せっかくなので3題ほど練習してみましょう。
1) 「人に優しくしなさい」
2)「そんなに悲観的になるな」
3)「常に動け!」
1) Be kind to others!
「他人」はothersが一般的ですね。
2) Don't be so pessimistic.
pessimisticが「悲観的」逆にoptimisticが「楽観的」です。
「~であるな」なら「Don't be +形容詞」でどうぞ。
3) Stay liquid!
なんじゃこりゃ~と思われましたよね。申し訳ありません
SWAT(特別狙撃隊)というアメリカのアクションドラマ。
主人公のDaniel "Hondo" Harrelson Jr.(劇中Hondoと呼ばれるので『本堂』?と思ってしまいますが)がいつも言う言葉。
Stayはここではbe動詞と同じ働きをしています。「~のままでいる」という意味です。liquidは「液体」。「止まってしまうな」という事です。He is so cooool!
会議を始めます
中学校でNHKラジオ英会話を聞いていたとき、高校の生徒会の会議を扱ったスキットがありました。
その中で会議で使われていた英語表現を他にもメモしてあったのでご紹介したいと思います。
「会議を始めます」
I'd like to call the meeting to order. A
call O to orderで「議長が開会を宣言する」です。
「賛成です」
I'm for it./ I'm all for it. A
「反対です」
I'm against it./ I'm totally against it.
be for Oで「Oに賛成」、be against Oで「Oに反対」。forの前に、強調のallをつけても言えます。
「可決されました」「賛成多数です」
The ayes have it. A
「否決されました」「反対多数です」
The nays have it. A
この日の放送で、口頭で票決を取るときに、賛成者は"Aye"(アイ)、反対者は"Nay"(ネイ)と発声して、議長が決定するという説明があったと思います。
”All those in favor, say 'Aye'."という議長の発声の後、賛成者は"Aye"。
”All those opposed, say 'Nay'."という議長の発声のあと、反対者が"Nay"。
これのような流れであるようですね。
「これで閉会にします」
The meeting is adjourned. A
adjournを辞書で引くと「会議を中断する」「会議を一時休止する」とありますが、この時の授業では「これで会議は終わり」という意味で使われていたと記憶しています。どちらの意味もあるようです。
We will adjourn for lunch.などと言うと、「昼食のための休憩とします」の意味になります。
さて、たまたま見ていた「ちびノート」Mに「ここに国際会議の開会を宣言します」という日本語に対する2つの英文がメモされていたので、一応書き留めておきます。
I hereby declare the international congress open.
I would like to announce that the meeting is now officially in session.