今日の3題です。
今日も声に出して練習していきましょう。
卒業式です。全校の前で英語のスピーチをした友人。とても良かったので・・・
1) 「スピーチはなかなかよかったよ」
jobが入った、最近我々の日本語の会話でも時々耳にする表現を使います。
You did a good job in your speech. E
もちろんYour speech was great!でも大丈夫です。
日本語で「グッジョブ!」なんて言い合ったりもしますよね。
もう少し強調してあげるなら
You did an excellent job!
You did a marvelous job!
と形容詞を変えるだけで、もっと褒めてあげる表現になりますね。
Wow, your speech was just out of this world!
この世のものとは思えないほどすばらしい
言い過ぎか・・・?
いえいえ、英語においては、そこまで言う!という褒め方ありなんですよ。いいんですよ。褒めるべき時は、大げさに褒めてあげましょう!
では、次です。そのスピーチをした友人は、実はステージにあがるとき
2)「ドキドキした」
ここで使う形容詞も、最近カタカナ語で日本語に入ってきています。どうぞ。
I was so nervous. E
そう、「ナーバス」は日本語の会話でもカタカナ語で使いますね。この会話をラジオ英会話で勉強したのは、おそらく1980年代に入った頃。当時は「英単語」でしかなかったです。
これについて、下で付け足しをします。
では3題目です。
3)「お姉さんは偉いので大いに自慢できるのだよ」
助動詞のshould(すべき)を使って下さい。
You should be very proud of your sister. E
be proud of~で「~を誇りに思う」という意味です。
さっき英語では大げさなくらいほめる、と言いましたが、スピーチが良かったというのに続けて
I'm very proud of you!
なんて言ってあげるといいですね。先生が生徒に、親御さんが子供になどでよく使われる表現です。
アメリカのミュージカルドラマで"Glee!"というのがありました。登場人物が歌って踊って泣いて笑って・・・テンポの良い、非常にわくわくするドラマでした。
チアリーディング部の顧問(みたいなもの)のちょっと怖い女性の先生、Sue Sylvesterが、生徒たちがこれから演技をする、という時に放った一言だったと思います。こんなのがあります。
Make me proud!
これは、なんと訳しましょう?「私を誇らしくしてくれ」とは、「がんばって」と訳せるし、「さあ、行ってこい」とか、「しっかりやれよ」「恥かかせるなよ!?」
言い方やシチュエーション次第でしょうか。
また、演技の後、スピーチの後、
You really made me proud!
とすれば、今度は褒め言葉になります。
I was nervous.
実は、今日の表現は全て「NHK英会話」のスキットの一場面から取ってきたものです。高校の卒業式の場面ですが、この英会話の主人公である一家(お父さん、お母さん、高校生の娘、小学生の息子、だったと記憶しています)の会話でした。
お姉さんは卒業式のvaledictorian(総代)としてスピーチをしたので、お父さんが弟にYou should be proud of your sister.と言っていたのです。
さて、緊張でドキドキした、をbutterflyを使って言えるのをご存じでしょうか。
I had butterflies (in my stomach).
お腹の中に蝶々が!しかも複数か~ぃ!
イメージしやすい表現ですね。それくらい緊張しているのですね。
uptightという単語を使っても言えますね。
I get uptight when I make a speech in English.
スキットの中では、「緊張した」とお姉さんが言ったのに対して、この場面でお父さんが
「それは当然だよ」(自然なことですよ)
That’s just natural. E
と言っていました。
さて、卒業式の総代のことをアメリカ人のネイティブに聞くと、高校、大学の卒業式では総代がいますよ、と言ってました。ところがイギリス人のネイティブは、そういう習慣はないよ、卒業式もないよ、卒業証書をもらって、あとは卒業パーティだけだよ、と教えてくれたのです。
ということは、このスキットの舞台はアメリカの町だったのですね