今日も3題やってみましょう。

それでは今日も、口に出して言ってみて下さい。毎日3題、が習慣になるといいですね。

 

 

 TODAY'S
 

教室で先生に向かって、でもいいですし、お友達に対してでもいいです。こんなこと聞いて良いかな・・・と言うとき、ちょっと前置きに使いたくなるこの一言。

 

1)「くだらない質問ですが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Just out of curiosity.  A

 

curiosityは「好奇心」です。out of~は「~から」なので、文字通りには「好奇心から聞きます」のような意味ですね。

 

「くだらない」からstupidを使って、May I ask a stupid question?と答えた方もいるでしょう。それでもいいと思います。

 

"There is no such thing as stupid questions... only stuipd answers. "英語のフレーズでこんなものもありますね。こう言ってもらえると、じゃあ聞いちゃおうかな、とちょっと勇気が出ます爆笑 が、ご用心ビックリマーク

 

Curiosity killed the cat.

なんてことわざがあるようです。「好奇心が猫を殺したびっくり??」→あんまり詮索好きだと面倒に巻き込まれるよ、と言う意味です。ことわざの背景は諸説ありそうですが。

 

では次です。

 

2)「なるほどね」(相手の説明に納得して)

seeを使った表現をご存じでしょうが、senseを使って言ってみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

That makes sense.

 

I see.もちろん、それも大正解です。これも相づちによく使いますよね。でもここでまたmonster登場です。私なのですが、相手が話している間"Uh-huh, I see..Uh-huh, I see..."と「I seeモンスター」みたいになってしまうことがよくあります。えー

 

バリエーションを持たせる意味で、That makes sense.も良いのではないでしょうか。強めて言うなら

That makes a whole lot of sense.

なんていう言い方もありますね。

 

これも「ちびノート」符号がないのは、ドラマで見つけた台詞だからです。例の「NCIS ネイビー犯罪捜査班」の中で、捜査官のBishopが自分が食べているスナック菓子について何やら力説した後、同僚のTonyが"That makes sense."と言っていました。本当の意味で納得していたのかどうかは?ですが。

 

では、最後です。

 

数名で会話をしているのに、なんだか自分だけ長々としゃべってしまった、と思った時に

 

3)「どうも一人でしゃべっちゃって

日本語のカタカナ語にもなっている単語が入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Well, that’s quite a monologue.  E

 

カタカナ語の「モノローグ」はしっかり日本語に入っていますので、「かなりの独り言だった」くらいの言い方になります。これについてもう少し話させて下さい。

 

 

That's quite a monologue

 

会話を独占してしまったな~という時の表現ですが、「会話を独占する」には以下の2つのような言い方もあります。

 

=Sorry for hogging the conversation.

=Sorry for taking over the conversation.

 

hog?「ブタ?」と思った方、正解。でもこの単語には「~をむさぼる」「~を独占する」という意味もあるのですね。

 

hog the room(部屋を独り占め), hog the snack (おやつを独り占め)などはいけると思いますが、hog the market(市場を独占?)言えるのでしょうか?

ネイティブに確認しました。言えるそうです。ただ、monopolize the marketとか、corner the marketの方が、より多く使われるそうです。また、「ちびノート単語・熟語」の方に「貿易独占」trade monopolyがありました。

 

さて、最初のThat's quite a monologue.は、やはり中学時代に聞いていたNHK英会話で、確か週末だけはネイティブとの対話でした。日本人の先生と、ネイティブの方が英語でずっと会話しているのです。当然、私など、10%もわかりはしなかったし聞いていないことが多かったのではないかと思うのですが、このフレーズはなぜか「ちびノート」に残っていました。多分日本語になっている「モノローグ」という語が入っていたのがうれしかったのでしょう。このフレーズはその会話起こしをした(transcribed)会話全文の脇に、注釈でつけてくれてあったと記憶しております。英語ネイティブと延々と会話を続けていく日本人の講師の先生方・・・当時の中学生には、まさに雲の上のお方、魔法使いのようなお方、でした。

Oh, sorry, that was quite a monologue...