今日の3題です。さあ参りましょう。
一日3つの英語表現を覚えていけば、Many a little makes a mickle.(ちりも積もれば山となる)
アメリカでは、よく人を褒めます。大げさに褒めます。そんな文化なので、褒める言葉をたくさん知っていると使えると思いますよ
1)「大したもんだ」
友達がテストで満点を取ったそうですよ。そのことを褒めて・・・
That’s really something. E
このsomethingは辞書で引くと「名詞」のところに「(無冠詞で)大物、けっこうな事、よい事」とあります。
これについては下でもう少し付け加えをさせて下さい。
では、次です。
最近食べたおいしいスイーツの名前が思い出せない・・・と言っている友人
Eclair? No... Creme Bluree? No... Financier? No...
じゃあ、Canele?
2)「それです!」
That’s it! A
なんか会話的にミルクボーイさんの漫才みたいでしたが、こんな風にああでもない、こうでもない、の後に答えを見つけたらすかさず、
That's it!
と言えますね。
若者がSNSなどで「それな~」と相づちを打ちますね。 あれも
That's it!
で、いかがでしょうか。
「その通り」「それそれ」の、ニュアンスは伝わります。
実はこの表現には他の意味もあります。
よく使うものとしては「これで終わりだよ」と何かを締めくくるとき
"That's it?" (それだけ?)
"Yeah, that's it." (うん、それだけだよ)
なんて会話もカジュアルなものでありますね。
ファーストフード店などでの注文の最後の「これで全部です」でもどうぞ、使って下さい。
では最後です。
旅行に友人を誘ったのですが、断られてしまいました。理由を聞いたら・・・
3)「一つには忙しいし、また一つにはお金がない」
For one thing I’m busy, for another I have no money. E
これを学習した会話の内容は覚えておりませんが、2つ理由を述べる場合に、この"For one thing +文~、for another +文・・・」が便利ですね。
ここでForは「理由」のforと考えて大丈夫です。
That's really something
1)で紹介した「大したもんだ」That’s really something. E
ですが、something そのものに「すごい」という意味が含まれています。
辞書の例文では
「彼はFBIの大物だ」
He is something in the FBI.
「すごいじゃないの!」
Isn't that something?
2つめの文は若者が使う(このおばさんも使いますが)「すごくなぁ~い」というあれでしょうか。
でもsomethingを「何か」とだけ覚えていると、「彼はFBIの何かだ?(やばい人とか?)」「あれは何かじゃない?(そりゃあ何かでしょう)」とちょっと訳がわからなくなりますよね。さらに真面目に文法をやった人は、2文目を見て「お!疑問文なんだから、somethingはanythingにしなくちゃいけないんじゃないの?」と考えてしまったり・・・。でも、ここはsomethingのままで変わりません
またこれはNHKラジオビジネス英語で学んだ表現ですが、something elseという言い方で褒める場合もあります。
「君は大したものだ」
You're really something else. V
「大したもんだ」
That's really something else.
You are really something else. とYou are something.との違いをネイティブに尋ねてみようと思います。interchangeablyに使えると思うのですが。
はい、この記事書いてから数日後です。somethingとsomething else は基本的にinterchangeableだそうです。ただ、somethingの場合は、You are something.だけで言わない。必ずYou are really something.としてください、との注意をいただきました