今日の3題です。準備はいいですか?
では、今日も3つの日本語を英語にして、口に出して言ってみてください。
さて、今日の3題は全て同じ日のレッスンから取ってきています。
お土産か何かをご近所さんに渡す、というシチュエーションだったと思います。
1)「つまらないものですがどうぞ」
Here's a little something for you. A
相手に何かを差し上げるとき、手を出しながら"Here you are."とか"Here it is."というのを聞いたことがあると思います。
そこに「つまらないもの」とついていますので a littleを付け足していますね。
「つまらない」だからといってboringは使えませんよ。この場合の「つまらない」は「面白みがない」では決してありませんので。
そして、お土産を差し出しながらこう言いましょう。![]()
2)「気に入るといいんだけど」
ほぼ、これが決まり文句です。
I hope you'll like it. A
「あなたがこれを好きになるといいな」と言っています![]()
以前ネイティブの先生が「hopeを使ったらwillが出てくることが多いよ」と教えて下さったのを覚えています。ここもそうですね。
3)「これは欲しいと思っていたものです」
するとそれを受け取った相手の方がこのように言いました。![]()
This is just what I wanted. A
"what I wanted"のwhatは中学校の英文法で習う「関係代名詞」というものですね。この語は「~のこと」「~のもの」と訳すとよいです。
ですから、「私が欲しかったもの」ですね。
では「それ、それが言いたかったの!」を言ってみましょう。
That is just what I meant!![]()
ここでは「~を意味する」のmeanを使いますね。
つまらないもの?
この会話の時の英会話の授業だったと思うのですが、英語では「つまらないもの」と言って贈り物を渡してはだめですよ、と聞きました。
「つまらないものなら、渡さないでよ」と思われてしまうよ、と![]()
いえいえ、そうは言っても日本人としては「これ、スーパー・ハイパー・超いいものだから、あげる」なんて、口が裂けても言えませんよね![]()
そこで、このa littleがつくことで「つまらない」に限りなく寄せることができるのだと私は信じております。
実は上のHere's a little something for you.はテキストの和訳は「ちょっとしたものですが、どうぞ」となっていました。
また、食べ物だと「お口に合うかしら」とか「お口汚しですが
」と言いながら渡すのが日本では普通ですが(昭和的?そうなの?Leave me alone...)
「口が汚れるようなもの、渡さないでよ!」となってしまいますかね。
ですから、こういうときはもう思い切って
I hope you will like it! ![]()
と言いましょう。という風にラジオ講座の先生がおっしゃっていましたね。
そして"This is just what I wanted!"![]()
「これ、欲しかったの!」という反応はうれしいですね。
本当は好きじゃなかったり、同じものがあるからメルカリで売ろうか、と思ったとしても
、こう返されたら贈り主は文化を問わず嬉しいです。
How generous of you!
That's very kind of you!
なんかも付け足しましょうね。![]()
以前、お隣のアメリカ人に旅のお土産を持って行ったら、とても済まなそうな顔で
"Oh, please!!"
と言われたことがありました。
「まあ、お願いします!」(?)ではなく、"Oh, please don't bother!"(お気遣いなく)でしょうかね。![]()
